医療法人 小原クリニック 泌尿器科,内科

アサガオ

 「院長の独り言」は、しばらく休憩し、「花のたより」を掲載します。


 朝顔に つるべとられて もらい水


  真夏の朝、庭の井戸辺に瑞々しく咲いているアサガオが目に浮かぶ加賀千代女の句ですが、今回はアサガオに登場していただきます。
 アサガオはヒマワリと並ぶ夏の花の代表ですが、その印象はヒマワリとはだいぶ違います。
 ヒマワリが夏の元気なイメージを、陽性のイメージを表現しているとしたら、アサガオの方は、一瞬垣間見せる夏のはかなさ、陰性のイメージと言えるでしょうか。
 アサガオの特徴はいろいろあります。
 例えば、ツル性である。色が豊富。種を採りやすいなど。
 なかでもアサガオが愛される一番の理由は、「育てやすさ」という点にあるのではないでしょうか。小学校の理科の時間などに、誰もが一度は育てた経験があると思います。普通に水やりさえしていれば、それなりに咲かせることができます。私も小学校のころ、素焼きの鉢植えに、アサガオの種を蒔き、芽が出てくれば、棒をさすだけで、独りでに蔓が巻き、きれいなアサガオが咲いた記憶が残っております。

 さて、アサガオは、誰でも簡単に花を咲かせることのできるのですが、しかし、立派にたくさんの花を咲かせる方法はあまり知られていません。
 どうするのかというと、種を植えると、双葉が出て、ツルが巻きつきます。そして花が咲きだします。このときに、せっかく伸ばしたツルを摘み取ってしまうのです。その結果、葉の脇から芽が出て新しいツルになり、いっそうたくさんの花を咲かせる事が出来るのです。
 ご存知でしたか。そういえば、私の祖母がツルを摘み取っていたことをうろ覚えに記憶しておりあす。
 園芸で「摘心」とよばれている技術だそうです。
 これは考えてみると、私たちの生き方にも参考になるようです。人は必ず自分に身についた生き方をもっています。それは友達づきあいであったり、仕事のやり方にあらわれたりします。人は必ず自分が誇りに思っているものを心の中にコッソリ持っています。
 それは自分の容貌であったり、体力、知的能力や性格であったりします。大好きな趣味や、大切にしている物も同じかもしれません。
 アサガオの自慢げに伸ばしたツルを切るように、時には自分の得意なところを捨てることが大事なのではないでしょうか。これまでの付き合い方や仕事のやり方を変えることも必要なときがあるはずです。
 今まで縁がないと思い込んでいた趣味やファッションに、新たに手を出してみることもいいことかもしれません。
 そうする事でもっと素敵な、新しい自分を創る事が出来る。そんな気がします。
 真夏の早朝、たまには少し早起きをして外に出てみましょう。意外に涼しく、気持ちがいいことに気がつくはずです。庭を見れば、アサガオの花があなたを迎えてくれます。これは夏の楽しみの一つです。
 そして、今年の夏はアサガオを愛でるだけでなく、さあ、その長く伸びたツルを思いきって摘んでみませんか。
 自分の人生をより、生き生きさせるためにも。
                       



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