
笹ゆり日記2017
平成29年1月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート146)
○ 1月1日(日)
花と緑のオンリーワンクラブのメンバーでした文さんから、年賀状に笹ゆりの種を希望する旨の添え書きが御座い
ました。
・・・例年のテレビの前のマラソン3日間を過ごし、ベランダでの作業に見通しが付くまで返事はお待ちあれ・・・
○ 1月4日(水)〜1月24日(火)
正直いつまでも旗振りの役目だけで済ませるわけにもいかないと思いなおし、試行錯誤していた所でしたが、上牧
2小への笹ゆりの球根移植作業にともない、すべての育苗箱・鉢をふるいにかけ、球根を植え替え、種を蒔き、寒冷
紗を掛ける工夫を考えて。文さんへの種の送付も済ませ、育苗箱が14枚残ったので3校へ届ける花の種を育てるよ
うに準備も進めました。
○ 1月12日(木)
日本ササユリ会からFaxが届きました。遷都祭の時に笹ゆりのラブレターを届けた所でもありますので、予算規模
も会員数も桁が違う会であることは知っておりました。そこから、大神神社を尋ねた後上牧の現地視察の候補地と
検討いただけないかとのお問合せです。
先ず思ったことは、
「日本ササユリ会の皆様の研修先として、うちには提供できるような物が無い」
3月の総会までほっておくわけにもいかなし、さぁどうする。
○ 1月13日(金)
3月の総会の検討事項ではお相手に迷惑をかけますので、町づくり推進課に受けいれた時の休憩会場と湯茶の
接待を検討いただけるか、教育委員会では学校での研修について受け入れについて可能か打診、メンバーひとり
に問いかけを行う。
○ 1月18日(水)
笹ゆりの勉強会 「鉢植えで3年は咲かせよう」 (参加者4名)
植え付けについての各自の報告です。
@ 素焼き長鉢に中粒の硅石1〜2割いれて、根腐れ防止剤、笹ゆりの鱗茎を水苔に巻いて炭の
上に置き、小粒の硅石、緩効性肥料、小粒の硅石、殺虫剤、小粒の硅石、鹿沼土、小粒の硅
石、ミックス(鹿沼5・日向1・桐生3・ピートモス1)
1回目の水やりは号数×100cc 、数日してから活力剤適量
A 山野草の土とプラ鉢
B プラ鉢と素焼きの2重鉢に鹿沼とピートモス
C プラ鉢と素焼きの2重鉢に鹿沼、ピートモス、バーミュキュライト、桐生、日向
サツキのPH 水苔のPH、山苔のPH、自生地のPH、ピートモスのPH、鹿沼のPH、桐生のPH、日向のPHは、話
しについていけませんというか、何も理解していない事に追い込まれ、養分の吸収は上根7割下根3割の説に、
下根は気温5度でも伸びる、蘭を育てる世界では、水やり一鉢3年から5年かかると言われるそうで、ピートモス
への水やりはゆっくりゆっくり、鉢底から水が抜けるまでが大事だと、理解している事と理解していない事に、くら
くらしながらもめげない代表です。
大神神社ではこの6月、各地から奉納された笹ゆり達の(四国覆輪・日向、広葉 匂い和歌山 石間 神領)い
ずれを堪能できるのでしょう。持ち出し禁止の笹ゆりもありますので全部はかなわないと思いますが、上牧2小の
校長先生は訪れる予定だそうです。
日本ササユリ会さんからの問いかけについては、全員心を合わせて行えば、絶対に自分たちの学びになる。臨
時で集まるべきでは。
室生の深野との共催ではという意見が出ました。
○ 1月19日(木)
北森氏に紹介の旨の電話を致しましが、ご本人は不在で奥様にお話ししたところ、
「大神神社からは近いですよね。鹿と猿による被害が大変ですが良いのではないですか」
・・・以前に、マスコミの取材を深野さんの方が相応しいと無断で紹介したこともあり、研修場所としては自信を持っ
て推薦できます・・・
日本ササユリ会さんへの返信は上牧の現状をお伝えすることに決め、文章作成、深野地区の資料を添付して郵
送しました。
○ 1月23日(月)
ら・かんまきにも笹ゆりを実践しているメンバーがおりますので、日本笹ササユリ会さんからのFaxを読んでもらい、
19日の返信で良かったことを事後確認しました。
町づくり推進課にも返信の件を連絡し、場合によっては町のバスをお借りして深野に研修に行くこともあると連絡
