植物観察会
平成22年10月の花遊び
☆ 植物観察(参加者3名)
奈良百遊山健康づくり50選から選んだ、歩行時間3時間40分、歩行距離7.5キロの音羽三山に植物観察を兼ねて5時間
30分の計画で出かけました。下居のバス停から手入れのされた参道を、野菊に助けられながら1時間かけてたどり着いた音
羽観音寺、先ずは掲示された書で心の洗濯
「他人が自分を苦しめるのではない
自分の考えが自分を苦しめるのである」
749年創建のお寺は796年の音羽流れと記録に残る、豪雨と山津波で100から有った堂宇が流され唯一残ったお寺だそ
うです。常々願う宗教家のお顔はこうあって欲しいという尼さんに迎えられ、県指定の天然記念物の「お葉つきイチョウ」を模し
たクッキーとお茶を頂き、いざ出発したのですが、山みずのため道を成していない区間から始まり、5分もせぬうちに内心「大
丈夫だろうか!止める勇気も必要では!」と思いつつ、もう戻れない前に進むしか無いと、植物観察どころではありません。た
だただ足元の確認しながら音羽山から経ヶ塚山へ、そして熊ヶ岳では肩まである笹の群生に道が覆い隠され、2度迷い道を
しながらも無事に下山。しかし、足元の植物の種類の少なさに不安を感じるのは考えすぎでしょうか。駅の階段で悲鳴を上げ
る足に山の悲鳴が重なった様な体験でした。
平成22年1月の花遊び
☆ 植物観察会(パート38)
庁舎前に子ども達の基地を発見、石を組、木の枝を集め、枯れ葉を載せ、「あれまぁ・・」と振り返れば、箱庭から誘拐され
ていたキノコ・ブランコ等々を発見。笹ゆりの花壇の杭も使って、子どもの世界が出来ています。「さぁ、どうしたものか」「火
遊びまで発展したらやばいよ」池の端に学校から持ち出したジョウロに紐が付いています。池から水をくみ上げる様を想像
して、落ちたら大変と全て片付けることに致しました。箱庭はリーダーさんが追加した道具と戻ってきた作品で賑やかな事
ですが、子ども達の基地づくりに又出かけて行くような気がしております。
平成21年11月の花遊び
☆ 植物観察会(参加者9名)
子ども植物観察会開催の為の研修会とし発会したのですが、今後開催できる見込みがないことから、来年度より予算を
付けない同好会として活動する事に決めました。箱庭作りも庁舎前ボランティアに組み込む予定です。会としては最後の箱
庭作りです。リーダーさんが今の子供たちは童話の世界は知らないからと、よく知っているアンパンマンとその仲間の箱庭
を企画、ご主人やメンバーの協力を得ながら20日に完成しました。しかし連休明けに作品数点誰かに連れ去られたことが
分かり、リーダーさん修復作業開始です。
平成21年9月の花遊び
☆ 植物観察会(パート36)
○ 9月10日(参加者6名)
海住山寺の京都府自然200選に選らばれた京都府最大のヤマモモの木と、平城京遷都1300年にちなみ恭仁京
跡を見学したいと出かけました。海住山寺では見事なヤマモモの木に感動して、ご住職に教わった鹿の子の木では、
後楽園で珍しい木だと教わったことを思い出し苦笑、松笠と思いきや高野槇ぼっくりで照れ笑い、寺から見下ろす恭仁
京跡を囲む地形は藤原京に通じるものを感じ、大学に半年の休学届を出して自転車での日本一周があと3日で終了と
いう、日に焼けたが体重に変化なしという若者との出会い、手つかずの広い庭のある空家に3年は遊べそうと語り、ホ
シ草とミズアオイに出会い、木津川市観光協会発行の加茂ぶらりまち歩き3時間コースを迷い道しながら5時間かけて
完歩。
○ 9月17日(参加者6名)
次回の箱庭は緑さん提案のアンパンマンとその仲間達です。ブランコなどの遊器具に、テーブル、椅子、ハウスが設
置される予定の箱庭は11月7日に向けて準備が始まりました。
平成21年6月の花遊び
☆ 植物観察会(パート35)
○ 6月11日(参加者6名)
二上山を下見したリーダーより、朝7時の時点の雨で中止ではなく、前日雨の場合も滑って怪我をする危険性がある
ので中止にし、当日晴れたら大神神社の笹ゆり苑に変更したいとの申し入れがあり、伊藤さん・月日さんの欠席の確
認が取れたところで会員へのfax送信。前日の雨で二上山は中止になり、あらためて年齢を重ねた事に気が付きまし
た。子ども植物観察会開催のための研修の見直しの時期が来たようです。笹ゆり苑から何処かへ行きしょうかのコー
ス設定に参加者無事帰宅の報に安堵、保険の関係上事前に日程表の提出を要望しなければなりません。
○ 箱庭作り(参加者6名)
花壇から全ての植物や石などの撤去作業と、みにくいあひるの子の池作りなどに3名、アヒル、白鳥、キノコ等の色
付けに3名、お昼までの3時間で完成させる様作業開始です。池がふたつと林が完成したところに、白鳥、アヒルの親
子、キノコ、カメ、ハスの葉に乗ったカエルなどを配置して、最後に池に浮かんだ長靴にオタマジャクシ2匹入れて出来
上がりました。看板は幼き頃のみにくいあひるの子の記憶と、50数年ぶりに読んだ感想の違いに、「みんな仲良くしま
しょう」にして、「アヒルの巣に白鳥の卵を入れたのはだれでしょう」と問い掛けています。
平成21年5月の花遊び
☆ 植物観察会(パート34)
