発音の誤り
発音の習得
二次的な問題
発音の誤りの原因
発音の誤りをおこす問題
発音指導はいつから
ことばの教室
発達の音
キ音ケ音だけが誤るのは?
言語発達の問題
吃音って
吃音の進み方
吃音の原因は
ことばがでてこないとき
吃音の子どもは
ことばの教室
ことばのもり |
Q.7 ことばの教室ではどんな指導をするんですか?
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A.7
個別の指導
ことばの教室で指導していることは、理解すれば、できるようになるというものではない
からです。
記憶されれば、定着するといった内容ではないのです。
指導を受けにやってくる子どもは、誤っている音は同じでも、その誤り方は一人ひとり
ちがいます。
発音の誤りが改善していくステップもスピ−ドもちがいます。
だから、個別の指導になります。
発音は入学前後に習得されます。
この時期にいくつかの発音に誤りがあって、しばらく様子を見ることで、改善した例も
あります。
しかし、集団の中ですごし、学習することで、2次的な問題がおこることも予想できます。
だから、ことばの教室でおこなっている個別の指導が必要なんです。
その内容は
発音の誤りがいくつかある場合、一番改善しそうな音から指導をはじめます。
教育相談時の検査で
誤りに一貫性のない音(いつも誤っていない音のことです。)、
被刺激性の高い音(正しく模倣できる音のことです。)、
発音の習得していくステップに見合った音
一番気にしている音、
使用頻度の高い音、
明瞭度の下げている音、
を探り、指導のステップを考え、親御さんに伝えます。
親御さんがことばの教室の指導を希望されれば、一つの音に集中して指導をはじめ
ます。
単音で出せるように構音点を模倣させ、誤っている発音を正していきます。
単音での聞き分け、出し分けができることを確認します。
単音で正しく発音できれば、連続音、無意味連続音のリピートや文字カードを自発で
読みます。
ここまでくれば、絵カードのネーミングや説明、音読に取り組みます、
このようにして誤り方のちがう子どもに、その子に応じた方法で、改善をはかっていき
ます。
発音の誤りへの指導
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