を致しました。
平成29年2月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート147)
○ 2月7日(火)
日本ササユリ会様から深野に大型バスで行けるだろうかとのお問合せです。
○ 2月10日(金)
深野ササユリ保存会の北森さんに、バスの件のお問合せを兼ねて、日本ササユリ会様の資料と相互の通信コピー
を送りました。
○ 2月13日(月)
北森様から了解の電話が御座いました。
当日のご案内を3名で当たってくださるそうです。
○ 2月14日(火)
日本ササユリ会様宛にFax送信です。
○ 日本ササユリ会様の活動について
≪ 日本ササユリ会の設立の目的ときっかけ ≫
日本ササユリ会は、平成13年6月に金沢市二俣町地内で「日本ユリ祭り全国大会」がオランダの総領事を
お迎えし開催されたのが契機で、これまで金沢市内の医王山地区など特定の地域の人々で組織されていた
団体を、石川県内はもとより、全国の人々を対象に、日本各地の里山から姿を消しているササユリの保存と
群生地の復活を通して、ササユリを親しみ、ササユリに教えられ、命を大事にし、豊かな心で、明るい社会を
つくろうと平成13年9月12日に設立されたボランティア団体です。
≪ 日本ササユリ会への入会手続き等 ≫
1・会費等 入会金は不要です。
年会費は、一口千円で何口でも結構です。
ササユリの里づくり基金は、一口千円で何口でも結構です。
2・入会手続き 下記の事務局までご連絡ください。
3・事務局 〒920−0941
(お問合せ先) 石川県金沢市旭町1丁目1−25
事務局長 中 西 勝 之
Tel&Fax (076)231−5332
世界一のササユリの里をつくろう
『 ササユリの里づくり基金 』 創設にあたって
「日本ササユリ会」はササユリをシンボルとして平成13年に結成されました。
その趣旨は、生命力が強く、どんな環境のもとでも命を長らえ、芯が強く、我慢し、長い年月を経た後、おごること
なく芳しい香りを放ち、美しい花を咲かせる「ササユリ」のような人生をみんなが歩んでほしいとの願いを持って、さ
さやかでも活動をしょうというものです。
“21世紀は心の時代、
命を大切にし、豊かな心で
今日も、あしたも、次の日も”
これまで、県内外のササユリ自生地、植栽地の見学、勉強会やアメリカのテロ事件犠牲者へのササユリ献花、社
会貢献者へのササユリ賞の贈呈等を行ってきました。そして、この度、金沢・医王の里に、命を大切にし、豊かな心
を育み、心のふるさとなる「世界一のササユリの里」創ることにしました。
この「世界一のササユリの里づくり」事業は、約2haの土地に約3万個のササユリの球根を植栽し、日本一、いや世
界一のササユリの里を創ろうとするもので、多額の費用を要する事業でもあります。
そこで、「ササユリの里づくり基金」を設けて、多くの皆様の温かい善意を募ろうというものです。
どうか、この趣旨をご理解いただき、皆様の力強いご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。
平成19年4月吉日
日本ササユリ会 会長 坂 井 昭 保
○ 6月9日に、笹ゆりへの取り組みの立ち位置が違う三者が集う時、何が生まれるのか楽しみなことです。
平成29年3月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート148)
○ 3月5日(日)
総会の案内状配布にともない決算書の作成。
○ 3月10日(金)
上牧小学校、上牧中学校、上牧第3小学校、上牧第2小学校の順番で管理作業。
○ 3月28日(火)
総会の参加者21名中10名
決議事項は下記の通りです。
○ 日本ササユリ保存会・深野ササユリ保存会との交流会について
日時:6月9日(金)午前10時〜12時頃まで室生深野地区にて
上牧出発9時予定、車を出して下さる方、及び参加希望者は木まで連絡下さい。参加人数
により参加費1500円程度集めます。
・・・・7名〜8名乗車できるレンタカーを考慮するため・・・・
○ ペガサスフェスタの参加について