○ 5月14日
下牧散策(参加者8名)
伊佐那岐神社の辺りに生える植物図面を持ってどれだけの木々が切られたか照合する前に、伊藤さんと日月さんに
「20年から25年周期で森を再生させる営みが必要なのですよ、ここは遅れていたのですよ」と教えられ、大きな切株
の横に出た小さな枝に素直に納得してからの観察会開始です。無くなった木々が多く、笹ゆりも見つかりませんでした
が、前の観察会では見つける事が出来なかったエゴの木を何本も確認出来た事や、竹林の中の木々の命の失われ
ていく状況が心に残りました。
○ 5月21日
箱庭の準備(参加者8名)
図書館でひとりは2冊、もうひとりは3冊と別々にみにくいあひるの子の本を借りてきました。アヒルの親子と白鳥の
親子が出来た後は、とし子さんを現場監督にキノコ、梟、カエル、ハスの葉、オタマジャクシ、卵、靴などが出来上がり
ました。次回は色付けをしながらの箱庭作りです。(参加者8名のうち6名担当)
平成21年1月の花遊び
☆ 植物観察会(パート33)
雪うさぎの子供がお母さん兎の背中に乗っていたり、亀が池から散歩に出たりと、子供たちの遊び心が見える箱庭につ
かの間の雪景色です。
次回作は?・・・みにくいあひるの子が有力候補です。
平成20年11月の花遊び
☆ 植物観察会(パート32)
○ 11月18日参加者5名
箱庭づくりの準備
生セメントと新聞紙を混ぜ合わせたものと、チキンネットを眺めてなかなか手が進みません。何とか熊が出来上がっ
た時、「トトロだったら出来ると思う」と言う恵さんの一言で、トトロ3匹に挑戦、そうなると雪うさぎ、トナカイと出来て参り
ます。保育所の子供たちが見に来てくれることを楽しみに作りました。
○ 11月26日参加者4名
箱庭づくりの準備
三匹の子豚の時の色付けで学んだことを活かす為、今回は水性のペンキを使ってみました。白、赤、茶、青、黄色、黒に
油性のマジックペンで、純子さん手製の教会、トナカイ・雪うさぎ・クマ・リスなど色を調合しながら、それぞれに箱庭のイメージ
をふくらませています。
○ 11月28日参加者8名
(箱庭づくり)
予報通り降ったり晴れたりの天気でしたが、三匹の子豚の箱庭をすべて撤去して、土を足し肥料を入れて更地にし
てイメージを膨らましてゆきます。樹木を置き、池をつくり、花を置き、動物を置き、教会を置き、松笠にペンキを、数珠
玉にニスをスプレーする人、ツリーを置き、位置が決まるとアッと言う間に植え付け完了、スイートアリッサムが大きく
なったら素敵になるわ、しかし後、倍の花が有れば今から素敵という事で、休憩中に花の買い出しで、その間は雨と
いう結構な段取りです。今回の制作時間は3時間でしたが、宿題が一つ出来ました。セメントのあく抜きのため庭先
に置いていたトトロを車に乗せると、「おばあちゃんトトロ何処へ持って行くの」という事から明日香ちゃんのトトロを作る
ことになり楽しい気分です。
(花の嫁ぎ先)
始まる前に冨美子さんから、知り合いから200ポット以上の花を頂いたのですが、持って行ったらメンバーの方貰っ
てくれますかしらとの連絡、大丈夫でした、庁舎前に24株、とし子さんのボランティアの所に40株、メンバーが各自
頂き、残った分はひまわりの会が頂き、花たちは縁のあるところに嫁ぎました。
平成20年10月の花遊び
☆ 植物観察会(パート31)
大台ケ原(参加者7名)
「大和上市から大台ケ原の往復バス代4,000円が惜しくない」とは家計を預かる主婦の正直な感想です。その大
台ケ原で感動した心に、父は2歳、母は20歳の時に他界、ご主人は交通事故死、お孫さんは転落事故による記憶
障害があるという、でも幸福な人生だったわと語るメンバーの言葉が心に沁みわたりました。
平成20年9月の花遊び
☆ 植物観察会(パート30)
○ 9月18日午前7時植物観察会中止
トリカブトの群生地に咲く花は、紫の花なのか白い花なのかと楽しみしていましたが、午前6時55分まで雨が降って
いた事で中止です。山の中を歩きますので、足元が雨で滑りやすくなっているため、けが人が出てはいけません。しか
し、3年も中止になっていて4年目も中止とは如何なものかと、110時過ぎに長靴を持って下見に行ってきました。枯れ
た軸が立っているだけの現状に「どうして、なぜ」の言葉かありませんでしたが、ギンリョウソウやキノコ、小鹿との出会
いを慰めに帰りの途につきました。
平成20年8月の花遊び
☆ 植物観察会(パート29)
箱庭の木がこの夏の暑さに次々と枯れてゆきます。5本ほど植え替え一息継いだのですが、とうとう狼さんが半身隠すトウ
カエデまで危なくなりました。後2か月頑張れと言いながら、トリカブトの群生地と大台ケ原への企画中です。
平成20年6月の花遊び
☆ 植物観察会(パート28)
○ 6月12日(木)
矢田山植物観察会(参加者6名)
朝の7時の天気で決行か中止か決めるのですが、上牧町のなかでも降っている所と、降っていない所があって「えっ、
行ったのですか!」・・・ゴメン・・・
いつもの4人組、法隆寺正面で松グミを観察後左手の門から出て、地図に載っていない道を伊藤さんに案内いただく
