町花・笹ゆり

笹ゆり日記

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笹ゆり日記2008



平成20年1月の花遊び

☆ 町花笹ゆり(パート38)


     ○ 1月3日

          第2小学校のハウスへ19年度産の種蒔きの土の確認に行きました。ハウスの中の主に18年度産の育苗箱に猫
         の足跡(ドキ)、台の下で動いた猫を発見、どうやってハウスの中に入ったのかと見渡していると、ハウスの角のビニ
         ールに大きな穴があります。すばやくその穴から逃げ出す黒猫を見ながら、再び侵入しない様辺りを見渡し、ブロック
         数個と箱1個で対策を講じ、土のブレンドの結果育苗箱3個分と覆土分の手配が必要です。(6日種蒔き準備完了)
         しかし、総会で予算を申請して、JAに金網、防虫ネットを依頼して9ヶ月、金網の単独発注は高つくからと言ってその
         まま、11月に問い合わせて返事なしです。
          24日他の方法を為本課長に提案、子ども達にとって危なくないか見ていただく様依頼、25日新提案は材質の点
         から却下、再度JAに交渉して下さり現場に出向くよう連絡があり、第2小学校と下牧のハウスでJAの職員の方と打
         ち合わせ、自然の雨風と、小動物、鳥、人対策を考えた見積もりが2〜3週間後に届く事になりました。

     ○ 1月6日

          種の里親さん8名への配布は年末までに済ませ、ベランダでの育苗箱11個分と、昨年3年分の笹ゆりを誘拐され
         たプランターへの種蒔きを済ませて次の準備です。手元に残った種をハウス、実験圃場等への配分と新規に2〜3ヶ
         所直播する場所の設定という楽しい仕事にかかります。

     ○ 1月19日

        JA朝市での販売会参加の依頼
          第6回笹ゆり展を庁舎で開催する予定で、年間予算の三分の一を稼ぐ即売会の会場をどのようにするか検討の結
         果、JA朝市の会場に参加できないかと、事前に里親でもある竹島さんに販売会への参加を会の皆さんと協議して
         いただくよう依頼、池内課長にも報告とJAへの協力要請もお願いして、朝市の始まりは忙しいからと9時ごろに挨拶
         に伺いました。池内課長も参加してくださり、代表の方に説明のうえ、全員集合をかけ説明そして了解を頂ました。
         皆さんの子どもの頃町内に笹ゆりがたくさん咲いていたそうです。

     ○ 1月21日(参加者2名)

          初めての積雪のためか第2中学校前1時集合参加者は千恵子さんと智栄子さんの二人、校門前の雪だるまは誰
         が作ったのかとほほえましく思いながら、土地公社所有の地所に腐葉土に混ぜた種を蒔き、次は西和養護学校の
         土手・春日神社の参道・第2小学校の実験圃場と自転車・単車・徒歩で周り、最後は第2小学校の園芸委員会の
         種蒔をお手伝いして3時間コース終了でした。

     ○ 1月25日(参加者5名)

          千春さんから届いた種も含め最後の種蒔です。選別した種はハウス2ヶ所・代表宅ベランダ・里親11名・庁舎前
         プランター・実験圃場3ヶ所・直播3ヶ所が済み、残るは上小と庁舎前のみです。樹木の枝の10p程内側に種播き
         をすれば草刈の時に刈り込む心配がないという事から筋蒔きにして、実験圃場では昨年蒔いた所を踏まないように
         気を付けながら蒔きました。これにて19年度産の1万粒余りの種蒔終了です。




平成20年2月の花遊び

☆ 町花笹ゆり(パート39)


     ○ 蔓の採集(参加者9名)

          前日代表が歩道から車道に降りるところで段差を確認しないで歩いた為、気が付いたら道路でこけて足の甲の捻
         挫です。蔓採りに出かけたら完治に3週間かかりますとのことです。「若いと思っていたけど代表も年ですよ」とメン
         バー9名で14日午後1時半から2時間の予定で蔓採りです。代表が下見した場所でいざ開始をして1時間余りで
         思いのほか良い蔓がたくさん採れ、明日会場に運びますとの連絡を現地から、恵さん・千恵子さん・緑さんが次々
         と携帯で代表に連絡しています。