籠編み、花炭の準備は出来つつありますので、苗の提供を宜しくお願い致します。
場所は下段の予定です。
○朝市での販売会について
5月6月12月の第1土曜日の8時から準備販売と致します。
○ 笹ゆり展について
会場の第1候補はアピタで6月2日〜4日の3日間で交渉、不可であれば、例年通り役場玄
関6月5〜9日で準備する。
○ 政策調整課よりの依頼
奈良テレビ取材の30秒スポットについては、第1候補は米山台いこいの広場、第2候補は
桜が丘公園。
○ 交流会について
笹ゆりの情報交換の場として2000年会館のロビーを活用します。
行事のない月で、4月、7月、8月、9月、10月、1月、2月の第4金曜日10時から1
時間程度の時間を持ちたいと思います。
○ 馬場氏の管理地情報
冨美子さんから電話連絡です。
「たくさんの竹で囲いがされていますが、いつの間にあんなに植栽されたのですか」
確かに倍々と植栽がされておりますが、管理者はおひとりですよ。
「今年は、花を付けさせない方向で行く」
おっとと、まあそれも良いか・・・・
平成29年4月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート149)
○ 4月11日
御所で種から取り組むメンバーさんからうれしそうな萌芽の連絡です。
「年々減ってゆきますので、今年は声をたくさんかけてあげて下さい」
○ 4月18日(火)
商業施設のアピタで笹ゆり展を開催したいとの申し入れしたところ、
「今、提供できる場所は開いておりません、10月で良かったら・・・」
「笹ゆりの花が咲くのは6月ですので結構です」
・・・まちづくり推進課の係長さんから電話です・・・
「アピタの副店長さんに連絡してください」
一緒に伺う予定の恵さんと千恵子さんに訪問中止の連絡と再度集合の連絡で右往左往いたしましたが、副店長
さんの案内の結果、2か所却下、1か所の予定が事務所から連絡なし、もう1か所はゲームコーナーの前で、子供
たちが触る可能性大とお断りしました。
「アトリエ創佳舎さんが6月4日〜展示会をなさるので、ご一緒にいかがですか、
自分のほうから創佳舎さんに連絡を取り、後日連絡いたします」
○ 4月28日(金)参加者8名
笹ゆりの勉強会終了後の第1回里親さんの交流会はテーマが多くありました。
@ 深野地区の交流会の参加者について
8名の乗車のレンタル車と冨美子さんのご主人の軽自動車を予定で、現在の申し込み者数9名
A 笹ゆり展について
アピタとの交渉についての報告
・・・本日まで連絡はありません・・・
B 新会員募集について
募集は常に必要ではないか
町内には個人で取り組んで人が多々あるのでは
・・自由に取り組まれたら良いし、絶対継続しなければとも考えていないし、町にとって必要であれば、
新たに取り組む会も生まれると思います。また、取り組むグループがいくつあっても良いと考えています。
年会費1000円で、1球1000円の球根2球渡していることから、会の運営費の問題も正直あります。
C 笹ゆりの休眠について
笹ゆりの球根が萌芽しないで、翌年萌芽して開花するのは、休眠しているのではなく、芽を食べられたから
萌芽しないだけと、研究熱心な卓身さんより
D 種の採取時期について
郁子さんから、もう少し充実させてからのほうが良いから、種親さんともう一度交渉して欲しい。
E 朝市への花苗等の提供について
5月と6月の第1土曜日8時より開始
本日参加の8名から提供いただける予定
・・・朝市、ペガサスフェスタに提供していただく方、提供できないけど買ってくださる方、有難いことです。
F 奈良テレビ放映の件
候補地の米山台いこいの広場で冨美子さん奮闘中です。
G まちづくり推進課との連携につて
日本ササユリ保存会さん、深野ササユリ保存会さんとの交流会への取り組みを広報で取り上げるための、
取り組みについての途中経過報告。
○ 4月30日(日)
金富児童公園の笹ゆりが蕾を付けました。
パークレンジャーの中谷さんから種の依頼があり、あらためて11月に連絡下さるようお願いしたところ、6月の笹
ゆり展には出向きますとのお返事でした。