ことになりました。水音を楽しみ、日月さんのウワズミ桜の実の塩漬けや焼酎漬けの話に耳を傾け、猩々袴の葉先から
赤ちゃんが育つのを教わり、足元の花柄を見つけてはネジキ、テイカカズラをさがし、水がきれいな山間の田んぼ、おい
しいお米が収穫されること間違いないと問答しながら、各自打ち合わせした訳でもないのに、何処かに笹ゆりが咲いて
ないかと探しています。「咲いてないね!」笹ゆりがあって当たり前の環境に見えるのですが、どこに行ってしまったの
でしょうか。でも風道で心を洗う体験付きの植物観察会は良いですね。
○ 6月13日(金)
箱庭づくりの準備(参加者5名)
子豚、オオカミ、風で飛ばないように藁のおうちの土台と木のおうちの土台、煙突付きの煉瓦のおうち、亀と兎と船を
新聞紙とセメントの材料で準備をして、26日は2~3時間で完成の予定です。
○ 6月26日(木)
箱庭づくり(参加者8名)
9時30分から片岡城、姫屋敷、民家、鎮守の森、牧場のある箱庭から三匹の子豚の箱庭づくり開始です。子豚やオ
オカミの色付けする人、藁のおうちを作る人、木のおうちを作る人、煉瓦のおうちに色付けする人、更地に戻した箱庭に
オオカミの場所を決め、三匹の子豚のおうちの場所を決め、植物を植え付け、川をつくり、「誰が2~3時間で出来ると
言ったの」申し訳ない作業時間は4時間半かかりましたが、参加者全員満足の出来る作品に仕上がりました。
平成20年5月の花遊び
☆ 植物観察会(パート27)
○ 葛城山植物観察会:5月1日(木)参加者10名
何度出かけても新たな出会いがある植物観察会です。ロープウエイの眼下に見える。
ウワズミザクラの本数に「えっ、こんなにあったの」で始まり、リーダーの緑さんがぜひ探したいと言っていた黄花のイ
カリ草を1本見つけた後に、去年はどこを見ていたのかと不思議なくらいに次々と見つかるのです。カスミザクラ、イヌザ
クラ、ミヤマシキニ、ウリハダカエデの黄色い花と緑の赤ちゃん、黄色い柳、イヌブナなどを楽しみ、山ゆりか笹ゆりかは
たまた違うゆりかと問答しながらも、カタクリの数年前からみてあきらかに減少している事にさみしさを感じましたが、伊
藤さん、日月さんの説明にとし子さんのお友達2名冨美子さんのお友達1名の方たちの、参加して楽しかったとの感想
と、伊藤さんの得意とする名前の由来に笑顔の聞き入る様子に、次回の矢田山の新コースでの植物観察会が楽しみ
です。
○ 5月29日
三匹の子豚さんの箱庭づくりの打ち合わせ。
平成20年4月の花遊び
☆ 植物観察会(パート26)
4月17日(木)参加者10名
今回は雨でも決行(桜の見頃が17日~20日)とのFAX連絡、最近神通力が落ちましたので、千恵子さんの神通力
に期待しますとの伊藤氏、二人揃えばお天気間違いなしが、朝から雨で天気予報は雷にひと月分の降水量、本当に
行くのですかと確認の電話、県下最古最大の千年桜・県下最古最大の千本杉・県下で確認された3本の内の葉付き
イチョウ・新日本名木百選のホオノキ・国指定天然記念物の八房スギ(推定樹齢2500年)と見て回りましたが、車か
ら降りると小雨模様の観察会、「感謝状を出さなければね・・・」と間近に見る巨木の力強さを全身で感じました。伊藤・
日月両氏の説明を楽しみながら、満開の榊の花、黒文字の花と葉の香り、レモンの香りがするタムシバノの枝、アオ
キの花、山梨の花、小さな植物にも目をとめてゆっくり回りました。
① ② ③ ④
平成20年3月の花遊び
☆ 植物観察会(パート25)
追い込まれないと出来ない年間予定表づくりですが、3年間其の都度の事情で中止になっているトリカブトの群生地の見
学を、今年こそ実現したいと思っている矢先、ドクゼリを食べて重症のニュース。日本三大毒草(トリカブト・ドクゼリ・ドクウツ
ギ)(バイケイソウ・ハシリドコロ・トリカブト)のひとつだそうです。薬草でありながら、毒草と明記されるトリカブトですが、年間
プログラムに先ず紫の花が咲きそろう秋に入れて、矢田山、葛城山、仏隆寺、大台ケ原などを順次予定に入れてゆきます。
平成20年2月の花遊び
☆ 植物観察会(パート24)
24日:結城神社の枝垂れ梅と魚半楼の盆梅展(参加者10名)
世界の梅公園で300品種からの梅を見る予定が、魚半楼の盆梅展に幾度となく足を運んでいるメンバーの「長浜よ
りお薦めと」の一声で変更です。千恵子さんの神通力にお願いしましたが、天気は予報通り雪で、2時間のところを4時
間かけて事故車、待機車を横目に超安全運転で出かけました。魚半楼も結城神社も写真には写し取れない美しさでし
た。
平成20年1月の花遊び
☆ 植物観察会(パート23)
笹ゆり姫物語の舞台になった下牧の片岡城跡をモデルに、片岡城・姫屋敷・鎮守の森・里村・白見池を配して、そこに大
和時代牧場があったことから上牧下牧の地名があるので牧場を作ったのですが、馬がなかなか準備できませんでしたが、
1月6日にやっと牧場にワラで作った馬5頭が到着いたしました。
平成19年12月の花遊び
☆ 植物観察会(パート22)
○ 箱庭づくり(参加者5名)
純子さん手作りのお城を配して、龍のひげと万年草で山野草を表し、その緑の効用にあらためて感動を覚えました。
