
笹ゆり日記2010
平成22年1月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート62)
○ 笹ゆりギャザリングinかんまき実行委員会
地域活性課の池内課長から、ペガサスフェスタを住民主導のお祭りに移行する為の、経過措置としての笹ゆりギャ
ザリングinかんまき実行委員会の開催の意向を伺うこと1週間前、6月6日の演出についてアドバイスをいただきたく、
林プロデューサーにご出席願い経過報告(始めての参加2団体あり)、身内から物事を決める前に役員人事が先でしょ
うと問われても、根回しもない状況で2時間内に決まるはずもなく、会長一任で後日依頼申し上げることに決まるも、こ
のままではやばいと林プロデューサーから再度時間を頂く事になりました。
「こんな会議のやり方ではだめよ」とダメ出しを頂きながら、笹ゆりを保存育成する者達が集うギャザリングの輪と、
町の花の元に集う上牧町の未来を語る各種団体のギャザリングの輪のふたつの輪を活かすギャザリングを開催する
べく知恵を頂こうと思っています。
○ 種蒔き
種の選別が終了して種の総数が出ました。先ずは上牧第2小学校園芸委員会用、メンバー6名用と町外2名用、
花壇7か所用、山の神様にお任せするのが2か所と配分が完了しました。育苗箱で育ててから花壇に移植予定の
種蒔きや、鹿沼土の大粒中粒小粒の存在に驚きながら、土のブレンドを変えての種蒔きや、恵さんと純子さんは種
蒔きの指導初体験と、種蒔きがにぎやかになってきました。
○ 桜情報
はやくも出た桜の3月開花情報と、春を告げる雷の音に笹ゆりの開花時期が気になり始めました。ケセラセラでは
済まない状況の中、頼みの綱は寒冷紗のみ。
平成22年2月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート63)
笹ゆりギャザリングinかんまき」にむけて
2月2日
平城遷都記念事業協会事務局に林プロデューサーと岡本主任にアドバイスを頂くために、事務局と役員5名で訪問
致しました。
2月10日
役員会にて規約と予算案の検討
2月16日
実行委員会
心配のあまり通告なく林プロデューサー、岡本主任来町、充分なるサポートを頂きました。
2月26日
役員会
上記で検討された内容はさておき、このままでは代表がつぶれるかもと提案される始末です。しかし、過去にPTA会長を
して自分の不甲斐なさに5〜6年落ち込んだ経験と、ありがとうの心に切り替えるすべと、早期再建団体である上牧町の財
政から考えられる、町民のひとりから参加出来る花と緑によるボランティア活動、それは津和野で学んだ「子ども達の為」と
言える、目標を持つことの大切さを実感しているので、みんなの心配をよそに頑張れそうなのです。起きてくること全てが自
分にとって必要な事で、誰かに守られていて何の心配も無いのだと思える不思議さがあるのも事実なのです。自分にとっ
ての遷都1300年祭とは何かの整理もつき、笹ゆりに関わった事で起きた人と時間の不思議な縁に導かれ、人としての学
びをさせて頂いております。至らぬゆえにみんなに心配させながらの事業になるかと思いますが、地獄の閻魔さまの前で
「遅くなりました。申し訳ありません」と御挨拶できるよう修行中です。
平成22年3月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート64)
○ 笹ゆりの萌芽
第17回味噌づくりの最中、里親の芙三子さんから、昨年50本萌芽した育苗箱に、20本余り萌芽が始まったよと
聞かされ「まさか、いくらなんでも早すぎない」「笹ゆりに間違いないよ」翌日ベランダでも萌芽を確認しました。例年
より20日余り早いのではないでしょうか
○ 種蒔の感想文(上牧第2小学校園芸委員会児童)
「がんばれささゆり」
わたしは、ささゆりの種を植えて、はじめはめんどくさいなと思っていました。でも、たくさんの種を植えたのにその