     ○ 籠編み(参加者8名)

          15日午前10時から午後3時まで会場にブルーシートを拡げて、恵さんと・千恵子さんが前回の残りを水につけて
         柔らかくしてくれた蔓と、昨日採取した蔓を真ん中に拡げて籠編み開始です。「2個作って1個は自分用、1個は販
         売用です」和やかに協力しながら編み上げた籠は大半JAの朝市で、花をあしらった見本を並べて販売することに
         なりました。「販売価格が300円でも協力できたら嬉しいです」「みんなが採った蔓は無駄にしないで使い切りましょ
         う」で、切り端などの残った蔓は山の堆肥にかえして、素敵な作品が出来上がりました。

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     ○ 笹ゆりの開花予想始まる

         @今年は庁舎の玄関ホールで展示会の予定ですが、国政選挙があったらどうしましょう
            ・・・・不在者投票所になるのですよねぇ・・・
         A蔓がもう新しい芽を出していましたよ
            ・・・すると
              ・・・今年の笹ゆりの開花は早いのかしらね・・・・・・・
         B奈良県発行の「奈良イベントガイドブック」に掲載依頼の原稿締め切り日に、地域活性課の杉田さんと開催期間
         の打ち合わせ
            ・・・・年々展示会の時期が遅くなっている現実
              ・・・・それでも笹ゆりに聞かないと分からないよね
                ・・・・・・・で、かなりアバウトな決定です




平成20年3月の花遊び

☆ 町花笹ゆり(パート40)


       第2小学校のハウスのビニールを外し、金網を廻らし上から寒冷紗をかぶせる作業を、恵さんの紹介の吉田さんの協力
      を得て行うことになりました。予算がないと聞きましたのでと、1.2pの金網の予定が4.5pになって届き、吉田さんか
      らこれでは雀が入るから間に合わない、2.5pであれば大丈夫だから交換しなさいということで、予算内で2pに決めた
      のですが、ハウス2基の設置、下牧のハウスの移転、そして今回の張り替え、見積もりを取り決済してきた結果を振り返
      り、自分の裁量のなさに落ち込みます。幾つになっても反省と学ぶ事ばかり、有難いことです。庁舎前やベランダで笹ゆ
      りの萌芽が始まりました。

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平成20年4月の花遊び

☆ 町花笹ゆり(パート41)


     ○ 4月13日(日)

          心がきれいになるから泣いてきますと「明日への遺言」を観賞、涙の向こうに笹ゆりの映像、いや乙女ゆりかな、も
         う一度ゆりの映像が、やはり乙女ゆりいいや笹ゆりかも知れない、日本の花ゆり、この美しい花がこの映画に使われ
         ていることで、二重の感動を得ることが出来ました。

     ○ 4月14日(月)

        ・・・・総会にて・・・・
          美代子さんが管理している、昨年奈良テレビの生中継で種まきをした鉢2鉢が萌芽しました。もう一鉢は鉢の大き
         さと笹ゆりの本数どう見ても育成上バランスがとれていないのではと、今から植え替える訳にもいかず何とか3つに
         分ける事になりました。純子さんは葉の大きさが5pからあった200球の球根が100球になったと残念そうです。
         千春さんは今までの育成状況を写真に残してくれています。いずれも遷都1300年際に大きな働きをしそうです。

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     ○ 4月19日(土)

        ・・・・朝市・・・・
          前日に恵さんの作業小屋で籠の選別したものと、参加者の持ち寄った苗、千恵子さんのパッチワークのバックな
         どを並べて午前8時〜10時までの販売開始です。メンバーの初店への協力もあって球根12球分の売上でした。
         6月7日(土)と7月19日(土)の朝市で目標金額達成できなければ4回目の朝市の企画が必要です。

