Cool running

NA6CEロードスターのページ
HOME | 日記 | BBS | 忍者 | Roadster | March |Garage |link | mail |
ECV装着
ブッシュ交換
アライメント調整
パネルボンド補強
Engマウント交換
デフマウント交換
コニASAに交換

デフマウント交換

足回りのブッシュ交換、エンジンマウント交換に続いてのリフレッシュ作業、デフマウント交換を行った。もちろん、まゆ〜げ氏に手伝って貰いました。何時もあんがと。

当然、車をウマに上げて作業するのだけど、持っているジャッキではウマの一番低い状態の高さにしか上がらない。今までの作業ではそれでもさして問題は無かったのが、デフを積み降ろしするには少々高さが足りなかった。体の向きを横に90度回転させる事も出来ない姿勢で2人掛かりとはいえデフを持上げるのは非常に苦しい。まぁ、非力な私でも何とかなったけどね。なのでこれからデフ積み降ろししようとする人は何か工夫でもして出来るだけ車を持上げた方が良いと思います。
それと今回はPPFは完全には外さなかった(外せなかった)。理由はミッションOILを抜いていなかったのでスピードメーターケーブルを外せなかったから。デフ側は当然全て外したがミッション側はボルトをPPFが落ちてこない程度まで緩めるだけで作業。デフを降ろすだけならこれで十分作業可能だった。あと、プロペラシャフトもミッションに付けたまま。

最初にマフラーやら、ロアアームバーやらを外す。 次にPPFは完全に取り外さないが大きく位置を動かすのでPPFに固定されている配線を外す。外し方は簡単で、PPFに突き刺さっている部分の先をラジペンでつまめば外れる。
この白い爪をつまめば後に抜る。
プロペラシャフトを外さないと前の方の爪にアクセス出来ないが、前はそれほど動かないので付けたまま。爪以外でも1箇所アースが10ミリのボルトで取り付けられている。

次にミッションの下にジャッキを当ててからミッション側のボルトを緩めておいて、デフ側のPPFとデフを繋いでいる2本のボルトを緩めて抜く。
 このボルトが結構堅い〜

中に入っているスリーブの関係で前側のボルトを抜くのに苦労したりもするらしいのだけど私のはスンナリ抜き取れた。10年車の固着のお陰だろうか?ちなみにマニュアルではスリーブを保持する為にM6のピッチ1mm(特殊です)と言うボルトをデフの横より指し込んで保持するとなっている。←苦労しなかったので構造を理解しようとすらしてないので嘘を言ってるかも?
ボルトは前側と後ろ側で違う部品、一目見れば違いは分るので外した時に確認しとけばOK。

ボルトが抜けたら前側のボルトが刺さっている所のスペーサーを抜き取る。細めのマイナスドライバーでフランジ部をコジって少し浮かせてからまゆ〜げ氏考案のダブルスパナ攻撃で抜取る。
 均等にコジって少し浮かせる。


 これがダブルスパナ攻撃。簡単に外れる。


で、スペーサーが抜けたら今度はデファレンシャル・マウンティング・スペーサーなる物を外す。上の写真でPPFとデフ本体の間に写っているやつ。前後2本のボルトでとまっている。 さっきのスペーサーはPPFを貫通してこの中に入って、この2つを固定している。
これでPPFとデフはフリーに。エイッと横にずらせばPPFがはずれる。

次にプロペラシャフトとドライブシャフトを取り外すのだけど、組立て時に同じ位置で組立てる為にフランジ部にマーキングを行う。プロペラシャフトはデフ側を外すだけでOK。(但し、油断してるとシャフトがミッションから抜けてくる。)
ドライブシャフトはナット緩めてもスペース的にデフから抜く事が出来ない(多分組付け時にも差込めない)ので片側のアッパーアームを一旦バラしてドライブシャフトの逃げを作ってから取り外す。
 この状態でナックルごと倒して引抜く。
片側だけ抜ければデフを降ろしながらもう片方を抜く事が可能。組付け時もその逆で片側をはめつつデフを固定して後からもう片方を差込む。

これでやっとデフを降ろす事が出来るぅ〜
デフにジャッキを掛ける。右のドラシャはまだ付いたまま。
ジャッキをデフに当ててからデフをマウントに固定しているナットを緩める。メンバー→デフ→ブラケットの順で片側3箇所のナットで固定されている。まぁ、ここは見れば分るでしょ、きっと。これからの作業は余り余裕が無くて写真を撮っていないのだ(笑)
残っている方のドライブシャフトを抜きつつジャッキを下げてデフを降ろす。デフが転がると怪我をすると思うのでちょっと真剣に作業しましょう。
で、
デフが降りたました。

デフマウント交換はデフマウント交換編でやるので置いといて、次に苦労するのがデフをメンバーに固定する作業である、メッチャしんどい。一人じゃ絶対無理、和歌山弁で言うと「でったい無理」である。まだ高さに余裕が有ればデフを体の上に乗せつつ固定位置まで移動とか、車の下で先にジャッキに載せたりする事が可能なのだろうが、上にも書いてある通り体を横向きにする事も出来ない状況では非常に苦しかった。結局、気合で一瞬自分の横に有るデフを斜め上に持上げている隙にもう一人がジャッキを差込む事で解決した。NA8のデフなら諦めていた事でしょう。
組付け中
組付けは微妙な位置調整が必要なのでジャッキを2つ使いました。ジャッキを一つを下に掛ける事が出来てしまえば後はデフが倒れないように固定しているだけで良いので楽です。
さぁ、後はバラしたの逆の順で組立てるだけ。(笑)

デフマウント交換編へ

△top