エンジンマウント交換
足回りのブッシュ交換に続いてのリフレッシュ作業、エンジンマウント交換を行った。もちろん、まゆ〜げ氏に手伝って貰いました、何時もあんがと。作業内容は結構簡単だと思うのですが、実際、作業を行ってみると、エンジンにジャッキを当てる場所やマウントの抜き取り、取付け時のブラケットとエンジンブロック側のネジ位置合わせ等が非常に困難でした。ナメて掛かると挫けそうになります。で、作業に必死で余り写真を撮れませんでした・・ だから内容は薄いです。
先ずは何は無くとも車をジャッキUPしてウマを掛け、ホイルを外してアンダーカバーも取り外す。この状態でエンジンマウントとメンバーを連結しているナットを左右両方共取り外す。エンジンが落ちて行かない程度に軽くオイルパンにフロアジャッキを掛けてから、ブラケットとエンジンブロックを連結している3本のボルトを抜く。この時、なが〜いエクステンションが必要。3/8では600mmが最長なのですがこれでもまだ少し足りませんでした。600mm+ディープソケットでギリギリだったので600mm+150mm+ショートソケットくらいが丁度良いと思う。私は600mm+ディープソケットやら600mm+75mm+ショート、600mm+ユニバーサルジョイント等の組合せで外しました。兎に角、長いエクステンションとユニバーサルジョイントは必須です。
写真は600mm+ユニバーサル+ショートソケット
それと、緩めるには可也の力が必要でして、写真のラチェット(FACOMの普通のやつ)では緩みませんでした。まゆ〜げ氏に借りた400mmくらいのブレーカーバーで何とか緩んだという感じ。ボルトが緩む迄にエクステンションが長い所為かジョイント部分が多い所為かブレーカーバーが長い所為か、30度くらい捩れてからようやくバキッ!!って言う音がして緩んだ。最初は工具かボルトが壊れたと思ったよ。
こんな感じで緩める。
言い忘れましたが、ブラケットを緩める作業は片側ずつ行いました。作業を行う前は何故、他所のHPで片側ずつ作業するのか理解出来なかったのですが、やってみて納得した。左右同時にエンジンを上げるよりも角度を付けて片側ずつ上げた方がメンバーとエンジンのクリアランスを広く取れるからなんですね。
ブラケットのボルトが3本とも外れたらフロアジャッキを上げて行き、ブラケットを抜き取ります。何所のHPにも知恵の輪状態で大変と書いて有りますが、それは本当でした(笑)。
知恵の輪と格闘中のまゆ〜げ氏。
外れたブラケットとエンジンマウントASSY
写真右側がエンジンブロック側。右側からエンジンブロックと連結されているブラケット、エンジンマウント、エンジンマウントの受けの順。写真には写って無いが、エンジンマウントの受けからエンジンブラケットから生えているボルトが貫通して出ており、それとメンバーが繋がる構造。
この状態から中のエンジンマウント部分だけを交換する。その為にブラケットとエンジンマウントを分離する必要が有るのだけど、ただでさえ写真中央に少し写っているナットが硬いのに、ASSY状態では座りが悪くて、上手く固定出来なくて力を掛けれず、緩まない。固定の為に普段はマーチの車止めに使っているコンクリートのU字側溝をひっくり返して、そこの溝へ嵌め込み固定した。
硬いっす。
外れたら新しいマウントと交換して、ブラケットとエンジンブロックを繋ぐ。サラッと書いてるけどこの作業が一番困難でした、ネジ穴が中々合わなくて本当に大変でした。ジャッキの位置を何度も微妙に変えたりしながら何とか終了。同じ作業を反対側も行ってからマウントとメンバーを繋ぐナットを締めて終了です。
私の車はHKSのエキマニが装着されているのですが、ユニバーサルジョイントを使用する事によりエキマニは外さずに作業出来ました。ノーマルエキマニや他のエキマニではどうなるかは分りません。また、インマニ側はインマニステーと共閉めの箇所が有り、穴位置合わせが余計に面倒でした。
外したエンジンマウント。
薄っすらと、しかし可也長い範囲に渡って切れていました。ドライバーでこじると亀裂の深さはマウントの半分くらいにまで有り、換えて良かったと思わせる状態。完全に切れている車両も多いそうなので10万キロ走行の割にはまだマシな状態?
こんな状態のエンジンマウントからマツダスピードの強化マウントに交換した感想は日記にも書いたけど、「余り変わらない」だった。確かに体感出来るほど変わるのですが・・・ 正直、期待程では無かった。期待が大きすぎたのか??
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