言語性を伸ばす指導
教科書を使って
教科書教材2
1年の「みんなで とんだ」から
いろんな子どもがいます。
その子どもたちに、教材の理解を確かめる方法はいくつもあります。
音読後に
順番に問う
だれが とんだの?
かえるが どうしましたか?
かえるが どうしたんですか?
かえるが みつけたのは 何ですか?
逆に問う
あおい うみを みつけたのは だれですか?
どうして みつけましたか?
一度に問う
だれが どうしたんですか?
何を どうしたんですか?
いろんな子どもがいます。
その子どもたちに、教材の理解を確かめる方法はいくつもあります。
・順番に問うことで、理解を確かめる
・逆から問うことで、理解を確かめる
・一度に問うことで、理解を確かめる
同じパターンで問うていると、答えることに慣れてきます。
どう答えるのか、わかってきます。
文章のどこを見ればいいのかわかってきます。
問いに対する答え方がわかります。
「だれが?」には、文の「が」の上にある人を答えればいいこと、。
「その人がどうしたの?」には「が」の後に続くことばを答えればいいことに気づくでしょう。
気づかなかったら、そのことを教えます。
この「問う」ー「答える」を繰り返すことで、「だれが どうした」の文の構成を理解していきます。
書きことばで表されている文章をイメージしやすくなるでしょう。
イメージしやすくなると少しずつ理解も進んでいくでしょう。
さらに、ちがうパターンで問い、答えることで、イメージがはっきりとし、理解は深まっていくでしょう。
他には、
・挿絵を見ながら、問い、理解を確かめる方法
視覚的な挿絵を使うことで理解しやすい子には、有効でしょう。
・読み聞かせて、本を閉じて、問い、理解を確かめる方法
短期記憶をのばしたい子には、有効でしょう。
・答えを書かせてみて、理解を確かめる方法
問いへの答え方を教えたい子には、有効でしょう。
・動作化させてみて、理解を確かめる方法
書きことばを身体表現することで、理解は深まるでしょう。
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