     ○ 4月22日(火)

          社会教育課に同課と都市計画課と花と緑の会の共同作業である、プランターのおたふく南天の盗難について報
         告後、地域活性課の補佐と庁舎前の笹ゆりの育成状況の確認と草刈り前の手配について打ち合わせ、それから
         ハウスの草丈の確認をして、自宅の玄関前で話し中の緑さんに声をかけ、午後から二人で2時間かけて小さな笹
         ゆりに気を付けながら草刈りです。

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     ○ 4月27日(日)

          計画から1年、朝の8時からハウスの金網張りです。先ず両サイドの90p幅の金網を外し、ビニールを外し、ハウ
         スの中及び周辺の草を取り、蜘蛛の巣を払い、両サイドに横棒を取り付け、90p幅の金網を2段、間口4m奥行き
         6mのハウスに、5人のメンバーがハウスの内と外でペアーを組みながら取り付けました。扉も外して金網を張り昼
         食タイム。6m×9mの寒冷紗を取り付け、後片付けを終えたのが午後3時過ぎ、しばらく雨が降らないそうですが、
         笹ゆり達に自然の恵みをあげることが出来ます。取り外した材料のリサイクル率60%以上とお手伝いいただいた
         吉田さん、恵さん、千恵子さん、茂さんの働きに、他のメンバーの陣中見舞いを期待した代表は少し落ち込みまし
         たが、吉田さんが朝の6時から役場周辺のゴミ拾いをしてから来て下さった事、長年お一人で毎日継続されていて、
         他にも遊歩道の街灯の鉄柱を犬の害から守るためステンレスの板の取り付けを、材料込みでボランティア中とか、
         花遊びをしている代表には学ぶところが多い1日でした。




平成20年5月の花遊び

☆ 町花笹ゆり(パート42)


     ○ 笹ゆりの実験圃場の杭打ち

          19日から庁舎周辺の草刈りが始まりますので、庁舎前の花の植え替え日にあわせ、笹ゆりの小さな葉を踏みつ
         ぶされない様、地域活性課のスタッフに杭で囲いをしてもらいました。

     ○ 第6回笹ゆり展について

       開催日:6月2日(月)         正午〜午後5時
             3日(火)〜5日(木) 午前9時〜午後5時
             6日(金)       午前9時〜午後3時
       展示会場:上牧町役場庁舎玄関・各課のカウンター
                (小学校3校と中学校2校にも各3鉢展示)

     ○ 朝市のご案内

       日 時:6月7日(土)午前8時〜10時(2時間)
       会 場:上牧町ペガサスホール駐車場JA朝市会場
       販売品:蔓籠・苗など

     ○ 開花1号、2号

          27日恵さんから電話です。「朝からメールしたけど見てくれた、笹ゆりが咲き始めたのよ、第3小学校に届けようと
         思うのだけど・・・」で、千加代さんからピンクの用紙を頂き、地域活性課に栞の印刷をお願いして、子供たちに見せ
         るべく開花した1輪に今週中に開花するだろう2輪と来週には開花しそうな2輪の2鉢を届けました。千加代さん家
         の子はまだ1pほどの蕾とか、展示会が済んでから家で咲き家族や道行く人を楽しませるのでしょう。
          28日朝晴代さんからメールです。「咲き始めたのですがどうしましょう!」、打ち合わせの結果図書館で展示する
         ことになり、笹ゆりの働きに感動しています。図書館は金曜日に夜間開放されますので、日程通りであれば夜間
         の香りを楽しむ機会が持てなかったのです。花が働くとはまさにこの事ですね。

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平成20年6月の花遊び

☆ 町花笹ゆり(パート43)


     ○ 第6回笹ゆり展開催(6月2日〜6日)

