
笹ゆり日記2002
☆ 1月〜3月頃
町花笹ゆりの復活にむけて資金の調達に真柴さん・勇川さん等役場のスタッフ協議中です。期待はしたいが、確約で
きずお口もぐもぐです。
☆ 4月5日
笹ゆりの担当が企画創生部地域活性課に替わり、町のイメージキャラクターとして、「笹ゆり姫」を誕生させ、物語づくり
や、PRする地産品づくりがはじまるようです。
宝くじの助成金申請の見積もりを頂くが、真に継続活動につながるかどうか不安。
☆ 4月6日
交流館でFAの会の総会です。昼休みに荒井先生と伊東さんとの3人で打ち合わせです。先生からは継続できる活動
にすべくしっかり考えなさいとのアドバイスです。そこへ、貝田夫妻が声をかけて来るという出会いがあり、種を頂ける様
お友達に話すという展開です。奈良県産の種で取り組めるのです。時と人との出会いは神の世界の仕組みと思っている
智栄子さん、誰かに背中を押されているようです。
☆ 4月8日
里親さん達から萌芽の知らせが喜びの声として届き始めました。そこで、荒井先生に広報誌に1年間笹ゆり日記掲載
の原稿依頼、毎月の管理を中心にした記事(100字〜200字程度のコーナー)をお願いする。原稿料についてはボラン
ティアでお願いしました。役場からもお願いしていただき6月号から開始決定。
☆ 5月20日
4月3日に3本の萌芽、4月25日には56本と蕾の付いた2本、貝田さんから3本頂いて今年開花する5本の内の1本
が咲きました。
☆ 5月30日
奈良県農業技術センターにて、笹ゆりの里親研修、参加者19名
笹ゆりの花の6枚のうち3枚がガクで3枚が花だったとは始めて知りました。そして、枯れる直前に地上部の栄養分
を球根へ移すのだそうです。
帰宅後吉野まで笹ゆりの種の採取のため出かけ、4ヶ所確認2ヶ所は群生地でしたが秋まで無事にいてくれるので
しょうか?
☆ 6月15日
荒井先生と花と緑の会のメンバー10名が、貝田夫妻の案内で笹ゆりの庭拝見です。
この庭には種から育った3年目〜全部揃っているのです。ただただ感動です。種から花までの6年のサイクルが揃って
いる所を、上牧に数ヶ所創る事が目標なのだと語りかけてきます。昨年の秋に採取された種をひとりに1〜2個頂いて帰
りました。
☆ 6月24日
4月15日に提案して、5月1日の校長会にて検討いただいた子供たちと笹ゆりとのかかわりについて、第2小の島田
校長先生が引き受けて下さり、教育委員会、地域活性課のスタッフと訪問、パイプハウスの設置について協議しました。
平成2年の4月から毎週花の活け込みボランティアをしていましたので、縁の不思議を感じています。
☆ 10月19日
5月25日、5月30日、そして、今日が3回目です。荒井先生に笹ゆりの育成環境として、どの場所が良いのか見て
いただく為です。第2小、庁舎前、森田宅、そして浄安寺の住職さんには笹ゆりの育成についても説明いただきました。
5月25日には荒井先生と地域活性課の池内課長さんとの出会いもあり、そのときに里山公園構想について先生より
提案がありましたので、町内を歩く時、東向きで傾斜があって水はけが良い所を探しながら歩く癖がついています。
☆ 11月2日
笹ゆりの球根を特大(3.5p)・大・中・小・チビ(2.2p)の5つのグループに分けた結果、中球を新規里親さんへ、
継続里親さんには大1と小4の組み合わせ、残りは浄安寺と第2小と庁舎前に植付けます。大も小も同じ値段ガス抜
きが大変だ!!
☆ 11月3日
ペガサスフェスタのバザー会場10時から里親登録と球根配布の開始です。
新規登録281、名継続登録52名総数333名という結果でした。
来年の笹ゆり展開催にどれだけの方が参加して下さるか楽しみですし、将来笹ゆりをシンボルにしている全国の自治
体と笹ゆりサミットが出来たらいいなあと大きな事夢見ています。しかし、荒井先生のアドバイスの10年、6年先を考え
ていたら今の決断が出来ないでしょう。そんな時は2年、3年先を考えて決めなさいと言うわれた事を大切にしています。
☆ 11月7日
午後1時から4時にかけ浄安寺にて役場のスタッフ6名と智栄子さんの7名で、ワイワイと2度巡回して25ヶ所200球
の植え込みをしましたが、浄安寺の方が参加されなかったのが不思議でした。
☆ 11月9日
庁舎前のプランターと花壇の植え替えを致しました。チューリップの球根で「カンマキ」と植え込みましたが、結果が楽
しみです。笹ゆりの球根については、「花どろぼうされるだけですから、浄安寺へ、浄安寺へ」という役場に対して、特大
の球根30球を植え込みました。どこに植えたかは役場には内緒です。
☆ 11月23日
笹ゆりの会を創って欲しいとの役場からの要望に答えがでません。ふたつの会の運営は体力的に無理、だからと言っ
て花と緑の会の名称変更も出来ず、思案中。
☆ 12月2日
上牧第2小学校園芸委員会26名、荒井先生の指導の下3,000粒の種を蒔きました。
荒井先生は榛原の高原センターの所長として春に移動されていたのですが、今年1年本当にお世話になりました。
県中部農林振興事務所の安藤正明さんにも土作りから種蒔の指導等にお手伝いいただきました。島田校長先生が
「上牧で生まれ育って、他地域に出て行く児童も多い。笹ゆり作りを通して、故郷を思う心をはぐくみたい」と話されて
いました。11月5日に届けた12鉢の笹ゆりが無事に開花して子どもたちに見てもらいたいです。
☆ 12月12日
笹ゆりの種を貝田さん宅まで頂に行きました。核のある種とない種の選別は下敷きを使った荒井方式で行いますが、
何日かかるのでしょうか・・・・・
☆ 12月21日
役場の近くにと言う話しもあったのですが、同じ団地で我が家から水を運べる事からお願いした、森田恵美子さんの
(無償で借る)土地にハウスが完成しました。
☆ 12月29日
27日高原センターから電話です。小さな球根が少し有るけどいりますか。伺いますとも何処だろうと、真柴さんも取り
組んで下さいと三分の一渡しました。来年も頑張りましょうね。残りの三分の二は育苗箱と鉢に植え付けハウスに入れ
ました。