写真は恵美子さんのご主人にお願いして撮ってもらいました。次回からは恵さん提案の子ども達に楽しんでもらう様、
童話の世界をつくる事が決まり、第一候補が三匹の子豚です。
○ 篭あみの研修
パート1 高砂市の研修で学んだ事(参加者5名)
もてなしの心・始末のポイント・1,000個作って一人前の励ましです。自分だったらここまで準備をして、心からもて
なす事が出来るだろうか! いいや、この心を学び自らも実践できるようにならなければと素直に思えた一日でした。
十二分に準備された蔓、二人に対してひとりの講師で2個~3個の作品をつくり、蔓取りには5人の案内で車に詰め
るだけ積んで往復12時間の研修終了。
パート2 忘れない内に復習を(参加者7名)
持ち帰った蔓が硬くならないように、濡れた新聞とビニールシートを掛け(恵さん担当)、1週間後に集まり復習です。
見学者3名の作品作りという復習方法と、篭を活かす蔓のあしらいの難しさを再度確認しながらも、山の中まで入って
蔓取りをする予定を立てました。
平成19年11月の花遊び
☆ 植物観察会(パート21)
箱庭の造り替え・・・・片岡城と白見池と鎮守の森
11月22日(参加者7名)
地域活性課から今日一日頑張ってくださいと、温かいコーヒーが届きました。片岡城と白見池と鎮守の森と民家を配
する為、全ての植物を撤去して、コガネムシの幼虫を駆除しながら、高台を作り、池を配して、森作りまでは順調に進
みました。降り出した雨で昼食タイムです。それからが大変、姫屋敷は、出城は、民家は難儀しました。遊び人四人引
き止めて5時までかかり、牧場まで作って後は宿題です。物づくりの力量から純子さんに出城をお願いして、馬(3㎝)
3頭は地域活性課に依頼して、完成は12月1日の予定です。
平成19年10月の花遊び
☆ 植物観察会(パート20)
大仏さんのへそに登る。(山並みが大仏さんの寝姿で・・・大仏さんの寝姿に見えました。
お腹の一番高い所がへそで、その龍王山の頂上まで登りました)
9月後半の大台ケ原(西)は雨で中止、トリカブトの花の群生地は車の手配が出来ず中止、龍王山は歩くだけで精一
杯、植物観察は無理ですよと、伊藤・日月両氏からの説明があったのですが、歩きに行きました。伊藤・日月両氏の不
参加の連絡は残念でしたが、参加人数が少なかったことから、裕子さんのご主人の協力を得て、下山口の長岳寺に車
を置き天理ダムの上り口まで送っていただくという裏技で・・・・・苔の種類が多く、センブリノの花が咲き、野菊が美しく、
秋の麒麟草にツルリンドウのワインレットの実、オトケシ草、一両・十両・サネカズラの実が色付き始めていて、下りる道
は雨が降ったら小川になる方に地図を確かめずに下りてしまったのですが、楽しみました。ただ、歩く道の両サイドの土
が掘り起こされ、田畑に防御策が施されているのには、いったいこの山には猪が何匹いるのだろう、木の根も食べると
聞き心配になりました。
平成19年7月の花遊び
☆ 植物観察会(パート19)
7月9日(月)参加者8名
奈良市内最高峰の国見山の植物観察会です。茶畑を通って山頂から大和平野を眺め、なおかつどんな植物に出会
うかと楽しみに出かけました。まずは人目につくとお持ち帰りになる植物たちには、嬉しく思う気持ちと心配な気持ちが
交差します。マタタビの実、ナツハゼの実、コウゾウの実など眺めながら、案内人の伊藤さんがここは秋も楽しいですよ。
でもって、来年の秋には見えなかった大和平野も絶対に見てみたいと思います。姿は見えませんでしたが、鶯、ホトト
ギス、三晃鳥の鳴き声も楽しみました。そして最後に食べたら余りの苦さに頭がくらくらした事から名前が付いた、クラ
ラとの出会いでした。ハイジのお友達のクララではなく、エンジュの葉によく似たマメ科の多年草です。
平成19年6月の花遊び
☆ 植物観察会(パート18)
6月11日(法隆寺~松尾山~矢田寺)参加者6名
集合時間ぎりぎりに到着した4人組、案内人の伊藤さんと日月さんに斑鳩神社での一休みをお願いしました。ご神
木の元気のないのは階段と根の関係からきているとの説明に、申し訳ない気持ちになりました。タラヨウの雌木の葉
が雄木の半分くらいで、手紙には使ってもらえなかっただろうかと語り、神事には花の咲いた榊は使われていない話
しの中で「榊も柿の葉寿司の柿の葉も中国産が多いのですよ」の説明には「本当ですか!」こんなことで良いのでしょ
うか・・・・・・・・
松尾山までの道のりは前回の天神山とは大違いで歩きやすく、極相林と陽樹林の違いの説明が良く理解できる山
でした。ウスノキの赤い実は5角形で臼の形をしていました。長葉もみじ苺は名前の通りの姿で、素直に見れば良い
ことを確認しあい、エンジュの木がニセアカシアの木である事を知り、棘のないのがイヌエンジュと教わりました。松尾
寺でも樹木との共生の難しさを垣間見、なぜ専門家に相談しないのかと思いました。午後からは花を見ないと判別が
つきにくい植物に出会いました。2枚互生のイソノ木かネコノチチ、キンランかギンラン、ノギランかショウジョウバカマ、
コブシかタムシバ。6時間かかった植物観察の心地よい疲れは山の神様からの贈り物でしょうか!