平成29年5月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート150)
○ 5月6日(土)
朝市は8時集合即販売です。6名の方たちから提供された花苗と、売れ残った苗は後日販売で、笹ゆりの球根7個
分の売上がありました。
・・・半分は身内で行ったり来たりが正直なところです・・・・感謝・・・・
○ 5月10日(水)
数年前に種を蒔いたところで、来年は開花すると思える笹ゆりを含め、6本確認しました。さて、看板を掛けるべきか、
杭を打つべきか、今も悩んでいます。
そして、町内30か所以上種まきをしたところの再調査開始です。
○ 5月17日(水)
笹ゆり通信は、朝市の売上状況と、深野の交流会への出発時間と、笹ゆりの鉢花の展示会と、NHK奈良放送80
周年記念番組についての連絡事項でした。
○ 5月23日(火)
上牧第2中学校笹ゆりです。この子は種から育った子で、虫に食べられた子は去年咲いた子です。
○ 5月27日(土)
初めて蕾を付けた上牧中学校の笹ゆりです。
残念なことに折れています。折れた茎をセロハンテープで補強して、支柱を立ててあげました。
○ 5月28日(日)
上牧中学校の笹ゆりたち
桜の木の下で虫食いの被害がではじめていますので、オルトランを散布。
○ 5月29日(月)
上牧幼稚園では、17本蕾をつけ開花中です。
上牧小学校では、6本蕾をつけ開花中です。秋の植え替えに悩みそうです。外の花壇では種からの5枚葉が1本
いるだけです。
上牧第2小学校は開花球根ゼロです。
上牧第3小学校は16本蕾をつけ開花中です。ここは川上産と上牧産が混ざっています。
御所の舛谷さんから初めての萌芽に喜びのお声が届いてはいたのですが、今後の管理への学びに伺いたいという
ことで、旗振りの私は郁子さんが頼みの綱ですから、先ずは郁子さんの了解を取り付けました。
○ 5月30日(火)
NHK奈良放送80周年記念番組、各市町村の宝物の取材日が決定しました。6月3日米山台いこいの広場です。
チーフの足立さん達の取り組みと、笹ゆりの取り組みは宝物である子供たちが育つ環境づくりの一助として取り組ん
でいるという思いで参加予定です。
商業施設アピタでの鉢花笹ゆり展騒動の決着は、恵さんの協力なしではなりえないので、先ずは恵さんの訪問から
始まり、全員に花遊び通信の配布です。夜の9時搬入・搬出で6月4日〜6日までの間、朝の9時から夜の9時の3日
間です。各自一鉢で20鉢の予定ですが、すでに3名から出展見合わせの連絡がありました。
平成29年6月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート151)
○ 6月1日(木)
朝市の準備は毛利さんから提供の花苗を頂きに行くことから始まりました。
○ 6月2日(金)
御所の桝本氏・松浦氏との待ち合わせ場所の役場前から、恵さんの車で郁子さん宅まで移動です。郁子さんの
駐車場と裏庭にいる笹ゆりたちを前に育成談義です。
「大変な花にほれてしまいました。病とつき合いながらですが、頂いた種が開花するとき、
私は90歳ですよ。出来ましたら今年も種を提供していただけますか」
・・・・二人目の園芸療法の実践が始まりましたよ・・・・
○ 6月3日(土)
朝の8時からの朝市には、7名からの提供を頂き、販売会を済ませ、笹ゆり展に出展されるメンバー達から届いた
ささゆりの鉢は、恵さんの車に乗せて、午後からの鉢カバーづくりのため移動します。
10時からのNHK奈良の39市町村の宝もの取材のため、米山台のいこいの広場に集合したのは、冨美子さんの
心配にも関わらず、自治会の役員さん達も参加され、30秒スポットのためのカメラが回ります。下市の菊井さんは5
時間かかったそうですが、久保田スタッフのリード宜しく2時間で終了でした。
恵さんの駐車場で、千恵子さんと郁子さんが加わり4名で、100円ショップで購入のすだれで鉢カバーづくりです。
惜しみなく時間を提供してくれますメンバーに感謝です。
笹ゆり展搬入は「夜の営業時間終了の9時から参ります」と、「聞いておりません」から始まりました。朝の9時から
