目立て 目立ても研ぎと同様に、用途に応じた刃の付け方があります。 鋸には縦挽きや横挽き、枝打ちなど、刃の形が違うものがあり、 対象物の硬さや繊維の多さ、向きなどによって ヤスリの入れ方や仕上げ方が変わっていきます。 チェーンソーやチップソーもメーカーさんによって角度が違っていたり、 木材や草、コンクリートなどの対象物によって、 どれも研磨の仕方が異なります。 基本 目立ての基本となるのは、 同じ個所を、同じ角度で正確に研磨することです。 その為に磨る動きを身体に染み込ませる必要があります。 さらに、研磨する対象がわずかでも動いてしまうと、 切れ味は落ちてしまいます。 ブレたりズレたりすることによって刃先を捲るような形になってしまい、 鋭さが損なわれるからです。 専用の道具や機器を用意しなけば、きちんとした目立ては出来ません。 感覚 研ぎと共通しますが、 目立てをするには刃物の状態を見極める眼が必要です。 刃の形状や傷み具合を把握して、新たに作り直さなければならないからです。 さらに眼だけでなく、指先から感じる手応えも重要になってきます。 削り具合を、抵抗や反動から読み取らなければならないからです。 トップページへ戻る 先頭へ戻る