平成19年5月の花遊び
☆ 植物観察会(パート17)
伊藤講師から資料と課題を持って臨みましょうとの連絡が入りました。
与喜山暖帯林(長谷寺寺有地)として昭和33年12月18日に天然記念物に指定されていて、58科209種の植物達が
まつ山にどんな課題で臨むのか、裕子さんの「知らない植物をひとつでも覚えて帰る事が課題です」にみんな横並びで、久
しぶりに日月さんもご一緒で参加者10名。まずはクモラン探しからはじまり、ムロウマムシグサ・ヤマアイ・ノブキ・ハナミヨ
ウガの蕾・ギンリョウソウ・イズセンリョウ・シロダモ・ヤブニッケイの香り・ニセジュズネノキ・タカノツメ(木)・キジョランなどを
確認しながら歩きました。久しぶりに植物たちが住み分けている様を見て安心し、歩くようには整備されていない厳しい山
道でしたが、この状態で良いと言うみんなの思いでした。山を降りたところでウワミズザクラによく似たイヌザクラの花を見ま
した。枝先に花が咲くのではなく枝の途中から花穂が出ていました。
平成19年4月の花遊び
☆ 植物観察会(パート16)
庁舎前の箱庭
庁舎前の池のアヒルに会いに来た4、5歳の女の子が行き帰りに箱庭をのぞいて、指差しながら連れのおばあちゃ
んに何か説明しています。作って良かったと思う景色です。大きくならないようにビニールポット等に入れって植えつけ
ていますが、雨にたたかれて容器が見えてきましたので土の準備が必要と土谷さんからの要望があり4日に直しまし
た。良く見るとタンポポの株が半分くらいになっています。他にもなくなっている植物があります。メッセージを「2006・
12月8日に植えつけた33種の植物の名前です」に替えて地域活性課の課長補佐に看板を立ててもらいました。
観察会の日程
伊藤森林インストラクター同行の観察会の日程が決まりました。5月は天神山の与喜山暖帯林・6月が矢田山・7月
が国見山です。同じ木の事を何回も聞いてしまう状況から少し成長せねばと思っています。それから、今年はちょっと
ちょっとコースとして町内・町外への散策プランが随時発生しますので、担当の筒井さんまで各自問い合わせる事と、
お友達の参加も了解となり今年も他の団体の3倍は時間をかけて歩くと思います。
ちょっとちょっとコースの収穫①:シロバナショウジョウバカマ
平成19年2月の花遊び
☆ 植物観察会(パート15)
2月8日籠あみ集会 参加者10名
車に乗り合わせて裕子さんの家まで行き、裕子さんの案内で蔓取り現地で編み上げるのです。お弁当を持って各自
大作を作り、玄関で寄せ植えなどの鉢を入れて飾る予定でしたが、午前中は蔓取りで昼食後編み始めたところ、蔓が
なかなか思いのままに扱えず、籠あみなんてむいていないと言いながら1個~3個仕上げる人、参加できなかった人
の蔓を準備する人、家から持ってきたリボンを付けてプレゼント用の作品を作った人、展示会用の作品を作る人と賑や
かなひと時のなか、大作を作る目的を果たしたのは約1名でした。
平成18年12月の花遊び
☆ 植物観察会(パート14)
12月8日10時から裕子さんを講師に箱庭づくり開始です。1日半かかる予定が1日で完成です。参加者9名山を作り、
川を作り、木を植え、草花を植え、橋を作り、階段を作り、家を作り、垣根を作り、露天風呂を作り、コケをはりましたが、購
入した材料は土とセメンダインのみで、恵美子さんの漬物石も頂きました。完成後はみんな家が盗まれないかと頻繁に出
かけては眺めているようです。恵さんから「コケがはがれていたので見たら猫が糞をしていたので取り除きました」との報
告がありしばらく目がはなせません。27日緑さんの考案の門松を立てました。
平成18年11月の花遊び
☆ 植物観察会(パート13)
庁舎別館前のジャーマンアイリスが花泥棒に遭い行方不明です。風通しと日当たりの状況から植え替え場所の許可を得
ておりましたので、レンガを運び花壇の準備をして、さあ、掘り上げようとしたら小さな球根が少し残っているだけです。ジャー
マンアイリスは花壇の植え替え管理のボランティアを始めたときから在った花で、花壇を整備して植え替えて、倍に殖えてひ
まわりの会の花壇へお嫁に出して、もっと日当たりの好い場所へ植え替えることに決めていたのに本当に残念です。やるせ
ない気持ちを振り払って、レンガを元に戻すのをやめ箱庭を作ることにしました。日をあらためて役場の総務課に変更届の許
可を得て、裕子さんに上牧まで花遊びの出張をお願いしました。落葉樹木・常緑樹木・すみれ・たんぽぽ・石・家・動物など
を準備して、里山の風景を作ろうと思っています。難題は植物の名札を箱庭の風景を壊さないように展示する方法ですが、
みんなで知恵を出し合えば何とかなるだろうと期待しています。
平成18年10月の花遊び
☆ 植物観察会(パート12)
1日午前7時雨です。不思議なことに晴れ男と晴れ女がいる植物観察会が中止です(後日納得できる理由が判明致しま
したが公開は差し控えます)。伊藤さんから是非観てみたい植物が三つありますがこのまま中止ですかとの問い合わせで
す。限定ものに弱い智栄子さん5日にみんなと協議の結果10日に決まり、参加者6名畠田駅起点で歩くこと万歩計で2万
歩、明神山からは飛行船と大和三山を眺め、おおらかな気持ちになりました。