夜の9時まで営業であるなら当然と思ったことが間違いだったようです。結果メンバーに迷惑をかけました。
○ 6月4日(日)〜6月6日(火)
3日間の笹ゆり展は10名で20鉢、開花中の鉢に色が抜けた蕾に、まだ固い蕾のバランスが絶妙です。
「寂しい笹ゆり展でしたね」という声が多かったのですが、自己満足ではなく、本当に美しい笹ゆり展でした。
・・・・郁子さん毎朝お世話に通っていました・・・・
○ 6月7日(水)
笹ゆり展搬出は朝の営業開始時間です。実枝さんのご主人が2軒分、冨美子さん、千春さん、木2軒分、恵さ
んが4軒分搬出完了。
「初めて笹ゆりを見ました」という事務所に、恵さんと千恵子さんと純子さんが挨拶を済ませてくれました。
笹ゆり祭りと売り出しをされる担当の方は、初めて笹ゆりを見られたようです。
○ 6月9日(金)参加者9名+町づくり推進課より課長さんと係長さん
深野での交流会は、車のレンタルに関する説明が思いの外長くかかったのと、西名阪への変更をしなかったため
遅刻です。すでに北森さんの取り組みの説明と案内が始まっておりました。しかし、名誉会長である坂井昭保氏に、
ササユリの花ことば制定に関わるお話を頂き、笹ゆりにはすでに上品・清浄・純潔・希少の花言葉があるのに、なぜ
そのような方向に舵を取られるのか不思議に思ったことに、思いを語ってくださいました。
「365日、永久の生命」について
笹ゆりは、環境の変化に合わせ開花の準備をしますが、環境が整うまで球根を自ら小さくするこ
とで、命を永らえる能力を持つ稀な植物です。365日命を紡ぐ様に魅かれ50年関わっています
と。出来るならユネスコの遺産登録に申請したいと熱い思いを聞かせていただきました。
私と笹ゆりの関わりの印は左足の膝下にあります。65年前の5歳の頃萱の中にある笹ゆりを取ろうとして出来た
切り傷は幅5mm長さ7センチの自然治癒した後です。可愛い前掛けと赤い血の色を今でもはっきりと覚えています。
今一つは19歳の時富山から北海道へ向かう夜汽車の秋田あたりで読んだ、新約聖書のソロモン大王の金銀財宝
と野の花ゆりの美についての一文は感動を通り越して衝撃を得たことでしょうか。それが今も私を動かしている原点
のように思います。
帰りは大神神社に寄せてもらい、奉納した笹ゆりの開花を確認してほっとして帰ることが出来ました。
荒井先生からは、各系統には名札を付けています。葉の形状、花形など、違いを見てくださいとメールが届いてい
ましたが、郁子さんの「テッポウ咲きとアサガオ咲きがあるでしょう。広葉に細葉でしょう。細葉は枚数が多いでしょう」
という発言に、観察力のなさを確認した他のメンバーともども学びきれなかったようです。
○ 6月16日(金)
やっと、ハウスの草刈を半分済ませましたが、諦めが悪いのか、判断力がないのかの見本にならないよう心せね
ばなりませんが、心折れることが発生いたしました。
種を蒔いたところで見つけた笹ゆりは残念ながら1本を残して誘拐されたようです。
○ 6月20日(火)参加者4名
例年少なくなるとはいえ笹ゆりを見ることが出来たのですが、お尋ねする道中で1本の笹ゆりも見つけることが出
来ませんでした。きびしい状況の中、笹ゆりの種親さんのお庭でゆっくりと観賞いたしました。なお、種の熟するの
を待って秋にお尋ねすることを決め、台風の被害で立ち入り禁止だった山へ行くことが出来たので、5・6年前どん
どん増殖していた笹ゆりに会いに行きました。しかし、残念ながら1本も確認できませんでした。
平成29年7月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート152)
○ 7月4日(火)
上牧中学校の笹ゆりの管理作業です。
○ 7月20日(木)
荒井先生より笹ゆりの生育状況の報告書が届きました。
孫にどの笹ゆりが一番きれいと思うと聞くようではいけませんね。
○ 7月28日(金 )参加者7名
荒井先生から送られた資料の確認。
来年の笹ゆり展は別会場で開催。
役場前の笹ゆりの育成の見直しについて検討。
町内の種を蒔いたところの確認は来年の5月に笹ゆりウォークを実施。
種はもう少し熟した状態でいただくことの報告。
