医療法人 小原クリニック 泌尿器科,内科

幼児体験

 

 (今回の院長のつぶやきは、字数が多くなりますが、お時間があれば、目を通して下さい。)

 幼児ではないですが、児童体験のすごさ第2弾です。
院長のつぶやきで、動物嫌い、ことに猫は、大の苦手と書きました。
確かに猫は、大嫌いで、生理的に受け付けられません。
ところで、猫以上に私にとって、とんでもない動物がいます。

 ヘビです。

 勿論、ヘビが平気な人より、苦手の人の方が、屹度いや絶対、多いと信じています。
ヘビは、古代エジプトの昔から幸運と体の無事のお守りと崇められ、日本医師会のバッジにもヘビが薬匙に絡んでいるポーズを用いていますように、ヘビは古来より、重宝されている動物のようです。

 でも、私は、ダメです。
そもそも私のヘビ嫌いは、小学校4年の春休みに始まります。
その小学校4年の春休みまでは、ヘビには何の抵抗もなかったのですが、あるとんでもない出来事を切っ掛けにヘビトラウマが始まりました。

 その出来事については、後で述べるとして、私が結婚するまで過ごした実家(御所市)の歩いて10歩ほどのところに白龍神社という小さな祠のお宮さんがありまして、太い縄代を巻かれたサイカチという巨木があります。
そのご神木の一部が朽ちて、中心部が空洞化しております。
その空洞部分に白龍さんが時々お越しになるという言い伝えがあり、そのお宮さんを「みいさん」と呼んで、近所の守り神として町内全戸で、現在もお祀りしております。
小さい頃、みいさんは、かくれんぼや探偵団ごっこなどの遊び場所で、日が暮れるまで遊んだものです。

 ある時、かくれんぼで隠れようと中に入ろうとした時、白龍さんが神々しくとぐろを巻いて、鎮座されているのを発見しました。
そこで、遊び仲間を呼び集め、見に戻りますと、白龍さんはすでに姿を消しておられました。
そのようにヘビには無頓着であったはずの私に、小学校4年のぽかぽか春日よりの日に事件が起こりました。

 御所市の玉手というところに古墳があり、ここも恰好の遊び場所で、近所の悪がき数人と何時も通り遊びに行きました。
ここには約5mくらいの石垣があり、この石垣を登る速さを競うのが楽しみで、皆、無我夢中で登り降りしておりました。
事件が起こったその日、私も無我夢中で登り、そして降り始めて、ふと目の前の石垣をみると、石組みの間のそこかしこに多数のヘビがこちらを向き、赤い舌をペロペロ出しながら、私を見ているではありませんか。
ビックリ、仰天、石垣を下まで滑り落ちました。
そして、更に、友達と自転車の二人乗りで帰る途中、地道のど真ん中に大きなヘビがとぐろを巻いているではないですか。
二人とも見事に転落して、田んぼの用水路にどぶん。
60年近く経った今でもその石垣のヘビ、とぐろ巻いた大きなヘビのシーンが瞼に浮かびます。

 読者の皆さん、想像して下さい。
びっくりするどころか、卒倒しそうになるでしょう。
まさにヘビトラウマです。
ヘビにとっては、冬眠からそろそろ寝覚めようかという状況であったのでしょう。
そのようなヘビトラウマの私に、最近、また2事件が起こりました。

 一つ目の事件は、診療所で起こりました。私は、いつも診療所には一番にやってきます。
ある朝、待合の窓を開けようとした時、黒い縄のようなものを発見。
よく見ると、縄の正体は、カラスヘビではないですか。パニックです。
ヘビを除去しなければ、診療どころではありません。
しかし、どうしようもできません。
臨時休診にすることも頭に過ぎりました。
ただ、その日、尿路造影の検査があり、友人の技師さんにお手伝いをお願いしていましてので、彼に「ヘビ、大丈夫?」と携帯で連絡したところ、「好きではないけど、追い出せると思う。」と。
でも、彼は、今、家を出ようとしているところで、診療所まで15分はかかると。
さて、その間、黒いヘビがどこへ行くかを見張ってなければならない。
パニックどころではありません。
「苦しきときの神頼み。」チラッと見ては、「動かんといて。頼むから。」と呪文を唱えること、数十回、ラッキーなことに、黒いヘビは、ほとんど動くことなく、ほぼ同じ場所でおられ、やっと友人が来てくれました。
排除作業完了の報告を受け、安堵して、その日の診療を終えられました。

 二つ目の事件は、ゴルフ場で起こりました。
5年前の6月のある日曜日、奈良柳生CCの月例会で昼食を済ませた後、10番ホールでの出来事です。
当時の私のヘッドカバーは、毛糸の編み込みでしたので、その中身を手で感じ取れます。
そこで、私のゴルフバッグから1番ウッドを取り出した時、いつもと違う感触を触れました。
シャフトとそれより太いものの2本感じ取れました。
ここまで言うと、今回のテーマからお解りのように、へビがシャフトに回り付、ヘビの頭がヘッドカバーの中に入り込んでいたのです。
ご想像の通り、当然、私は、パニック状態に即、陥ってしまいました。
世の中には、すごい人がいるもので、同じ組のSさんがヒョイとヘビの首根っこを捕まえて、シャフトに回り付いているヘビを外し、ティーグランド近くの林の中にそっと置きに行かれました。
この光景を10人近くの方々が見ており、拍手喝采で、Sさんは「運送屋がヘビを怖がっていたら、商売にならへん。
ヘビを届けなあかんこともあるし、荷台にヘビがおることも時々あるからな。」と平気なもので、何の動揺もなく、残り9ホールを回られました。
勿論、私は、スコアがどうのこうのという問題ではなく、ヘビの頭を握った感触が手に残り、クラブを握ることすらままならぬ状況でした。
それに反して、Sさんは、その後、好調で月例会を優勝され、さらに年末のグランドマンスリーでも優勝を勝ち取られました。
まさにヘビ様のご恩徳でしょうか。

 そんな訳で、ヘビに関しては、上に書いたエピソード以外にもっともっとあります。
例えば、中学生の頃、夏休みに昼寝で目を覚ました時、家の梁に巻きついた青大将を発見、勿論、パニックと酷い頭痛に襲われてことなど。
幼児体験は、本当にすごいものだとヘビを見る度に痛感します。
きっと誰でも幼いときの経験、体験が、多少也とも自分の人生に影響があろうかと存じます。
私の場合、この職業に就くことには、殆ど影響のなかった体験ですが、小さい頃の体験が自分の生き様や社会に大きな波紋を持ち掛けているニュースが耳目に飛び込んで参ります。
私の孫を含め、現在の子供たちがよい方向に進めるような幼児体験を是非、経験するよう祈願します。

 最後に、冒頭にも書きましたように、ヘビは医学の守護神で、日本医師会の徽章にもモチーフされています。
でも、私はその徽章を持っていません。
ヘビ嫌いを脱却する第一歩として、早速、購入しようと思っております。
奈良県医師会・塩見俊次会長、ゴメンなさい。

                    医療法人 小原クリニック  小原壮一



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