中の少ししか花がさかないと聞いたので、とてもきちょうなんだと思って、自分が植えたささゆりもさくように、がんば
りました。ビニールハウスに置きに行ったら、平成19年と書いてある物がありました。なんでかなぁと思ったら、ささ
ゆりは植えてから7年後にさくからだったようです。(7年もたったらこの学校におらへんやん)と思ったけど、もしわた
しが植えたものがさいたら見に来たいと思いました。
○ 私の町長としての提言(上牧第3小学校5年生の児童)
上牧町の自然について調べる
@ 研究の動機
上牧町にはきれいな自然ときたない自然があるので、全部きれいな自然にならないのかを調べて見たいか
らです。
上牧町にきれいな草花がどれだけあるかを調べて見たいからです。
上牧町には自然がどれだけあるのかを調べて見たいからです。
A 研究の方法
パソコン、資料、実際に人に聞く、自分で写真をとったり見に行ったりする。など・・・。
ゆりせんもんの人でも笹ゆりを育てるのは、むずかしい。
笹ゆりは20年は生きるそうです。でも、笹ゆりは病気に弱い。茎の長さは1m〜1.5mぐらいまでで、まっ
すぐのびるそうです。笹ゆりは多年草で別名サユリという。
上牧町で有名な木は槙です。その中でも犬槙について調べました。犬槙は高さ20mほど、茎はまっすぐに
のび枝先は上をむく。けれど大木になると枝先は下をむく。また葉は細長い。犬槙のことは単に槙ともいう。
古くは杉のことを槙とよんでいたことに対する説。犬槙の別名は草槙または槙というそうです。
B 研究内容
上牧町で有名な花は笹ゆりです。笹ゆりは6月ごろに花がさきます。しかし、笹ゆりは上牧町だけでなく全
国的になくなってきています。なぜかというと・・・。上牧町の昔の人口は約4,000人だったけど、今の人口
は約24,000人になり、住宅地が増え昔と今の生活のちがいが自然をこわしている。また、山などがあって
も、手入れをしなくなったので笹ゆりのさく場所がなくなってしまった。また、昔は草をカマでかっていたけど、
今は機械で草をかるので、笹ゆりがさいていても気づかなくなってしまった。笹ゆりは肥料などが入った土よ
り、なにも入っていない土のほうが好き。
C 提言
今の上牧町は笹ゆりが少なくなってきているので、未来は笹ゆりや槙をもっと増やして、ほかの草花も増や
して、すごくきれいな上牧町にしたいです。また、ほかの国の人などにも上牧町はすごくきれいだなぁ〜と思っ
てほしいです。
※ 上牧第2小学校園芸委員会の育成した笹ゆりと児童の感想文(11名)、上牧第3小学校の5年生(10名)の
提言については平城京交流館にて5月23〜25日まで展示致します。
○ 荒井先生のロマン
記念講演をしていただく荒井先生は笹ゆりよりキノコが専門です。奈良県農業総合センターで笹ゆりの研究のお仕
事の関係から、県内の笹ゆり育成地の相談事や、率川神社との関わりが深まり、上牧町でも10年間お世話になっ
ております。先生がこれからなさろうとする研究が、神武天皇の皇后媛たたら五十鈴媛命と深く関わるだけに、先生
のロマンの大きさに感銘しています。チラシに使いたいと申し上げて、まだ文字にするのはいけませんとストップがか
かりましたが、講演で少しだけ話して下さるかもしれません。
平成22年4月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート65)
○ 笹ゆりギャザリングのポスターとチラシの配布
チラシの提案を岡本主任より頂き、ポスターの裏面に田中渉外担当の原案を元に作り上げてきたチラシを当てて、
どちらにすべきかつくづくと眺めました。「都会と田舎の違い・・・・・町内だけの配布であればこれで良いけれど、配
布範囲に大阪が含まれるなら」で岡本主任よりの提案を頂き、始めての配布が3日、橿原の神武祭でした。テント
が一緒だった奈良市観光協会の中西事務局長さんより、チラシの配置をしてあげようと言っていただいたので、奈
