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ことばのQ&A
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ことばのもり
 Q.イ 吃音の進み方は?

  A.イ
      
      吃音の多くは、2〜3歳ごろに始まります。
      次に多いのは、就学時期です。
      小学校に入学すると言うことは親にとっても子どもにとっても、大きな期待と
      ともに不安を抱かせます。
      この時期は、2〜3歳の頃から吃音のあった子にとっても新しい生活の中で
      不安、緊張、身体の疲れなどにより、症状に変化が生じてきます。
      この時期の吃音は悪化しやすいものです。
      
      吃音は、次のような進み方をする場合が多いです。
      第1段階
       始まって間もないときは、「ぼぼぼぼくがね」「ぼーくがね」など力まない
       話し方です。
       子ども自身は、吃音に気がついていません。
      第2段階
       ことばがつまって、なかなかでない事が増えてきます。
       子どもは少しずつことばが変だと気づいてきます。
      第3段階
       なめらかに話せないことに気づき、そのことを意識しはじめ、強く欲求不満を
       抱くようになります。
       ことばがつまって出にくいため、ことばを出そうとして、首をふったり、顔を
       しかめたり、足を動かしたりして話すようになります。
      第4段階
       この段階になると、特定のことば、特定の人などに対して話すことを恐れる
       ようになります。
       そして、話すことを避けるようになります。
       また、ますます症状がひどくなります。