
笹ゆり日記2009
平成21年1月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート50)
○ 種の選別
核のある種が例年の6割という状況で考えたのは、球根は次の年に向けての球根の育成と子孫を残す働きをする
のですが、昨年の気候は子孫と残す働きをセーブせざるを得ない状況だったのではないだろうかと・・・命をつなぐ営
みの素晴らしさを実感します。
○ 実験圃場への種蒔(参加者7名)
種からの育成希望者6名に種を配布後、2年目、3年目、4年目の種蒔きの位置を確認して種を蒔きました。残念
ながら落ち葉の下の穴の後、今年も球根をお持ち帰りされました。
○ 霜柱
育苗箱の気が遠くなるほどたくさんの小さな草に、霜柱が立つ頃まで我慢してと、土をかぶせずにいたところ、小
さな球根がいっぱい霜柱に押し上げられています。里山の飛び散った種達の状況を見る思いがしました。ピンセット
で草を取り除き土をかぶせ、20年度産の種を蒔きベランダの作業は春までお休みです。
○ 第2小学校園芸委員会の種蒔
例年2人で1枚の育苗箱に300粒の種を蒔くのですが、5年生の2クラスがインフルエンザで学級閉鎖の為、ひと
りで1枚担当の委員さんに、担当の先生方も初めての種蒔です。昨年までのビニールハウスは温くて雨の心配も風
で種が飛ぶ心配もなかったのですが、寒いは風で種が飛ぶは、記録を取るために協力いただいた地域活性課のス
タッフ二人のビデオカメラが回っている中、2,400粒の種蒔終了です。
平成21年2月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート51)
○ 笹ゆりの君の旅立ち
子供のころ神社の境内に笹ゆりがたくさん咲いていたのに、今は1本も見つからない、何とか復活させたいと取り
組んでいた葛城市の持田さんの訃報、一日も早い病気からの回復を願い、一緒にギャザリングを出来たらと思って
おりましたから本当に残念です。どなたかが引き継いで取り組んでいらっしゃると願っておりましたところ、奥様から
育成途中の育苗箱6個育てて欲しいとの電話、持田さんの名札を付けてお預かりすることにしました。鉢と土も頂く
ことになり上牧第2小のハウスで使わせていただく事にしました。持田さんが庭木として苗木から育てた大きな樹木
2本お伴をしたのでしょう。旅立ちの後じきに立ち枯れしたそうです。きっとたくさん話しかけて育成されていたのだと
思いました。樹木に愛された旅立ちに合掌。
○ 平城京遷都1300年際にむけて
2年間の予定表づくり、ギャザリング開催準備、笹ゆりの球根準備、自治会連合会の総会での説明資料の作成、
予算の作成、寝ても覚めてもの時期からどうにか解放されるところまで進捗しました。
○ 春には笹ゆりが見つかる予感
昨年から町内の山で木を間引き、蔓を払い下草を刈り込む作業が続いています。もしかしたら、ひょっとしたら、環
境が整ったとばかりに笹ゆり達が咲くのではないかと期待が高まります。
平成21年3月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート52)
○ 笹ゆりの萌芽
今年の温かさに萌芽が昨年よりきっと早いと、15日ごろから毎日鉢や育苗箱を眺めていますと、持田さんの育苗
箱から次々と顔をのぞかせ始めました。純子さんも昨年まで育成した笹ゆりの壊滅状況のなか、初めての萌芽を23
日頃に確認、庁舎前でも、第2小学校でも萌芽が始まりました。
○ 朝市の準備
スィートアリッサムの花が咲きだしましたよ、朝市の日程は決まりましたか!
