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8. |
頭痛 |
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西洋医学では、慢性頭痛の80%は @血管性頭痛(偏頭痛)であり、次いで、A緊張型頭痛あるいは両者の特徴を兼ねた混合性頭痛であり、一部に三叉神経痛,後頭神経痛があると考えております。
偏頭痛は、脳の血管が痛むタイプであり、緊張型頭痛は頭や首の回りの筋肉が痛むタイプで最も一般的な頭痛であると考えられております。
東洋医学では、ハリ刺激を与えることにより“気が流れる経絡”と言う目には見えない、組織の流れを良くする為に痛みを止めると考えられています。
当院の患者さんの評価では、ハリ治療はどの部位の頭痛にも即効性があるので、治療が大変楽しみであると話されております。 |
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当院の治療 |
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(1) |
東洋ハリ医学会流の本治法により体力増進を図ります。 |
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副腎(疲労回復・腎虚・内分泌とも呼ぶ)処置によるステロイドホルモンの増強により体力増進を図ります。 |
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(3) |
血管運動神経活性化処置により頭頚部の血流改善を図ります。 |
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(4) |
精神神経処置により頭部の血流改善を図ります。 |
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患者さんの中には、西洋医学が想定していない前頭部(眉毛の上部から額の頭髪・生え際の少し上部あたり)の頭痛を訴える方がおられますが、その多くは「うつ病」等の精神神経と因果関係あるようです。このため、一般の頭痛薬では鎮痛効果が無い様であります。
当院の前頭部痛は、「うつ病の治療」欄で説明しておりますが、足の陽明胃経という経絡のトラブルが精神神経関係の病気と深いつながりがあるとされており、その経絡の流注が前頭部を巡っているために前頭部痛が発生するのです。 |
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頭頚部の経絡図(額、生え際のこげ茶色ライン=陽明胃経) |
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