発音の誤り
発音の習得
二次的な問題
発音の誤りの原因
発音の誤りをおこす問題
発音指導はいつから
ことばの教室
発達の音
キ音ケ音だけが誤るのは?
言語発達の問題
吃音って
吃音の進み方
吃音の原因は
ことばがでてこないとき
吃音の子どもは
ことばの教室
ことばのもり |
Q.8 サ行の音が発達の音というのは? |
A,8
ことばは、全体の発達があって、その上に習得されていきます。
発音も、唇を閉じ、ほっぺたをふくらまして、一気に呼気を出すことで「プ」の音が作れ
ます。
しかし、サ行の音は、ほかの発音よりも難しいのです。
舌の細かい動きを習得しなければ、出せない音なんです。
|
サ行構音図 |
体の中でも、一番末端の舌先の運動を獲得するのには、時間がかかります。
運動の発達は、大きな運動を獲得し、細かい運動へと獲得されていきます。
走ったり、跳びはねたりして、体全体をつかった大きな運動をしながら、指先や舌先の
細かい運動を獲得していきます。
ですから、サ行の発音の習得は、最後の方になります。
またサ行の子音と、シ音の子音はほんの少しだけ舌先の位置がちがいます。
シ音の子音の方が、ほんの少しだけ後ろにきます。
誤ってあたりまえのように思いますが、この細かい違いをたいていの子は、日常の
生活で習得していきます。
すごいものです。
間違えてあたりまえのような気がします。
サ行の発音練習
|
|