スィートアリッサムはまだ蕾も付いていないけどパンジーは花を付けていますよ!笹ゆりに協力するために白のカ
タバミとギボウシを株分けして準備しましたから取りに来て下さいと里親さんからの電話です。手づくりの花器を10
個程制作して、4月4日のJA朝市の会場のお隣であさの8時から販売を致します。
○ ギャザリングの準備
第1回の実行委員会開催
27日平城遷都1300年記念事業協会の林プロデューサーを交えての初会合です。協会側3名、上牧町地域活
性課2名、大和郡山市の小原さん、川西町の田中さん、花と緑の会3名、笹ゆりの持っている種から開花まで6〜
7年、球根を800円で購入しても開花の保障が無い等の育成の難しさを、プラスにする何かを考えなさい、何処に
スポットライトを当てるのか決める事が大事、愛好家だけでなく笹ゆりを知らない人に感動与えられるように等のア
ドバイスを頂きながら、たたき台である原案の弱さに心が立ち往生しています。しかし、小原さん、田中さんの協力
が既にギャザリングが始まっていますよとの慰めに、今後連絡を密にすることを確認しました。
平成21年4月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート53)
○ 朝市(参加者7名)
4月4日午前8時朝市会場での販売会開始です。空き缶で作った花器は煙草の吸い殻入れかと笑われながらも、
とし子さんの名調子で今年も始まりました。今年度は6月7日(土)、11月21日(土)の3回でギャザリングの資金調
達を致します。
○ 自治連合会総会に出席
池内課長の『日々取り組んでいる気持ちを素直に伝えればいいのだから』に、何度も原稿を整理して、自治会単位
で取り組んで下さった後の協議会というか連絡会なるものの設立も視野に入れての説明、頂いた時間が15分という
事と、笹ゆりクラブもひとつの取り組み団体としての位置づけを堅持するため、新リーダー候補との協議で、取り組み
のスケジュールを立て、詳細説明を第7回笹ゆり展の期間中に開催、申込締め切りを7月10日と決め、3時に会議
室の前にスタンバイ、事務局からの連絡事項の前の8番目の議題、終わった後ののどの渇いたこと、理解を頂いた
か現段階では不明。
○ 笹ゆりに元気をもらっています
里親さんからの嬉しい電話です。『一球一球性格が違うのですね。100パーセントに近い萌芽で、2年目なのにも
う軸が出来て5枚の葉がある子もいるのです。他の方たちの所ではどんな様子ですか。私は笹ゆりに元気をもらって
います』ベランダの子たちも随分と気をもませましたが萌芽を始めました。私も笹ゆりから元気をもらっています。
平成21年5月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート54)
○ 実験圃場の草刈り
実験圃場の最終目標は笹ゆりの6年分の育成状況が揃う事なのです。5ヶ所で小さな萌芽を探しながらの草刈り
はついつい独り言が出ます「鉢より萌芽の時期は遅いのかなぁ、見直す時期かなぁ」「ここは来年から中止かなぁ」
と、あっ、蕾の付いた笹ゆり1本草と一緒に刈り取ってしまいました。「えー、何故ここに、どうして」・・・・・ごめんな
さい。
○ 朝市について
朝市で販売する苔玉作りは参加者8名の持ち寄りの苗などを、冨美子さんと朱美さんの二人が担当して10個程
予定のところ、材料があるだけと頑張って作品づくり、素敵に出来上がった作品を前に、今年度の売り上げ目標高
に平城京遷都1300年祭の本会場への行事参加の交通費2名×7日分が追加になり、代表は捕らぬ狸の皮算用
中です。
朝 市
日 時:6月6日(土)8:00〜9:30
会 場:JA朝市会場(ペガサスホール駐車場)
○ 平城京遷都1300年祭本会場での展示
町内のペガサス劇団のまほろばステージへの申し込みから、本会場の交流ホールでの笹ゆりの取り組を展示す
る事が現実になってきました。奈良笹ゆりギャザリングの行事と重ならないように、上牧第2小学校の園芸委員会
の取り組み、千春さんの取り組みの記録などをまとめたものが中心の展示になると思います。
○ 笹ゆり展について