2000年会館の笹ゆりの守り人が数十人いらっしゃるとの報告。
3時間かけて笹ゆりの育成地回り。
・・・・卓身さんに負けない開花状況を見て回る他町の方がいらっしゃるそうです。・・・・
管理状況のよい順番は、いこいの広場、桜ヶ丘、2000年会館の順だそうです。
郁子さん宅の笹ゆりは、道行く人が観賞できるよう配置してあります。
上牧町内の自生の笹ゆり、今年は開花した笹ゆりが見当たらずとの報告。
参加者全員より、昨年の球根の状態が良くなかったとの報告。
選ばれた種から開花球根が育つ。
「みんなも選ばれた…」
「それは違う…」
等々で交流会終了です。
平成29年8月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート153)
○ 8月6日(日)
上牧小学校の花壇の蔓草を刈り込み、もう1年だけ頑張ってみようかと思案中です。年齢と体力を考量して、出来る
範疇に収める時期に入ったように思い始めたからです。
○ 8月9日(水)
サロンたんぽぽの終了後、残っていた1本の笹ゆりを確認したところ、球根を掘りだした穴がぽっかりとあいておりま
した。
○ 8月20日(日)
上牧2小のハウスの管理作業を済ませました。
○ 8月24日(木)
上牧小学校と上牧第3小学校の笹ゆりの管理作業です。
上牧小学校の1鉢が害虫又はウイルスに侵されたようですが、3本と1枚が頑張っています。用務員さんに種を取る
時期などをお話して帰りました。
上牧第3小学校では校長先生と一緒に水やりを済ませ、広報誌に笹ゆりが22輪咲いたことを写真に載せて下さった
ことを知りました。1輪咲いた時の感動を職員の方々にいち早く知らせたと話してくださいました。
此処でも種の採取の時期についてお話させていただきました。
○ 8月25日(金)参加者7名
ペガサスフェスタでの取り組みについては、土付きプランター50個に苗を付ける件、焼き芋の件、火打ち餅の件、昨
年と違う場所を要望していることの連絡。
郁子さんの生前遺言や購入球根の状況など語りますが、取り組みの違いで3グループに分かれます。しかし、交流
会なくして会の存続に不安を覚えると始まったものですから、私自身が先ず33年前のボランティアを始めた心に戻す
必要がありそうです。
○ 8月26日(土)
上牧中学校の笹ゆりの一鉢が水分不足です。上部が全部枯れています。中を確かめるにはかなりの勇気が要りま
す。バケツ3倍の水を与えて様子を見ます。
○ 8月28日(月)
上牧幼稚園の管理作業は不要の種の外し、種の採取の時期をお話して帰りました。
平成29年9月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート154)
○ 9月7日(木)
町づくり推進課より連絡です。
「笹ゆりの球根を注文したいそうですが、上牧の球根を売れますか」
おっとと・・・
「上牧の球根は、学校間や、いこいの広場等7か所への移植で、外には出していません」
「あら、そうなのですか」
あぁあぁ・・・・期待値が高すぎますよ・・・
○ 9月15日(金)
卓球に通い始めた体育館の耐震工事のため、別の体育館に通う道すがら、上牧小学校の笹ゆり植栽地は毎週見る
ことになったのです。つる草に覆われ始めましたので早めに草刈です。
○ 9月22日(金)参加者8名
@ 県から笹ゆりの取り組み結果が出ていないとの声が出ているそうです。
・・・ひまわりの種ではあるまいし、何故両手に抱えるほど持って帰れたものが、里がピンクに染
まった時があったのに、探しても見つからなくなった現状がそこにあるのに、愛好家たちの難しい
から取り組む心意気がそこにあるのに、7枚葉まで育って翌年全滅の経験を持つ者が上牧の面々に
何人もいるのです。それでもめげずに頑張っているのです・・・
A 台湾原産の高砂百合のウイルスによる生態系への影響があるらしいとの意見がありました。
・・・卓身さんからまたまた新たなる情報提供です。なお、蘭を扱う時は1球T球手袋を取り替え
るほど、ウイルス対応をするのが普通のことだそうで、ウイルスに弱いとされる笹ゆりは尚のこと
