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選び方
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物やサービスには様々な価格帯があります。
同じ使い方をするものが、
100円均一などで売っていたり、量販店、百貨店、また専門店で売ってあったりします。
サービスだって、手頃な値段や、高額な値段のものがあります。
刃物の場合も同じで、
価格帯に差がありますし、他の商品同様、多くの種類があります。
どうのようにして選べば良いのか、迷われている方もいらっしゃると思いますので、
当店にお越し頂いたお客様に伝えさせて貰っていることも踏まえて、文章にしました。
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用途
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刃物選びで肝心なのが、
何に対して使うのか、ということです。
それを間違えてしまうと、
使い難かったり、壊れてしまったりするからです。
刃物は形状が似ていて、同じように見えたりもしますが、違いがあります。
わからない場合はもちろんのこと、わかっている場合でも、
お訊きになられるようにして下さい。
信頼出来るお店なら、丁寧に説明してくれるはずです。
万能な刃物はなく、それぞれ特色があるので、良い点と悪い点も伝えてくれるはずです。
そうすると迷ってしまわれたりすると思いますが、
そのときはお勧めされている刃物を購入して下さい。
その時点で信頼出来るお店だからです。
逆に、
良い点だけを伝えたり、きちんと説明してくれないお店
は避けた方が良いと思います。
お客様がご使用になったその先のことまで、考えていないからです。
後、使い方やメンテナス、注意しなければならないことを、ついでに訊いておくと良いです。
答えてくれるはずですし、安全面や長持ちに繋がります。
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使用頻度
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どれくれい使うのか、
どれくらいの期間、使おうとしているのか、
を考えて下さい。
日数や時間、年数を簡単にで構いませんので、頭に思い浮かべてみて下さい。
毎日だったり数日置きなのか、一年に一回なのか、
使用時間は半日なのか、三時間ぐらいなのか、十分ぐらいなのか、
一年ぐらいで買い替えるのか、十年は使おうとしているのか、などです。
値段の高いものは切れ味もそうですが、長持ちもします。
値段の安いものは切れ味が鈍かったり、耐久性が劣ります。
その具合を見極めると、適切な刃物を選んで頂けるはずです。
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価格
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刃物の種類にもよりますが、
切れ味の鋭さや耐久性は値段に応じて比例するので、
ある程度の値段を出されることをお勧めします。
当店には職人向け(プロ用)の刃物も置いてありますが、
一般の方に向けて置いてある刃物でも、
驚かれることがあります。
普段、目にしている刃物と比べてしまうからです。
ただ、それ以下の値段になってしまうと、
切れ味が良くなくて長持ちもしません。
快適に使用し続けて頂く為にも、最低限ここまで、という価格になってしまいます。
価格は正直なもので、
流通や仕入れの関係で上下したりしますが、大幅に変わったりすることはありません。
使われている素材や、製造行程が異なるからです。
安価なものには安価なものなりの、理由があります。
それと、値段の高い刃物ほど切れ味が良いし、長持ちするから、と
高額過ぎる刃物を購入するときは、
少し考えてからにして下さい。
極端に高い刃物は、職人さん(プロ)に向けて作られたものです。
扱いに技術を要したり、管理が難しかったりしますし、
そこまで出す必要性はないかも知れません。
せっかく購入したのに、使い物にならなくなっては元も子もありません。
ある程度の値段を出せば問題ないので、
扱いに慣れてからの方がよろしいかと思います。
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アフターケア
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出来れば、購入した後も面倒を見てくれるお店をお勧めします。
店舗によって、自店でなさっているところ、問屋さんに出されているところと様々ですが、
研ぎ直しや修復をして貰えることが重要です。
電動工具やエンジン工具にも言えますが、
使い捨てではない刃物は、切れなくなったり不都合があったとしても、
直せるからです。
そうでないところで購入すると、
問題が発生したりすると、再び探さなくてはいけなくなります。
購入した後も安心して使えるように、
その点をご念頭に置いておいて下さると幸いです。
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