
笹ゆり日記2025
令和7年1月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート242)
〇 1月7日(火)
日本ササユリ会より会報が届く
村井会長さんの年頭のご挨拶の中に、能登町の平等寺は山全体が崩れて、多くの仏像も紫陽花も桜も、そし
て私たちの愛するササユリも跡形もなく埋もれたとのことで、お見舞いの言葉も空しくなるばかりでした。一時落
ち込んでおられた上野住職は倉庫から「本来無一物」と記された軸を見つけられ、復興への志を胸に頑張ってお
られ、穴水町の皆さんも頑張るとのお知らせが届いたとの報告がありました。
ほっとしてページをめくると、今回も心ない人達により2〜3年前から見られていたササユリの盗掘が大掛かりに
見られ、一株に多くの花を美しく咲かせていた立派なササユリが大量に盗掘されている状況に、誠に悲しく思い、
ササユリを愛する私たちに対する挑戦とも感じられ、本当に残念な気持ちで一杯です。
しかし、これにめげず、今後とも愛するササユリの保護育成等に頑張ると記されていました。
・・・惜しさが滲んでいます・・・
令和7年2月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート243)
〇 2月23日(日)
来月の萌芽状況確認作業までさしたる用事はありませんと思っていたところに訃報が届きました。
「突然ですが、昨日、朝、善博が亡くなりました。
長年の闘病生活、ギリギリまで頑張りました。
生前、本当に趣味が同じで楽しく交流させて頂きました。
家族葬で営みます。お知らせさせて頂きました」
・・・本当に有難う御座いました・・・
「残念なお知らせが届き、あらためて長いお付き合いを頂いたこと、
感謝申し上げます。笹ゆりの取り組みは、善博さんからの協力が
あればこそ、今日まで続いてきました。来月に連絡して伺います」
・・・原稿を仕上げて、積雪状況を確認して・・・
〇 2月26日(水)
桜ヶ丘公園の笹ゆり球根の、盗掘発覚。
うっぷん晴らしに卓球クラブで事のあり様を説明。
〇 2月27日(木)
2小のボランティアに参加して、校長先生に聞いてもらい、ボランティアのメンバーに聞いてもらいましたが、郁子さん
が種から5年育て、昨年移植した子たちですから、本当に腹正しい出来事です。
作業中校長先生から西和養護学校のおはなしが聞けたり、辻本校長先生のお話が聞けたり、多くの先生方に挨拶
を頂き慰められております。
令和7年3月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート244)
〇 3月9日(日)
花遊び通信配布。
〇 3月10日(月)
上牧第2中学校の万葉花壇に現れただろう、アライグマに笹ゆりの球根を掘りだされ、食された現状を確認後、球根
を埋め戻しました。
〇 3月13日(木)
上牧2小ハウス草取り後、萌芽3本見つけました。
・・・少し早いのでは?・・・
〇 3月26日(水)
上牧2小ハウスにて萌芽19本確認、まだまだこれからです。
〇 3月27日(木)
交流会の参加者は7名で、萌芽状況を伺い、まちづくり推進課主催の笹ゆり展の日程状況は5月の初旬にならな
いと、今からでは検討もつかない事から、問い合わせがあればそのように答えることになりました。
ユリクビナガハムシの駆除方法や、上牧幼稚園から移植した2cmの球根が、1本は開花するまで成長したが、毎
年一枚葉の萌芽で成長がない状況の子が6球いるのはなぜかと問われても答えは出ず、7枚葉まで育てたのに翌
年1本も萌芽せず、掘り上げた所、根の1本も無かったことから、コガネムシの幼虫であろうが、卵を産み付けられて
は手の施しがないが、駆除剤はないことはないが、使わない方が良いとの意見が出ました。ともかく入られないよう
に工夫が大切とのこと。
郁子さんの5回に及ぶ癌との闘いも、笹ゆりがあってこそのお話には聞き入るばかりで、その上昨年に作った干し
柿30個を頂戴し5名で分けさせてもらいました。
〇 3月30日(日)
桜ヶ丘公園では小さな小さな1本の萌芽を確認、枯れ草を集め、来月の初めに草刈りの予定を入れます。
上牧中学校のプランターでは9本の萌芽を確認しました。