医療法人 小原クリニック 泌尿器科,内科

ザ クロスビー

 学生時代、硬式テニス部に入っており、全くといっていいくらい下手でしたが、練習だけはよくやったと思っております。ただ、ゴルフ好きだった父親が自宅の庭に練習場を作っており、小さい頃からゴルフには慣れ親しんでおりましたので、テニスに輪をかけてゴルフの練習をしました。 3年生のとき、テニスの夏合宿前にゴルフをしこたまやって真っ黒に日焼けをして、合宿に参加しました。当時の主将が現奈良医大泌尿器科教授の平尾先生で、「よう焼けてるな。よう練習したんや!」、私は「はい」と答えますと、平尾さんは「右手見せてみ」。そこで、マメだらけ右手を出しますと、私の頭をポーンと張られました。テニスだけの練習なら、左利きの私の右手にマメがあるはずがないのです。

 そんな昔のことを思い出しながら、「ザ・クロスビー」というゴルフのお話を寄稿させて頂きます。

 1年ほど前に、時間待ちで立ち寄った書店で、夏坂 健著「王者のゴルフ」という本だったと思いますが、拾い読みしましたところ、ゴルフに関する興味深いことが随筆的に書き下ろされていましたので、記憶をたどってその一部をご紹介致します。

 クリスマスになれば、巷でよく聞く「ホワイト・クリスマス」を大ヒットさせたビング・クロスビーは、単なるゴルフ愛好家だけではなく、全英オープンゴルフ選手権に出場した実力者でもあります。自宅と別荘に練習用のバンカーを造り、休日には、砂塗れになってバンカーショットの練習に明け暮れたそうで、かのアーノルド・パーマーにプロより上手なバンカーショットと絶賛されたエピソードの持ち主です。

 このとんでもないゴルフ愛好家・クロスビーは、毎年、カリフォルニアのモントレー半島にある名門ゴルフ場・ペブルビーチGCなどでアマとプロが参加して競うトーナメント(通称:ザ・クロスビー)を主催し、彼が没した現在でも、アマ、プロを問わず、ザ・クロスビーは、出場したい人気No.1のUSPGAのトーナメントであります。

 このトーナメントに招待された有名芸能タレントやスポーツ選手のうち、最も人気を浴したのがフランク シナトラ一家だそうで、押しかけて来たファンにとって、1番ティに登場するタレントへのインタビューが最大のお目当てとのこと。

 「今のお気持ちは?」と尋ねられた喜劇俳優のジャック・レモンは、かねてから口の中にしのばせておいたビニール製の心臓を口から取りだして、「もうドキドキだよ。」と周りを爆笑の渦に巻き込んだそうです。

 「一緒にラウンドするのは、ニクラスですが、どんなplayを?」と尋ねられたポール・アンカは、

 「1番ホールのフェアウェイを指さして、a・n・d it’s m・y way・・・・」と声高らかに歌い、やんやの喝采を受けたとか。(名曲「my way」は、ポールが低迷しているシナトラに、既存のシャンソンを作詞、編曲して、プレゼントした曲だそうです。)

 「あなたのハンディキャップは?」と尋ねられたサミー・デービスJr.は、「おれのハンディキャップ? そりゃー黒人ってことよ」と。

 「ディーン、君の得意クラブは?」と質問された酒浸りのディーン・マーチンに至っては、酒臭い吐息で、

 「ナイトクラブさ」と。

 などなど。

さすがシナトラ一家。

 晩秋の夜長に、「からっとしたカリフォルニアの晴天の下、こんな愉快な面々と一緒にゴルフ」を思い浮かべながらの一夜は、ゴルフ好きにとって、たまらない夢物語ではないでしょうか。



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