良市が2番目です。
22日の役員会での確認後、23日事務局とポスターの松嶺ささゆり保存会を松嶺ささゆり群生地保存会に訂正し、
近隣の15市町の広報担当の方にポスター掲示とチラシの配置をお願いに上がりました。翌日は県内外の笹ゆりに
関わる市町、団体、個人の方々19か所に送付、24日にはJR天王寺駅に2,000部のチラシを置いて頂くため担
当の方にお送りし、町内公共施設と学校は事務局がおこない、町内配布は5月号の広報紙に折り込み、今後は商
業施設への訪問依頼の予定です。
○ 平城遷都1300年記念事業協会事務局へ(4月20日)
5月18日の県庁における「笹ゆりギャザリングinかんまき」の記者会見の打ち合わせです。なにぶん初めての体
験ですから、経過、思い、お思いに対する実例、活動全般の紹介等、20分の時間配分まで、整理をしていただき
ながら確認を致しました。10年の取り組みと、ギャザリングへの思いと、今後の取り組みを語り、必要な事項は誰
に尋ねてほしいか明確にして臨みたいと思います。
○ 下牧のハウスの状況
土を入れ、寒冷紗を変え、上牧第2小学校と代表の所から移植した笹ゆり達は、お陰様で今のところ元気です。
失敗の繰り返しにならないよう管理のリズムを守ります。
○ 上牧第3小学校
猫よけネットに笹ゆりが成長してぶつかっていますので、支柱を立てて寒冷紗を掛けて、水遣りのタイミングを教
頭先生に説明しましたので、後は花後の管理を説明に行くまでお任せです。
○ 米山台いこいの広場&緑ヶ丘自治会
自治会のフラワークラブ代表の冨美子さん、いくつかの植栽地を回り、自分の所の育成状況が遅いと心配してい
ますから、6月6日の笹ゆりギャザリングを考えたら、開花状況が一番良いかもしれないと励まし、そうなればウォ
ーキングのコースに入るかも知れないと話、笹ゆりの成長の過程で起きてくる事は全て個体別。
だから、いろんな事が起きても自然(普通で)な事とお伝えしたのは、緑ヶ丘自治会で笹ゆりを担当して下さる迫
さんです。
○ 2中ささゆり会
新年度の活動について協議がなされ、万葉花壇の除草作業は毎回組み込まれ、花壇班、畑班、剪定班に分か
れ、それぞれにリーダーを選任し、1年の作業が進む事になりました。迫リーダーを中心に今後古タイヤの万葉植
物花壇は、処分するには予算が無い所に、何処からかまたまた現れた古タイヤを、椅子やテーブルに変身させる
様、教頭先生から提案を受け検討しなければなりません。植栽については低木と草花を選び、花と緑の会から笹
ゆり、憲二さんから4種、冨美子さんから2種、裕子さんから2種、貞子さんから山吹、千恵子さんからスイ蔓、恵
さんから桔梗、岸森さんから2種、昌子さんからヤブラン、久美子さんからマユミ、迫さんから彼岸花、米山台いこ
いの広場から昼顔、ひまわりの会から藤袴、智栄子さんから12種計29種類の植栽が終わりました。後15種ほ
ど予定致していますが、先ずは植栽された植物の名前と万葉歌の立て札を立てる準備も必要です。
○ 2000年会館
出ました花泥棒さんが、掘りかえされた穴に土を入れたら、20リットル2袋が入りました。
○ 庁舎前、200年会館、箱庭の植栽準備(参加者5名)
笹ゆり以外の花のおもてなしの準備です。庁舎前のリーダー伊東さんを中心にお花屋さん2軒回り気が付けば
3時間。9種16色500余りの苗の準備完了です。
○ 笹ゆりギャザリングinかんまき開催に付いて
日 時:2010年6月6日(日)9:00〜17:00
会 場:上牧町2000年会館
日 程: 9:00〜笹ゆりウォーキング
上牧町内の笹ゆり育成地を巡るウォークを開催
受付9時〜10時・先着300名・小雨決行、荒天中止
徒歩6キロコース(所要時間90分程度)
10:00〜笹ゆり展
11:00〜片岡城笹ゆり姫物語「花のいのち」
劇団ペガサスの創作ミュージカル
11:30〜さをり織りファッションショー
奈良時代の文化と服装をイメージしたファッションショー
13:00〜吹奏楽演奏