          搬入、展示準備が9時〜12時、庁舎前に集まった笹ゆり達を先ずは選別です。庁舎のロビーに笹ゆり姫と飾る一
         鉢を選び、各課のカウンターに飾る草丈の低い鉢を選び、各学校には草丈は高くても会期中に開花する鉢との組み
         合わせ、「町長室に一鉢お願いします」「教育長室も一鉢お願いします」の声に応え、残った子たちは正面玄関の自
         動ドアと自動ドアの間に展示、メンバー15名と里親さん6名と一般参加1名で、52鉢62本の笹ゆり達は庁舎を含
         む9会場で多くの方に楽しんでいただきました。

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     ○ ロマン

          1974〜75年の町内植物調査で笹ゆりは見つかっていないのに、1981〜82年の町木・町花選定委員会は「ラ
         カンマキ(ザ・上牧)・笹ゆり」を決め、町内の山野に多く自生し家庭でも栽培されていますと記したことが、我が家に
         季節感あふれる一鉢を飾ろうという町民による花の溢れる街づくりというロマンにつながり、笹ゆり姫物語というロマ
         ンが生まれ、そして、次なる世代に花遊びがつながってゆくというロマンを楽しませてくれるのです。会期中に近隣
         の町長さんの集まりがあり、我が町長室にも飾りたいとの要望があり、王寺・広陵・河合の三町へ平城京1300年
         祭に参加しましょうというメッセージと共に出かけて行きました。

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     ○ 6月7日(土)

        朝市(参加者10名)
          笹ゆり展搬出の時に朝市用として郁子さんから提供のフウラン等は、会場に並ぶ前にメンバーがお買い上げで、
         千恵子さん協賛品の袋物を待っている人がいたり、売り子がお客になったり、あさの1時間半あまりみんなの協力
         で目標60%達成です。
         次回は7月19日(土)8:00〜10:00
            会 場:JA朝市会場
            販売品:朝顔の作品、苗など

     ○ 笹ゆりの庭研修(参加者6名)

          今回は今まで参加したことがない人が対象の取り組みです。「昼食は笹ゆりの庭で花を見ながらいかがですか」
         のお言葉に甘え出かけて行きました。感動するメンバーの顔、声がほんに楽しいのです。そしてこの庭は今年もま
         た新しい学びをくれました。斑入りの笹ゆりはともかく、笹ゆりが皮1枚で花を咲かせ、緑鮮やかな苔の鉢に育ち、
         種の育つ環境としては考えにくい所で花を咲かせるたくましさには驚きです。この素晴らしい力のある笹ゆりを、今
         回家族が岩手地震で被害を受け参加できなかったメンバーに届けたいとの願いに、快くお見舞いの一鉢を提供し
         てくださいました。

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平成20年7月の花遊び

☆ 町花笹ゆり(パート44)


       夏日が続く中で考えることは、少々世間とピントがずれた心配をしています。原爆投下の候補地であった京都奈良が、
      占領地とした時に統治しにくいという理由から戦火を免れたのは、米国の戦略の結果だけとは思えないのです。長い時
      の流れの中で、あまたある神社仏閣に詣でた善男善女の祈りの賜物ではないかと、だからこそ、遷都1300年祭は単
      なる地域活性化、エコノミックアニマルからの脱却ではなく、先達たちの確かな物づくりの力、創造力を学ぶだけに終わ
      らず、地球人としての視点を学ぶ機会にしなければ、東西文明の融合の要の役は担えないのではないだろうかと!
       上牧町の事業参加も次につながるものでないと・・・・・


     ○ 朝市

        7月19日(土)8:00〜10:00 参加者10名
          ペットボトル、蔓、メタセコイヤの枝を使ったアサガオの苗や、メンバー提供の苗の販売で、目標の92パーセント達成です。

     ○ 第2小のハウスの猫避け対策

          ハウスの周りにブロックを並べて、猫の侵入を防ぐ予定でしたが、JA婦人部の竹島さんから、スチール製の網の廃材高さ約
         20センチで20m余りを提供頂き活用しました。なお、ビニールを外して雨水を直接にしたことで、校長先生の水やりが軽減
         されたようです。