○ チヂミザサ
裏道を歩いたためチヂミザサの種が上着やズボンにたくさん着いた為一休みしながら払い落しましたが、チヂミザサ
の花を初めてみました。小さな、小さな、可愛い花です。
○ フユイチゴ
群生するフユイチゴにジャムも良いけどおすすめは苔玉です。冬の庭や玄関に緑の葉と赤い実・・・・・美しいですよ。
○ 笹ゆりの群生地
種付きの状況を確認したかったのですが、1個も見つけることが出来ませんでした。後日分かった事は毎年9月に地
域の方が草刈をされるとの情報、種が自然に育つのでなければ群生地の保護はどの様にされているのか気になると
ころです。
○ ショウジョウバカマとノギラン
ショウジョウバカマの近くにシライトソウがあるのでは無いかと、ゆっくり観察したのですが、分かったのは頭からショ
ウジョウバカマと思っていたのがノギランだったことです。花があれば見間違える事は無いでしょうが、葉っぱだけでは
やはり難しいのだと実感しました。
○ コウヤボウキ
コウヤボウキは1年目の枝先にだけ白い頭花をひとつずつ咲かせるのは知っていましたが花の蕾は濃いピンク色な
のです。
○ アゼムシロ
畑に咲いているアゼムシロの花を見つけました。自然が創った花姿に、もっと豊かに物事を考えなさいと語りかけら
れた様に思いました。そして、もう一度アゼトウガラシの白い花と小さな実を見た時の可愛いと言う感動を再現したい
と思っています。
○ シライトソウ
講師の伊藤さんが観察したいひとつがシライトソウでした王寺町の町史に明神山で見ることが出来るとあったそうな
のですが、花の時期が初夏なので残念ながら見つけることが出来ませんでした。
名前の由来は、この草を植えている家に吉事の兆し(吉祥)があると、それを感じ取って花を咲かせると言う古い言
い伝えからで、なかなか花が咲かないと聞いていたのに、陽子さんと佐江子さんの二人声をそろえて言うのです「本
当にこの花は良く咲くよね」・・・・・花と緑のオンリーワンクラブにもいい事あるかなあ・・・
平成18年9月の花遊び
☆ 植物観察会(パート11)
10月1日の龍王山植物観察会が変更になりました。理由は龍王山が標高586メートルで歩くだけで3時間半、植物観察
しながら歩くと2倍から3倍掛かる私たちには無理ですよと、伊藤講師のアドバイスに従い隣町の王寺町明神山植物観察会
です。常日頃リーダーの筒井さんが歩いている所ですので、裏道を行きながらゆっくりと植物との出会いを楽しみたいと思い
ます。
平成18年8月の花遊び
☆ 植物観察会(パート10)
8月29日植物観察会企画会議:参加者7名
10月1日:竜王山方面へ伊藤講師を招いての研修会
10月21日:新町方面で「葉っぱ博士」認定企画案を9月5日ごろまでにまとめる
上記2件の検討を中心に他の事業の日程を検討するも、会の最初に筒井さんよりマップのミスプリント発見の報告に
気落ちする事大、ツユクサの万葉名つきくさが、うきくさになっているのです。思い込みと老眼で校正ミス、「う」の字の
点の上から2センチほどの線を引いて消し「つ」にしましょう。
平成18年7月の花遊び
☆ 植物観察会
観察会で何故ここにこの花を植栽するのと思うことがままあるのですが、今度の植物観察会にはまず園芸種を見ることは
無く、原種との出会いを楽しみに参加者9名、善博さんと道子さんの道案内で出かけました。初めてみる植物や、3センチ
の小さな杉の苗が育つのに3年かかっていることや、30年で直径15センチのキハダの木の成長のリズムや、焼きアマゴ
をから揚げにするひと工夫でいっそう美味しく頂いたお弁当タイムと賑やかな観察会でした。
○ ノリウツギ
裕子さんから最近買ったノリウツギの鉢、そのノリウツギの白い花が山のあちらこちらで咲いていました。コウゾウで
紙すきをする時にノリウツギの樹皮から採った糊を使う道子さんの話を聞きながら、自然の配剤に声も無く頷くばかり
でした。ウツギの木で笛作りの提案がありましたので一度挑戦してみます。
○ ヤマアジサイ
挿し芽にすべく山から枝を頂いてきましたが、8名の参加者の何処で育つか分かりませんが、何処かできっと発根し
てみんなの手元で育てられると期待しています。
○ ギボシ
前回お弁当を食べた場所に本当にたくさんあったギボシが9割がた無くなっていました。数株頂こうと立ち寄った私た
ちも同じかなぁ、同じですよね、しかし、目の前の数百株以上あったギボシが無くなっている現状には程を越えたものが
ありました。
○ 桧皮葺き
神社仏閣に使われている桧皮葺きの桧の皮が、立木から採取されている事を木の皮をめくりながらの解説に、単純
に柱に使った後の廃材活用くらいに考えていましたので、先人の知恵にただただ感動でした。
○ トリカブト
秋に花を見に来る為の下見にとトリカブトの群生地に再度行って見ましたが、今年の気象状況のせいか下葉が枯れ
て元気が無く、本数も約半分くらいで、花をつけるのが難しい現状でした。自然の中での花との出会いも一期一会、来
年こそはと群生地を後にしました。
平成18年5月の花遊び
☆ 植物観察会(パート9)
伊藤氏より連絡が入りました。この連休中に3回ほど植物観察しますが如何ですかと、リーダーさんとの打合せの結果、
春の矢田山植物観察会の案内をお願いしました。参加者5名はハルジョオンの可愛いピンクの花に心を和ませ、台風から
