医療法人 小原クリニック 泌尿器科,内科

医者の医者ぎらい

 オレは、一応、国から認可を受けている医者だ。

でも医者嫌いだ。

医者にかかるのは、大の苦手だ。というより自分が罹る病気は、極めて恐い。

病気になったら、どんな処置をされるかが、概ね、解っているので、ことさら、医者に掛

かるのが恐い。

これもオレが言っては何だが、殺生与奪の権を有する医者は、あたかも閻魔大王の如きで

ある。

採血、点滴、麻酔、手術・・・どれもこれも恐い物だらけ。

だけど、オレにとって、究極は、歯科だ。

こんな表現をすると、友人の歯科医に叱られるが、歯の治療は、ドリルで歯にガリガリと

穴を開けたり、ペンチで歯を引っこ抜いたり、物を食うと外れちゃう差し歯など。

不安と恐怖が強烈に残っていて、医療というより、土木建設事業のような気になっちゃう。

とはいえ、歯が痛くなると友人に緊急、携帯連絡。

ほとほと、自分勝手なものだ。

元を糾せば、永久歯が生え揃った頃、上の前歯2本に広い隙間があったので、小学校6年

のとき、おかんの一存で、この隙間を金歯で埋められた。

以来、これがオレにとって、最もダサく、トラウマ的産物であった。

このトラウマ的産物がガタツキ始めたのが4年前。

何とか、ごまかしでやり過ごして来たが、その周りの歯まで、がたついて来たので、背に

腹は変えられず、友人に携帯連絡。

6ヶ月を掛けて、修復、突貫工事をして頂き、永年のトラウマを解消した。

しかし、この突貫工事の間、鮫がどんなに羨ましかったか。

鮫の歯茎は、2重、3重になっていて、歯が折れても、内側の歯がせり出して来るとか。

ともあれ、これがオレの突貫工事の最後であってくれ。

そして、ノーベル賞を受賞された山中教授に是非とも、歯の再生医療をお願いしたい。

オレだけでなく、地球上の全人類が肉体的にも、精神的にもどんなに助かることか。

よろしく。

最後に、野阪先生、ゴメンナサーイ。大変、感謝シテイマース。


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