     ○ 下牧のハウスの草刈りと寒冷紗の張り替え

          4月22日の草刈り以降気になりながらやっと25日状況確認、26日午前中3時間かけて草刈りです。寒冷紗遮光50
         パーセントのハウスの中は幾分気温が低いので熱中症にもならず、小さな笹ゆりの葉をチラホラ確認しながら終了。午後3
         時から家族の協力を得てハウスの中の寒冷紗を外し、第2小の古い寒冷紗2枚をあわせて4枚でハウスの屋根に寒冷紗
         の張り替えです。これで寒冷紗のたわみで雨脚の付くのを若干防ぐことが出来ると思います。

     ○ 庁舎前の笹ゆりが一番元気かなぁ!

          深い鉢ですので水遣りせず、自然の恵みに任したままですが、時々、奥の3個目の鉢から泥棒した人の行動が気にかか
         ります。

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平成20年8月の花遊び

☆ 町花笹ゆり(パート45)


     ○ ハウスの風車

          土が肥えてくるとミミズさんが住んで、そのミミズさんを探しにモグラさんがトンネルをたくさん作るのだそうで、この
         ふたつの営みが球根を定着させないのではと、純子さんの見解ですが、中條さんのペットボトルの風車3本頂いて
         ハウスに立てました。しかし、酸性土壌と痩せた土の違い、痩せた土づくりの取り組みが必要のようです。

     ○ 池の端の草刈り

          庁舎前の池は住民の散歩コースになっているため、通路に草がかぶりだすと地域活性課のスタッフで早速に草刈
         りです。課長さんの「ついでに全部刈りましょうか」のお言葉に甘えたいのは山々なれども、種を蒔いた位置について
         は会のメンバーが分かっていますので、9月の実験圃場3カ所の草刈りの日程をメンバーにファックス連絡をする。

     ○ 黒豆全滅

          ペガサスフェスタでの黒豆の枝豆販売は単独販売で無くなったため中止にして、メンバーへのお正月用として恵
         さんが自家製の種豆をやめて、新規購入でマルチもして鳥から守ったにも関わらず全滅。自然に対してはケ・セラ・
         セラの心で接するように教わりましたから、きっと笹ゆり達との付き合いもケ・セラ・セラなのでしょうが、ベランダの
         育苗箱に侵入して青々していた草たちが枯れる状況を作ってしまった智栄子さんは、来年の春までどきどきして過
         ごさねばなりません。

     ○ 一閑張(参加者10名)

          7月12日の奈良新聞の企画記事絆に取り上げられた、杉田上牧町長さんのコメントをメンバーに報告することか
         らはじまった一閑張の作業、1個は自分用で1個はペガサスフェスタ販売用の作成、朝の9時半からはじめて、午
         前中に和紙の貼り付けを済ませ、1時から2時までペガサスフェスタ参加企画会議、その間に乾いたら、柿渋を塗
         る予定は、雨天のため乾かず宿題、地域活性課への報告検討と平城京遷都1300年祭の期間中の第7回笹ゆり
         展開催の確認を済ませ解散、終了後「取り組みが始まったころと比べて一生懸命さがなくなった」といいながら自
         前の球根を依頼するメンバーに活動のエネルギーをもらいます。




平成20年9月の花遊び

☆ 町花笹ゆり(パート46)


     ○ 9月7日

        実験圃場の草刈り(参加者5名)
          実験圃場が離れていることから第2小の草刈りを5日にすまして、庁舎前並びに上牧小の草刈りを9時から開始
         です。棕櫚縄が切れていたり、杭が折れていたりで、修理をしながらの草刈りでした。

     ○ 9月11日

        一閑張と柿渋染(参加者11名)
          宿題の糊づけを済ませた籠に柿渋を塗り、日だまりで乾かして3回繰り返し、その間にロープを張って、原液で柿
         渋染をした布を干し、裕子さんから教わったドングリの帽子を使ったストラップづくり、しかし、ガーゼの糊を落とさず
         に原液の中に入れたり、柿渋は刷毛で往復させれば2度塗りを1度塗りに計算したり、竹の皮が付いたままの籠
         は、和紙の糊づけまでは良かったのですが、柿渋を塗った事で全面浮き上がるなど、事前の学習不足は毎度のこ
         となのですが今回は少々堪えました。しかし、ペガサスフェスタまで後50日、白鳳女子短大のフリーマーケットま
         で70日作品づくり頑張りましょう。