お堂を守る為とはいえ、タラヨウの木の無残な樹形に心を痛めることから観察会が始まりました。数年後の成長を考えると
モミジの植栽の間隔が狭いことに指導者の意図するところは何処なのかとお節介な問答をしながら歩き、幾種類もの植物
の群生、春だから見ることの出来る樹木の花にワイワイガヤガヤにぎやかな事です。しっかりメモを取るふたりの手元には
A4の4枚にぎっしり書き込まれています。圧巻は写真では写しきれないギンリョウソウの透明感でした。本当に今日だか
らこそ見ることが出来たと思うと、全員が声をかけ案内してくださった伊藤さんに感謝です。
平成18年4月の花遊び
☆ 植物観察会(パート8)
○ 奈良新聞からマップの取材がありました。記事になるかどうか分かりませんが、「ら・かんまき」について語り、こども植
物観察会について説明したところ、秋の開催会の案内が欲しいとの事、担当の筒井さんに連絡したところ「大変だ・・・」。し
かし、協力者、資料などについて國井さん・篠原さんと協議してくれることになりました。
○ 4月28日花と緑の会&花と緑のオンリーワンクラブのメンバー10名、森林インストラクターの伊藤さんと荒井さんの案
内で畝傍山植物観察と、コア研究所の西野さんに奈良県農業総合センターを案内していただきました。新緑の薄緑や赤い
芽吹きがとても美しく最高でした。植物冊子片手の観察会ですが記載されていない物も多く、わいわいがやがやとハイキン
グの人の倍は時間がかかります。カラスノエンドウとスズメノエンドウが同じ場所にあって違いが良く分かったり、羽化中の
アゲハチョウに出会ったり、花盛りの野いちごにまだ見ぬ実に思わずツバを飲み込み、総合センターの屋上で見つけた、芽
吹いて間もない小さな苗を連れて帰ってと荒井さんに頼まれて、家に連れて帰った裕子さんとそれぞれに人とのふれあい、
緑とのふれあいを楽しみました。今後も研修会としての植物観察会の案内人を伊藤さんにお願いしましたところ、早速5月
の6日春の矢田山を案内していただきます。
平成18年3月の花遊び
☆ 植物観察会(パート7)
① 伊藤氏と日月氏に手弁当で町内を10数回調査の上監修していただいた「かんまき自然観察“しょうくぶつ”手帖」と、
この3月末に出来上がったマップ「ら・かんまき 里山に見る美しき植物たち」、伊藤・日月両氏と塩野さんをはじめとする
役場のスタッフと会のメンバーの協力があったからこそ出来たこの2点について、全力を尽くしきった満足感と嬉しさでいっ
ぱいです。里山に見る植物たちのマップを町民の方に使っていただけたらと願うだけです。
② 3月28日第2回子ども植物観察会開催
事前準備(準備8割本番2割)
・1月13日 担当者会(3名)
・広報紙への掲載依頼(3月号)
・小学校3校のクラス人数の確認(チラシ配布のため)
・3月6日 現地の下見(4名)受付から解散まで2時間を予定
・学校長へのチラシ配布の依頼書・案内状・資料の作成
・3月13日 雨天の場合のクラフトの準備、竹笛・桜の枝を使ったふくろう(6名)
・3月16日 案内状・資料の印刷と配布準備
・参加申し込み者の保険加入
・参加者への参加通知をファックス送信
・前日筒井さん、國井さん、篠原さん、塩田さん、参加者に食べてもらいたいと草もちづくり
天気は週間予報では朝から雨の予報でしたが、目覚めとともに感謝、参加者は子ども9名大人4名スタッフ6名、
出題者を除いて全員がクイズ10問に挑戦して、さあトイレを済ませて出発と思いきや、ショッピングセンターが10時
開店のためトイレが使えない、あわてて南都銀行さんとミスタードーナッツさんにトイレを借りるお願いをして無事出発
できました。万葉歌と万葉植物の説明をしながら歩いた2時間、トイレ休憩、草もちの試食タイム、クイズの答え合わ
せが終わった頃に雨がパラ、パラ、10名の参加者の家が近いからと途中解散になりましたが、無事に終了です。
全問正解者はありませんでしたが、クイズで遊んでみませんか
① 雛壇にあるひしもちに万葉人はヨモギを使ったでしょうか(はい・いいえ)
② 茎を出してその節ふしに花をつけるのはどちら(ツボスミレ・スミレ)
③ 万葉人が歌にしたのはどちらが多いでしょうか(白梅・紅梅)
④ 世界中で愛好されるツバキの園芸品種の数は(100種以上・500種以上・3,000種以上・5,000種以上)
⑤ ヤブコウジの花の咲く時期は(春・夏・秋)
⑥ クヌギのドングリはどれでしょう
⑦ コウヤボウキの花をつける枝はどれでしょう(1年目の枝・2年目の枝・3年目の枝)
⑧ ヤマザクラをシンボルにしている市町村はどこでしょう(奈良市・三宅町・桜井市)
⑨ 昔はスギやヒノキを真木といいましたが、上牧町のシンボルの木の槙はどちらでしょう(イヌマキ・ラカンマキ)
⑩ 植物は気候によって開花時期が前後する事が多いのですが、猛暑、又は冷夏、干ばつ、長雨などの例年に
ない厳しい気候の時でも彼岸の中日にヒガンバナは咲くでしょうか(咲く・咲かない)
平成18年2月の花遊び
☆ 植物観察会(パート6)
第2回こども植物観察会の打ち合わせを、担当の筒井さんと國井さんとの3人で済ませ動き出しました。3月の町の広報