でしょうが、蘭と笹ゆりの球根の価格差に、だから取り組める状況にあると・・・笑いが起きまし
た・・・
B 上二中の万葉花壇の笹と笹ゆりの同居状況に、笹の剪定時期と間引きについて学ぶよう指示があり
ましたので、調べて対処します。
C メンバー達は野山に咲く笹ゆりを知っていただけに、強い子が育つ、いいや、強い子でなければ育
つ意味がないという思いが強く、笹ゆりが下草刈りがされなくなった生活環境の変化で姿を消した
だけと思っているところに、何か見落としていないか、思いを切り変えなくてはいけないのではと
思い始めました。
D 昨年配布した笹ゆりの球根の開花状況があまりよくなかったことの報告や、今年の天候の影響か、
笹ゆりの種の生育が良くないとの報告や、お世話されている植栽地の現状が報告されました。
○ 9月26日(火)
ハウスの草刈です。ご近所の方から「マムシがいたから気を付けなさいよ」で、千恵子さんを誘えなくなり、ひとり作
業に結果が伴わない所に、4月に義母を、7月に母を見送り、管理作業を雨で予定変更するなか、長靴を持参で何と
か刈込を済ませました。始めて数年間は70パーセント以上の寒冷紗がかかっていることに気が付かず、50%に取り
替え、土の改良、モグラ対応、寒冷紗を取り外しするなど、ベランダで育てた小球をどれだけ運んでも、1枚葉から7枚
葉という現状で、続けている自分に感心し、なお、あきれているという現実です。
・・・まだ続けるのかと無言の声が問いかけてきます・・・
平成29年10月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート155)
○ 10月4日(水)
役場前の笹ゆりの花壇回収について、町づくり推進課に報告、管理者である総務課の担当さんに報告をお願いし
ました。
○ 10月13日
10月7日にギャラリー名和屋さんで了解いただいた竹の切りだしは、出来るだけまっすぐで長い竹を14本、台風
が来る前にと、枝の処理を切りだしたところで済ませました。
○ 10月15日(日)
竹の切断は65pが70本、100pが28本、45センチが10本、ノコギリ1本で作業を済ませました。
○ 10月16日(月) 予備日10月17日(火)
笹ゆりの花壇改修作業は両日とも雨で中止になりました、次回は来月の5日(日)雨天の場合6日(月)の案内を、
ペガサスフェスタのバザー会場の位置情報と合わせて24日に花遊び通信を配布いたしました。
平成29年11月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート156)
○ 11月1日(水)
笹ゆり球根120球入荷いたしました。
○ 11月2日(木)
ペガサスフェスタの準備は、笹ゆりの球根を1球ずつ、ピートモスに隠れるように袋に入れることから始まり、会場に
プランターと土を運び込みました。
会場につくと、指定場所の変更がありました。テントの大きいことが理由で、奥から入口に変わりました。目立つから
いいのではと納得しましたが・・・・・
○ 11月3日(金)
8時から準備が始まり10時の開始前から、お客様が作品を手に持ち、まだかまだかとお待ちかねです。
「すみません時間厳守です。前もって販売したら、
ペナルティーで来年参加できませんので、お持ちください」
そこまでは良かったのですが、隣のテントは無料のゲームで長い親子の列が出き、向かいテントには無料の風船
に親子の列が出き、人の流れが変わってしまいました。焼き芋に至っては販売が止まってしまい、午後から遠田コー
ディネーターさんに手伝っていただき、会場内を売り歩く始末。お礼に子供食堂に5キロのさつま芋提供の約束を致し
ました。
・・・・苗を提供してくださる方、石芋焼きする人、それを運ぶ人、苗などの売り子さん、買う側に立つ人などなど、協力
いただいたメンバーさんに感謝です。そして、来年は、それどこで買って来たのと言わせる作品を作りたいです・・・・
○ 11月4日(土)
花遊び通信の作成
@ ペガサスフェスタ・バザーの―会計報告
A 笹ゆりの球根について
120球個の内里親さん用が42球で、販売用が78球で、残りました24球については、役場前・上牧小学校の土