西大和シルバーズによる花をテーマーにした演奏
13:30〜基調講演「 大和の国と笹ゆりの関わり」
講師:三輪明神大神神社笹ゆり園アドバイザー
荒 井 滋 氏
(元奈良県農業総合センター研究員)
14:30〜笹ゆり体験談発表・交流会
あさごささゆり21(兵庫県朝来市)
松嶺ささゆり群生地保存会(愛知県豊田市)
ホタル・ユリの会(三重県伊賀上野市)
花と緑の会(奈良県上牧町)
10:00〜15:00
ふれあい市inかんまき
商工会:笹ゆり姫物語のお菓子の販売
シルバー人材センター:さをり織りの作品販売
上牧ふれあい朝市の会:地元の新鮮な野菜やお米の販売
社会福祉協議会(喫茶ぷらっと):クッキーと飲み物
花と緑の会:花の苗・手づくり作品・火打ち餅・柿の葉寿司
主 催:かんまき笹ゆりギャザリング実行委員会
後 援:上牧町・奈良県
(社)平城遷都1300年記念事業協会
平成22年5月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート66)
2代目笹ゆり姫の制作依頼、会場を飾るプランター60個の植え付け、県庁での記者会見に県知事表敬訪問、笹ゆりギャ
ザリング実行委員会、平城京交流館での展示、花と緑の会の担当箇所の準備確認と販売品の準備、花壇の草刈り、マ
スコミ対応、里親さん132名に往復ハガキの参加依頼、これらすべてが、町の花笹ゆりをシンボルに、ボランティア活動に
よる花と緑の町づくりの為のプロセスと、言い聞かせての取り組みです。
○ 虹の湯では笹ゆりが咲きだしました
イベント参加者の為に入湯半額券500枚頂きましたので、ウォーキングの参加者と館内参加者に当日配布致しま
す。
○ 和歌山の北氏より笹ゆりのアルバムが届きました
笹ゆりは日本人の女性そのものです。市町村合併で町の花で無くなったのが本当に残念です。所有地に1000本
からある 笹ゆり達を愛してやまない北さんからお貸し頂いたアルバムは、基調講演や体験発表の会場に展示致し
ます。
○ 藤本さんより笹ゆりの育成を引継ました
持田さんの笹ゆりの引継、そして今回藤本さんの笹ゆりの引継、笹ゆり達は私に何を託そうとしているのでしょうか?
○ 助成金が届く
拙い記者会見をお聞きになった、笹ゆり姫担当の床山さんから助成金が届きました。長髪のあの方はどちらの記者
さんかなぁと気になっていた方が、笹ゆりのおかれた現状に手を差し伸べて下さいました。昔は探さなくても見る事が
出来たのに、今は探さなくては見る事が出来ません。今に探しても見つからないのではと言う現状が、四国4県、石
川県、山梨県での絶滅危惧種指定なのです。パンジーやシクラメンで迎えるのではなく、日本原産の花で迎えるの
も、観光立国としての営みではないでしょうか。
平成22年6月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート67)
○ 笹ゆりギャザリングinかんまき
全ては3年前のお伊勢さんへの初詣でのお祈りから始まりました。町花笹ゆりをシンボルにした一鉢のボランティ
ア活動が、上牧町から全国ネットの我が家のオンリーワン飾り、一人からの地域活動に展開する様、どうぞお力を
頂きたいとお願いしたのです。ひとつとして自らの力で出来たものはなく、多くの方々との出会いも、笹ゆりの開花も、
あらゆる出来事全てがお導きと、お守り頂いた中で、笹ゆりギャザリングを終えました。ひとつだけ報告を許されると
するなら、参加いただいた朝来ササユリ21、松嶺ササユリ群生地保存会、伊賀ホタル・ユリの会の皆さんの発表を
お聞きしながら、なんと優しい方々であろうと思った時の、微笑みを禁じえなかった自分を生涯忘れる事はないと確
信できます。
○ 活動の要
種親さん宅の庭は今年も美しいです。
平成22年7月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート68)