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     ○ ベランダの笹ゆり

          足に引っ掛けて一鉢ひっくり返したのが幸いしました。元気な球根がいましたので、春までの心配が少しだけ軽く
         なりました。




平成20年10月の花遊び

☆ 町花笹ゆり(パート47)


     ○ 10月19日

        柿渋染めの仕上げ(参加者7名)
          ゆっくり手早くという美佐子さんの説明に納得してしまう染め上がりに、色合いの濃淡も味わいと納得して、乾いた
         後は両端の房づくりをして完成です。

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     ○ 10月23日

        矢田山遊びの森料理体験館にて花炭づくり(参加者7名)
          おかきの半缶にもみ殻、松笠、レンコン、かぼちゃ、椿の実、ヤシャブシノの実等の材料を持って、矢田山遊びの
         森の標識を探しながら車2台に分乗して、日月さんとの約束の時間に遅れながらも、迷うことなく到着しました。先
         ずは木の葉や桜の枝の花炭に感動して、作り方の資料を頂き、缶の中にもみ殻を敷き材料を並べその上にもみ殻
         を缶いっぱいに入れて、針金で蓋が動かないように留めて、日月さんの準備して下さったマキを燃すこと1時間〜2
         時間。クンタンも消し炭も使います・今度は竹で花炭作ろう・松笠は熱かったやろうなぁ等々7人で50人分賑やか
         だったと笑われながら、去年までの失敗はなんだったのと言うくらい7缶はきれいに完成しました。後の3缶は後1
         時間火にかけた方が良いという事でしたので、後日続きをすることにしました。今度来るときはパン生地を持って来
         て竹でパン焼くなど食事を作りながら、花炭づくりを楽しんで下さいとお誘いくださる日月さんには本当に一日お世
         話になりました。

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     ○ 10月27日

        花炭の容器づくりとストラップづくりと試食(参加者12名)
          牛乳パックで花炭の容器づくりは、几帳面な性格の冨美子さんを中心に仕上げられていきます。千栄子さんが京
         都で拾ってきてくれたアラカシの実の帽子で純子さんとストラップづくり、恵さんと智栄子さんはサツマイモと里芋と
         こんにゃくの試食の準備をしながら、手間の割には収入が少なく合わないとぶつぶついいながら、練り味噌を作っ
         ています。よく考えたら花炭作りに2日かかっていて、全部売れたとしてもスタッフの人数で割った、その日当に対
         しての結論は・・・・「楽しく遊んだのだからいいではないですか!」

     ○ ペガサスフェスタでお待ちしています

       開催日:11月3日(月)10:00〜15:00
       会 場:上牧町ペガサスホール&2000年会館
            花と緑の会のバザーについて
                笹ゆりの里親募集(町内15名町外5名)有償(球根2球1,000円)
                パネル展示・植物の苗・一閑張・柿渋染め・ストラップ・銀杏・焼き芋・こんにゃくの田楽・火打ち餅など準
                備をしておりますので、是非お立ち寄りください。

     ○ 球根の植えかえ作業

          メンバーから植え替えを済ませたと聞こえてきますのに、第2小のハウスとベランダはまだ手が付けられていませ
         ん。双方とも植え替えた鉢の置き場所が問題なのです。真柴さんにお願いして近々直植え出来るか候補地を見に
         行く予定です。




平成20年11月の花遊び

☆ 町花笹ゆり(パート48)


     ○ 11月1日参加者3名

        花炭のセット
          恵さんからヘルプの電話です。当日クンタンを落としながら容器に詰めるのは時間的に無理と。ドライヤーの風では
         クンタンが飛ばせず、爪楊枝で松笠等のクンタンを除き、容器に納めた結果27個で、白鳳女子短大のフリーマーケッ
         トの分は後日焼くこととする。