手・新町・上牧第2中学校の万葉花壇に会として植栽するのでご了承願います。
○ 11月5日(日)
上牧町役場の前庭に笹ゆりの植え付け予定は雨で中止。
○ 11月6日(月)
5日の予備日の参加者は6名です。先ずは植栽地の掘り起しからです。ただ残念なことに、大きな球根は笹ゆりで
ないことは分かりましたが、小さな球根は、笹ゆりなのか鬼百合なのか判別できず、結局郁子さんにお任せすること
になりました。続いて2か所に竹で柵づくりですが、予定より時間がオーバーしたため、コンビニ弁当で3時頃まで頑
張りました。
○ 11月7日(火)
上牧小学校土手では、囲いを縮小して竹の柵を作り、笹ゆりの球根を植え付けました。
○ 11月10日(金)
郁子さんから電話連絡です。
「そろそろ笹ゆりの種を採取したほうが良いと思います」
上牧小学校、上牧幼稚園、上牧第3小学校を巡り11個採取いたしました。
○ 11月13日(月)
花遊び通信の配布
@ 12月2日の朝市への協力依頼
A 上牧町役場前・上牧小学校の土手・上牧第2中学校の万葉花壇・新町の4か所への植栽報告
B 上牧小学校と上牧中学校の植え替え予定が、開花球根を確認したことから、来年度に変更の連絡
C 種の採取、乾燥・選別後の、種の要望連絡について
○ 11月16日(木)参加者4名
笹ゆりの資金調達のため、朝から恵さんの畑で里芋掘りです。洗って乾かして、量りにかけ、袋詰めして、10時から
4時まで本当によく頑張ります。
○ 11月18日(土)
日曜日は冷え込んで、雪かもしれないと、雨の中川上村へ種を頂きに参りました。道中の土砂崩れの回復は年内
いっぱいかかるということで、う回路を通ることになりました。ペガサスフェスタに火打ち餅の販売に間に合うよう、朝
早く出てきてくださったことを実感して感謝です。
「今年は天候の具合か、種の数が少なく、鞘も小さいです。こんな年は初めて」
確かにそうです。毎年11月3日にお届けいただいた数から比べれば、半分でしょうか。
今のところ、種の希望者は6名ですが、総数次第では1袋300粒が200粒になるかもしれません。
○ 11月21日(火)
最初に上牧中学校、次が上牧小学校、そして上牧幼稚園のプランターへの覆土を済ませました。上牧小学校では
先生が中庭まで土を運んで下さり助かりました。まだ早いからと1個残してあった笹ゆりの種を採取しました。
上牧幼稚園では笹ゆり軸の処理について質問があり、大切に関わって下さっていることが良く分かります。
○ 11月24日(金)
上牧第3小学校のプランターへの覆土と、まだ早いと1個残してあった種を採取しました。上牧第2小学校のハウス
へは土を運びましたが、先ずは草取りが必要で、それもピンセットが必要と分かり出直すこととしました。
○ 11月27日(月)
上牧第2小学校のハウスでピンセットでの草取りと覆土で3時間コースです。
○ 11月28日(火)
上牧第2小学校のハウスでピンセットでの草取りと覆土で2時間コースでしたが、歯科の予約時間が迫ったため全部
終えることが出来ず、残りは12月1日になるかと思います。
平成29年12月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート157)
○ 12月1日(金)
上牧第2小学校ハウスの草取りと覆土作業は3日目で終了致しました。
今回は少ないということから、ひとりで種の選別開始です。
○ 12月2日(土)参加者6名
藁のカメと、リースと、多肉の寄せ植えなど並べて朝市に参加です。
恵さんが前日に小屋から運んだ作品は、店開きと同時に予約が入っておりました。
○ 12月3日(日)
種の選別が中盤にかかりましたが、生乾きがあり再度ネットに入れて風にあてます。
○ 12月7日(木)
種の選別は終盤にかかりました。残念なことに例年の数には届きませんでしたが、ぎりぎりの採取だったので、
ある意味結果が楽しみです。
○ 12月8日(金)
種の選別が済むと同時に、希望者への配布確認をして、郵送が2件、7軒に配布。残念なことに直播きにする種
は、今回準備出来ませんでした。