○ かんまき笹ゆりギャザリング実行委員会報告会
協会より林プロデューサー、岡本主任に出向頂き、参加団体の取り組み発表に対しての講評を頂きました。笹ゆり
を絆に集まり、上牧に光を当てる取り組みを理解している団体に反して、運営委員なるものすら理解できずに終わっ
た方もあり、地域という枠も代表は日本で、事務局は当然上牧町で、参加団体には上牧町と言う立場と、所属団体
と言う立場と、頼まれたからという立場を見極めてコメントを理解した時の学びは大きなものでした。
○ 笹ゆりギャザリングinかんまきのその後
石川県の日本ササユリ会さんより「私たちの日本ササユリ会は、以前、里山に群生していたササユリを呼び戻そう
とササユリの植栽に努力しているボランティア団体です。私たちは今年6月御地で実施されたイベントに参加すること
が出来ませんでしたが、出来れば今回開催されたイベントのような催しを私たちの所で実施したいという思いがあり、
その参考に資するため、以下の要望に叶えるものが有れば、その資料等を送付していただきたく存じます。」基調講
演をしていただいた荒井先生、体験発表をしていただいたあさごササユリ21、松嶺ささゆり群生地保存会、ホタル・
ユリの会の所在地及び代表者様のリストをお願いされて、皆様に公表の確認中です。・・・事務局の担当が、事後承
諾ではいけない、確認を頂かなければ前に進めないと申しますので、メールして、FAXして電話してなのですが、皆
さんで協議頂ければ、中津も加わって5年はギャザリングがつづくかも・・・・・・(考えが甘いかなぁ、甘いだろうなぁ)
○ 笹ゆりの活動の見直しを図る
今年度で花と緑の会の庁舎前のボランティアと笹ゆりクラブの活動を分離して、今後は、笹ゆりクラブ(仮称)として
のみの取り組みになります。平城遷都1300年祭記念事業で新たに5年間取り組む7団体に対して連携を提案しな
がら、町の花笹ゆりの取り組みを致します。学校関係3か所(2小の球根の植え替えを含む)と町関係の2か所と下
牧のハウスの管理作業が主な活動です。
@ 年会費はボランティア保険と通信費100円
※ ボランティア保険は他の団体で加入の場合不要、他県等への研修参加費は参加者負担
A 球根について
2小、下牧ハウスの球根は学校5校分と町関係2か所分として、余れば他の団体に有償提供の予定
B 個人育成の球根は会が買い上げて販売の予定
C 笹ゆり展については規模を縮小して継続
D 賛助会員(種に選別のみ、助成金のみ等)は継続
※ 会費不要
E ペガサスフェスタ参加、球根購入費助成金の廃止、新規会員募集については検討
8月末にメンバーの動向が分かりますので、9月より3月までに今年度の作業を進めながら準備を致
します。
平成22年8月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート69)
○ 第一歩
一人で作業すると庁舎前が2時間、ハウスも2時間、上牧小学校と上牧第2小学校の草刈りが1時間ずつかかりま
した。と言う事は毎月1回の作業日を決めたら管理が出来ると言う事になります。今月末締め切りで笹ゆりクラブの継
続者の名簿が出来ますので、来月には会の名称や活動方針を決める事になります。
(・・・笹ゆりの球根をいつの間にかお持ち帰りされていました・・・・)
○ 全ては我が家のオンリーワンづくり
林プロデューサーからの奈良2010年塾が発行する冊子の写真撮影の件や、朝日新聞の大久保さんの取材を受
けて、あらためて今年の露出度の多い事を実感致しましたが、全ては6月の我が家のオンリーワンとして笹ゆりを愛
で、そのほかの月々にも我が家のオンリーワンの花々を飾って頂ける事を伝えるための取り組みです。
平成22年9月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート70)
9月19日(参加者7名)
上牧中学校の笹ゆりの球根の植え替えです。なぜこの時期にと言いますと、体育館の立て替えと校舎の耐震工事