     ○ 11月2日

        焼き芋の準備
          ホットプレートで焼くサツマイモの準備をしていた恵さんから提案、「30本ほど手頃の大きさがあるから、石焼芋も
         作らない」で、会場と離れた畑で作るため、先ずは人の手配、缶・木炭・石・ブロック・金網・レンジガード等の道具の
         運び込み、「明日天気になぁれ!」

     ○ 11月3日参加者16名

          8時〜10時準備、10時〜3時まで販売、本当にメンバーは手際がいいのです。持ち寄った苗や寄せ植え、花炭、
         柿渋染、こんにゃくの味噌田楽、焼き芋、里芋の味噌田楽は予定変更で、恵さんが洗って袋詰めしたものを販売、ス
         トラップは美代子さんがプレゼント用に買い上げてくれて、畑から届いた石焼芋に至っては、9時頃の小雨で石焼き
         芋はいったん中止の判断をしたのですが、純子さんと千恵子さん天を仰ぎながら焼きあげてくれました。完売の後か
         らも「焼き芋下さい」と好評で、準備した作品の85パーセント売上、食する物は完売でした。
          笹ゆりの種親さんからの種の贈呈式があり、事業部部長さんの種の里親が決まり、毎年3日には届いていた笹ゆ
         りの球根が間に合わず、笹ゆりの球根を届ける約束で継続の里親さんと新規の里親さんへの対応し、毎回パネル
         づくりでへこむのですが、今年もしっかり「ハート・チャレンジ (蝶々効果)」では現実の活動現場と取組のハートの
         地域のアンケートづくりで失敗、頭の体操宜しく次回も懲りずに頑張ります。

     ○ 球根の配布

          11月9日庁舎前の植え替えが終了後、第一陣の笹ゆりの球根を個人の申込者への配布と、笹ゆりの継続里親
         さんと新規申し込みの方たちへの配布のため、土谷さんと町内を車で巡りました。

     ○ 11月17日参加者5名

        花炭づくり
          作業小屋の前でブロックを積んで窯をつくり、薪を作る人、竹炭の準備をする人、火の番をする人、ハスに至って
         は全滅でしたが、消し炭やクンタンもつくり、ほんによく働くねぇ!!

     ○ 11月18日参加者5名

        花炭の掃除とセット、蔓籠の確認
          出来上がった花炭の掃除を済ませ、恵さん提供の菊炭を加えて籠にセット、在庫の蔓籠が使えるかの確認と、
         頂いたスイートアリッサムのポットへの植え替えをお願いして花遊び終了・・・・・後ろの方から一人ごとが聞こえま
         す『朝市で、3個100円で販売予定ですねぇ!』・・・・・『小さいから年内は無理ねぇ!』
          後日、軸が赤いから赤花と思っていたのが、栄養不足であって本当は白花であることが判明しました。

     ○ 11月23日

        エコフリーマーケットに参加
          売場の広さが2畳余りですから、売り子はオンリーワンから3名花と緑の会から3名で、一閑張と柿渋染はお客
         様と縁がなく残りましたので、次回は県庁前のクラフトのバザーに出展出来ないか検討します。しかし、千恵子さ
         んのパッチワークのポーチは好評でした。お陰様で笹ゆりクラブの売り上げ目標は達成致しました。

     ○ 11月28日

        笹ゆりの球根騒動
          なかなか球根が入荷しません。待ち切れずに催促すれども相手と連絡が取れないという事から、「少しでも温か
         いうちに植えた方が良いので、本当に大丈夫なのですか!」結果別口に対応することになり、相手方にキャンセル
         の球根があり予算オーバーでしたが支給手配をお願いしました。手配出来た旨連絡を入れた数時間後留守電に
         球根が今晩入荷しますとのメッセージ。山から山へ自然の球根を掘り歩く方で、掘った所には種を蒔いて歩くのだ
         そうです、今年はいつまでも葉が青々していて掘れなかった事が遅れた原因らしいのですが、超複雑な思いでキャ
         ンセルを受け入れてもらいました。