への掲載依頼に続いて、3校ある小学校の各クラスの人数の確認依頼(子ども達への直接案内状配布のため)、そして次
は下見です。子ども達と一緒に万葉集を学び万葉植物を観察し、出来れば歌をつくり楽しみたいと思っています。前回の反
省から雨天の場合の資料の学びとクラフト作りの会場の確保も出来ました。伊藤さんと日月さんには都合がつけば是非参
加してくださる様お願いしましたが、参加は未定です。開催日までにマップの印刷が仕上がっていればと願っていますが、
塩野さんから行政が作るマップではないのだからと様々な案を提示され鍛えられています。
平成17年11月の花遊び
☆ 植物観察会(パート5)
万葉植物についてぜひ伊藤さん・日月さんに教えて頂こうと打ち合わせて参りましたところ、出発前に伊藤さんから頂いた資
料に万葉植物の一覧表、おもわず篠原さんと顔をみやわせてにっこりです。庁舎前の花壇に植える万葉植物の選択が楽しみ
です。花と緑の会と花と緑のオンリーワンクラブで6名参加しました。カマツカの実はりんごの味・ヤブムラサキノキの葉の裏はビ
ロード・カツラの葉はキャラメルの香りなどと、ユリノキ・ハリギリ・ムクロジ・カクレミノ・ウワズミザクラ・セイヨウバクチノキ・トベラ・ヒ
メウズ等々楽しく説明を受けながら、シイの実とマテバシイの実を拾うのに時間制限をしながらの楽しい一日でした。なお、上牧
にたくさんあるセンダンノキ(あふち)も万葉植物でした。葉が落ちて黄色の実だけがたくさんついてとても美しいです。
平成17年10月の花遊び
☆ 植物観察会(パート4)
かんまき自然観察・しょくぶつ手帖・(ページ数43ページ、樹木を中に117種)が出来ました。伊藤・日月両氏と朝の10
時前からお弁当を持って上牧町内を歩きまわること11日間の結果が実を結びました。花と緑の会のメンバーに出来たこと
は一緒に歩いたことと、植物のイラストを励まされて描いたことです。伊藤・日月両氏のお陰で上牧だけの資料が出来まし
た。そして、出来たての資料を片手に10月16日にこども植物観察会を開催しました。やみつきになりそうです。24日には
矢田山遊びの森へ植物観察、花の咲いている吉祥草に出会いました。次回は晩秋の香具山植物観察を予定、案内人は
勿論伊藤・日月両氏です。
平成17年9月の花遊び
☆ 植物観察会(パート3)
槙の木
問題発生です。上牧町のシンボルの木は槙の木ですが、庁舎前のロータリーにあるりっぱな槙の木は、ラカンマキなのか
イヌマキなのかということです。『幹はまっすぐ伸び高さ5~20mの大木となり、その葉は密生して上を向きけっして下を向か
ないといわれています。この木のとおり人の心もまっすぐで、太陽に向かって、すばらしく住みよい町民生活の前進と向上の
指針とする木として選ばれました』との選定の説明から、伊藤氏よりラカンマキが町木ですね、牧野図鑑の一説がそのまま
採用されていますからとの問い合わせ、植物の頭にイヌとつくのは次ぎなるという意味で、イヌマキは昔杉をマキと呼んだの
に対しこの木を卑しんで呼んだことに由来するという説・・・・マキに関してはイヌの意味は該当しないという専門家の一説に
接しても、最初にこれはイヌマキですねがインプットしていてもやもやとしていて、なにがなんでもラカンマキと言ってみても今
もってはっきりせず、伊藤・日月両氏から判別は専門家でも大変難しいのです槙の木でいきましょうと慰められても、本当に
せつないのです。
☆ 植物観察会(パート2)
植物調査にあたって、良くものを見るという営みの大切さを改めて実感いたしました。観察会を通して子どものうちに体感
できることの大切さを思うと、提案して下さった塩野さんに感謝、そして、伊藤宏治・日月英昭両氏に感謝します。とうとう完
成です「かんまき植物観察・しょくぶつ手帖」草花は来年同じ所に生育しているかどうか分からないということから、樹木を
中心に117種42ページの資料になりました。
伊藤・日月両氏には上牧町に10回から手弁当で歩く、歩く、歩くなかでの調査をしていただきました。そして、資料作成
にあたっては私たちメンバーにも、植物のイラストでわずかですが参加できるという心遣いをいただきました。このお二人の
働きなくして出来なかったと心深く思うこの頃です。10月の広報に織り込む子ども植物観察会の募集チラシの手配を済ま
せ、次なる植物マップへとコマを進めます。
平成17年6月の花遊び
☆ 植物観察会(パート1)
智栄子さんたち花と緑の会では町内の植物調査を始めました。子ども達と歩く植物観察マップを作るためです。利子さん
から森林インストラクターの伊藤さんの資料を見せて貰った事が始まりで、助成金を申請していますが通らない場合も有り
ますとお話しした所、「助成金が無かった時どうしますか?植物調査は速く始めないと春にしか見られないもの、夏にしか
見られないものが有りますよ」2時間真剣に考えました。
調査の予算は会では交通費が精一杯、個人でどこまでと決め協力依頼を致しました。草花に詳しい日月さんもお願いす
ることになり、現在交通費後払いで尚且つ手弁当で5回の調査を終えた所です。4回は会のメンバーが数名参加していま
す。センダンの花・ナナミノの花・サカキの花・ヤマナラシ・コナスビ・クスダマツメクサ・ネジキ・クサキ・コシアブラ・蜜腺・気
根等新しい出会いが一杯です。