が始まるためです。笹ゆりギャザリング終了後早々、夏休みの工事開始の前に植え替えの予定でしたが、今月の議
会での決済まで延びたのです。庁舎前と上牧小学校の盗掘された所へ土ごと掘り上げ移動完了です。
会の名称について
新しい笹ゆりクラブの名称は上牧町と解るものが良いよねぇ・・・・・・
町の花を笹ゆりと決めた方の心を伝える事が活動の第1目標です・・・・・
「ら・かんまき」だよね・・・・・でも・・・・ミニSL愛好会の花壇づくりの会の名前でボランティア保険の手続きを済ませ
たよ・・・・・・・・
ら・かんまきUで良いのでは・・・・只今思案中・・・・です。
種達の住み分けについて
里親さん達対象にした種蒔の講習会の案内を上牧町広報紙に掲載をお願い致しました。この時点で上牧町の種、
奈良県の種、和歌山の種の住み分けを明確に致しました。今後上牧の種を育てるのは5校と幼稚園の6か所に致し
ます。協力頂く各学校に対して教育総務課の爲本課長さんにご足労願い、先ずは2校と幼稚園に種から開花するま
での6年間の育成期間中、毎年開花した笹ゆりの提供を条件に了解いただきました。後の3校は代表が今後直接
交渉致します。
平成22年10月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート71)
○ 種蒔の準備
下牧のハウスの草取り作業と新年度に向けての会議の準備が終わり、植え替えや種蒔の準備に取り掛かりまし
た。上牧第2小学校、上牧第3小学校、上牧第2中学校は既に学校の敷地内で笹ゆりの育成が行われていますが、
新規に取り組む上牧小学校と上牧中学校には、種からの育成に6年かかること、育成のためのプランターの設置に
ついて、校長先生に直接お願いし御了解を頂きました。プランター8個の見積が8万円〜12万円のため、上牧第2
小のハウスの改良工事の予算と合わせて15万円で収められるよう検討中です。
○ 奈良地域おこしネットワーク 結びの会
もうひとつの奈良観光 発刊
監修 林 信夫
編者 NPО法人奈良元気もんプロジェクト「結びの会」編集チーム
出版 株式会社ビレッジプレス
○A5版 ○224ページ ○定価:1,575円(税込)
だれも知らなかった“もうひとつの奈良”
そこにいきづく人たちの“ドラマ”
光りあるもの50選!
・・・・・笹ゆりギャザリングも取り上げていただきました・・・・・
平成22年11月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート72)
○ 球根について
@ 中津バイオセンターから入荷した球根を6団体と27名の里親さんに配布して、5か所の花壇に植え付けました。
A 近畿大学元理事の加藤先生より学生さんの取り組みに必要という事で、球根の要請が役場を通して有りました。
笹ゆりギャザリングを通して、和歌山の北さんにお願をしていたところ、猪に荒らされ調達できず、滋賀と和歌山のバ
イオセンターからの調達も無理で、荒井先生ご紹介の奈良県農業総合センターも残念ながら全て破棄処分された後
という説明でした。上牧第2小学校のハウスと郁子さんの所で、大が20球、中が70球余り有りましたので、大20球
を初出荷致しました。中の球根が来年開花して展示会が開催できるという、計画の第一歩が見えてきました。
○ 新年度に向けての概略
会の名称:ら・かんまき・笹ゆり
会則2 目的:町の花笹ゆりをシンボルに、年間を通して季節感のある一鉢をもって、地域づくりに参画
することを目 的とする
会則3 構成:笹ゆりを愛し、植物の効能を体感し、蝶々効果を体現するひとり一鉢からの地域づくりに
参画する有志で構成する
※ 運営委員15名・里親12名・賛助会員2名 計29名
会則5 活動:笹ゆりを取り組む個人や団体との連携を図りながら、町の木や町の花を選定された願いを、
次世代に繋ぐ事を目標に、会員相互の向上を目指して講習会を開催する。
年間プログラムについて