平成20年12月の花遊び

☆ 町花笹ゆり(パート49)


     ○ 球根配布と実験圃場に植え込み

          11月29日の夕方花と緑のオンリーワンクラブの講習会から帰ると、待ち焦がれた笹ゆりの球根が届いていまし
         た。30日〜3日にかけて笹ゆりクラブのメンバーへの球根配布と、実験圃場3カ所への植え込みを済ませ、淨安
         寺さんへは自ら植え込んでいただける様、地域活性課を通して球根を届けてもらいました。

     ○ ハウスの周辺

          以前に不動産関係の人が図面片手に写真を撮る場面に出会ってから、夏頃まで変化がなかったのですが、寒
         冷紗の東側の巻き上げと、草刈りに出かけてびっくり、取っても取りきれないほど有ったカラスウリが1個もありま
         せん。周辺の藪が畑に変わっています。いよいよ開発業者の交渉が始まったようです。移転にしろ、解体にしろ、
         次に何が準備されているのか楽しみです。

     ○ 球根の植え替え

          ベランダは20年度産の育苗箱の数を半数に減らすことで17年度産の植え替えを決行。結果5号鉢が192個と
         育苗箱20個寒冷紗を外して春の萌芽を待ちます。
          2小のハウスの植え替えは例年の発育状況から、もう1年植え替えないで置く事も考え、メンバーにがっかりさ
         せる事もないと一人で出かけたところ、秋の水分補給が適宜になされた結果を目の当たりにすることとなり植え替
         えを決行。16年度産は球根が育って狭そうなので全て植えかえ、17年度産は球根0個の育苗箱1個、こがね虫
         の幼虫に根を食べられたらしい球根が多数の育苗箱1個がありましたが、2pの球根1個に感動して、やはりい
         ました可愛い2ミリの寝太郎ちゃん。全部合わせて約750個の笹ゆりの球根、園芸委員会の児童と担当の酒井
         先生、水遣り担当の校長先生、植え替えと経費担当の笹ゆりクラブのチームワークの結果、遷都1300年祭に
         間に合いそうです。

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     ○ 種の選別

          わずかに残っている町内の笹ゆりの種は、今年も被害に逢い昨年の半分です。個数の確認が取れた所で、今
         年は3人で種の選別開始です。

     ○ 2中ささゆり会

          上牧第2中学校の校長先生提案の校区自治会会長さんへの呼びかけで動き出した、園芸クラブ「2中ささゆり
         会」3回目の定例会にて、校庭の隅にある古タイヤを使って笹ゆりの花壇づくりを提案、議会審議が終わり予算
         決定しましたので、19名の委員にて秋までに花壇づくりを行います。

     ○ 平城遷都1300年記念事業協会の林プロデューサー上牧町へ

          地域活性課池内課長より笹ゆりに関しての会の再構築についてと、事業予算の原案提出依頼と、林プロデュ
         ーサーとの面会をセットするから、知恵を、アイディアを頂いたらどうですか、質問を整理しておいてください。上手
         に乗せられて事業予算200万円決定です。林プロデューサーにも上手に乗せられてギャザリングの原案づくり
         年内だって、大切な税金を使うわけですから、林プロデューサー提案のギャザリングと繋げなくてはお金が活き
         ない、花遊びの詩の拡大を願いながらここで逃げ出してどうするのと、心の奥から声が聞こえてきます。恵さん
         と晴代さんと3人で原案づくり始めます。

     ○ 朝市

          28日の朝市での販売品準備のため、20日参加者10名で竹と藁の花器づくりする人、葉ボタンとおたふく南
         天の苔玉を作る人、そして、会員への販売用として里芋を掘る人、近くの畑で作業する人が「楽しそうに何をし
         ているのですか」と聞きに見えるほど和やかに遊んでいます。

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