金魚が呼吸するたび、またフンや尿からもアンモニアが排出されます。 アンモニアは金魚にとって猛毒ですので、そのままだとアンモニア中毒になって しまうのです。 ろ過する、と言うのはフンやゴミを取り除くという意味もありますが、 重要なのは生物ろ過です。 これは、ろ過フィルターなどにバクテリアを繁殖させて、有害なアンモニアを ほぼ無害な硝酸塩にまで分解してもらうことを言います。
新しく金魚を飼い始めた場合、バクテリアが全くいない状態からのスタートです ので、アンモニアは、たまり放題です。 ろ過バクテリアがしっかり繁殖するまで(大体1ヶ月程度かかる)は、 金魚は毒水の中で試練の生活することとなります。 この間は、なるべくこまめに水換えをして、餌は極力少なく、が基本です。 さらに、飼い始めの1週間は餌は与えないのが良いです。
アンモニア中毒かもしれないと言った理由… なんとなくでも分かっていただけましたか? これからの対処としては、2〜3日おきに3分の1程度の水換えをして、 (このとき、水温を合わせて、カルキを抜いてください) 餌は1週間抜いてください。これだけでも、毎日のように金魚さんが死んでしまう 事態は避けられると思います。 毎日、金魚さんたちを眺めて、ヒレがピンと立っているか、元気よく泳いでいるか 体の表面に異常はないかを見てあげてくださいね。
金魚すくいの金魚は、ポイで追いまくられてとても弱っていることが多いです。 しかも、少ない酸素でたくさんの金魚が詰め込まれている為に、病気にかかって いる可能性も高いです。 家に持って帰ってもすぐに死んでしまうのは、そういった理由もありますので、 ようこさんが悪いわけではないと思いますよ。^^ これから、残った金魚さんたちをかわいがってあげれば、それでいいと思います。 しばらくは水換えなどが大変ですが、頑張ってくださいね。 |