管理作業(学校4校・幼稚園・ハウス・庁舎前・2000年会館)
月1回第1月曜日(雨天の場合第3月曜日)9:00〜
笹ゆり展の開催
種の選別と種蒔
※ 他の団体、個人とのネットワークについては、まちづくり推進課担当
※ バザーについて:朝市への参加3月・9月・12月の3回
笹ゆり展・ペガサスフェスタの計5回の予定
ペガサスフェスタへは他の団体と協働参加も検討
○ 上牧第2小学校のハウスの改良工事と植え替え
育苗箱の4年分は年度がはっきりしているのですが、昨年球根の大きさで植え替えた為、卒業した園芸委員の
子たちが訪ねてくれた時に、自分たちの蒔いた種の花とは説明が出来なくなったことから、子ども達が訪ねてくれ
た時に分かるようにとする事と管理上の理由から、ハウスの改良工事にかかりました。
@ 11月9日(参加者7名)・10日(参加者6名):作業時間:9:00〜15:30
両日プロの妻曲さんを中心に、富美子さんの御主人、学校ボランティアの吉田さんと西川さんとメンバー3人
でブロック177個を3段に積みました。富美子さんの御主人が、作業の前日に妻曲さんにボランティアでお願
いして下さった結果、最高の出来上がりです。両日とも学校から給食を準備頂きました。ご馳走様でした。
A 11月18日(参加者2名)・19日(参加者4名):作業時間13:00〜16:00
妻曲さんから軽トラ4杯分の土が入るとお聞きして、まちづくり推進課のスタッフにお願して分散して保管し
ていた土を届けてもらい、農協に追加注文し、コーナンからは350キロ積載の軽トラ2杯分のバラスを、無料
貸し出し1時間以内ギリギリセーフで運び込み準備をして、18日午後1時電話でスタッフ1名呼び出し、19
日午後1時電話でスタッフ1名と富美子さんの御主人にボランティアをお願いしました。ハウスの雨だれの元
になるパイプの付け替えもお願いしました。
B 11月21日(参加者4名):作業時間9:00〜15:00
最後の土のブレンドとハウスのパイプの付け替え作業まで、富美子さんの御主人にお手伝いいただきまし
た。植え替え作業はスタッフ3名で大胆に時間を短縮して、6年分を見事に植え替えました。
○ 種蒔の講習会(参加者6名)
茶褐色になった種を持参して下さいと呼び掛けた講習会でしたが、現実には種は緑色で脱色も始まっていない状
況で収穫出来ませんでした。新規参加者2名に里親4名で郁子さんの研究資料をコピーしていただき小さな輪から
始まるようです。荒井先生からお聞きしていた、湿ったバーミュキライトに種を入れて2ミリ球根になってから植え付
ける方法を既に郁子さんは実践されていました。土のブレンドも5通り試みてデーターを出し、管理状況も詳しく説明
していただきました。
地域の公園に育てた笹ゆりを植栽する日が近づいてきたようです。
○ 笹ゆりの種達
只今乾燥中です。
平成22年12月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート73)
○ 種の選別開始
千恵子さん、恵美子さん、美佐子さんから選別して奈良産の種が届きました。種から育成するメンバー、曽爾で取
り組み田中さん、小学校、中学校、幼稚園等への配分を済ませました。第2小学校園芸委員会の分は子ども達に選
別してもらう予定です。和歌山産上牧育ちの種については、善博さんからの意見を参考に、上牧産の子たちと交配し
ない様、風の向きなど考え3か所に直播を致します。
○ 笹ゆりギャザリングを振り返る
多くの方々の協力を得て終える事が出来た笹ゆりギャザリングを振り返ると、田中さん、亀谷さん、美馬さんの貢献
度に対して、あらためて感謝を申し上げねばなりません。
自ら進んで企画立案、参加団体への連絡に御苦労願った田中氏、町の広報紙やメンバーの声かけだけでは目標
の鉢数に届かなかった所、美馬氏や亀谷氏の自主な取り組みのお陰で、展示の300の鉢数が整った事、至らぬ事
から起きる挫折感に優る喜びでした。