桜やツツジの開花状況から5月の下旬か6月の初旬を予定に育成状況を見守り、開催場所の件では国政選挙
はなさそうだと安堵して、千春さんの笹ゆりが月末に咲きそうとの情報に6月の2日からの日程を決めれば、まだ
蕾が小さくて会期中に咲くでしょうかとの声、「大丈夫、蕾のほうが移動してもきれいでしょう」そこに新型インフル
エンザ騒動、中止もありと思いながら会期中に23自治会への詳細説明会と、奈良笹ゆりギャザリングの実行委
員会開催を組み込み、里親さんへの展示会参加の案内状発信と会期中の当番表を完成させ、只今笹ゆり姫の
展示方法を検討中です。
第7回笹ゆり展
日 時:6月2日(火)13:00〜16:00
6月3日(水)〜6日10日(土)10:00〜16:00
6月7日(日)10:00〜15:00
会 場:上牧町2000年会館ロビー
平成21年6月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート55)
○ 笹ゆり展
開花調整をすることなく、あるがままで展示会を開催してきましたが、笹ゆり達の方が、会期に合わせてくれている
と里親達が思える展示会でした。出展者の名前を確認して育成の情報交換する人、お当番さんとゆっくり情報交換
する人、里親の申し込みが5〜6名と、今年も小さな微笑みを沢山与えてもらいました。
○ 自治会を窓口にした取り組みの説明会
事前申し込み3団体、取り組む予定1団体、取り組まない事を決めた報告が1団体で、23分の4の出席でした。池
内課長との会話で、1時間半の予定で1時間以内に終われば喜ばれますよ、長くなったら止めて下さいねで始まっ
たのに、多分自治会長さんを前に話すのはこれが最後と、1時間半しっかり現状を話させていただきました。後は締
め切りの7月10日を待つだけです。
○ 第2回奈良笹ゆりギャザリング実行委員会
平城京遷都1300年記念事業協会から林プロデューサーと岡本主任に参加していただき、地域活性課から池内
課長、角川担当、実行委員4名で、田中氏の企画書をもとに、会場、笹ゆり展の開催日、奈良笹ゆりギャザリング
の日程、平城京交流ホールの日程が決まり、9月末までにギャザリングの骨格を決定するところまで検討致しまし
た。お会いするたびに林プロデューサーのハードルが高くなる事に気づき、今回消化するのに10日はかかり、もっ
とハードルが高くなるようで、正直当分お目にかかりたくないかなぁ。
○ 室生区深野へ
林プロデューサーの紹介で深野「ササユリ保存会」世話役の北森義郷さん宅を訪問、お互いに林プロデューサー
の真意を探りながらの2時間でしたが、一歩も二歩も踏み出せる機会を頂いたようです。しかし、イノシシが球根を
食べるのは知っていましたが、猿が、鹿が蕾や葉を食べる被害が出ている事を始めて知りました。特に猿被害につ
いては農作物の被害も激増していて、野菜づくりやお米づくりを止める方が出るに至り、対応を求めていらっしゃい
ます。ご存知の方は是非ご一報をお願い致します。(写真は川上村で鹿に葉を食べられ折れた笹ゆりです)
平成21年7月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート56)
○ 自治会の取り組み
申し込みの締め切り日である7月10日現在申し込み4の辞退1です。
今後5年間の取り組みですから参加は難しかったのでしょう。がっかりせずに、お仲間が出来た事を喜びましょう。
植栽地の広さを確認して準備する土の量、球根の数を話し合いました。
○ ハウスの草刈り
月1回の見回りを忘れると、あっという間に草ぼうぼう、小さな笹ゆり達の育つ環境で無くなるのにと反省しながら
草刈りです。
○ 上牧第3小学校の参画
地域活性課からの電話です。「上牧町の自然について子ども達の必要としている情報を話してくれませんか」そこ
で、5年生担任の高橋先生にお願いして、昔たくさん咲いていた笹ゆりが見られなくなった現状を調べて、平城京遷
都1300年祭記念事業に参加した頂くことをお願い致しました。「笹ゆりの事を子ども達に話して下さい」頂いた30
分の時間をまたまた15分オーバーで子ども達との関わりを頂きました。現在の上牧町はどんな町かを調べて、未
来の上牧町はどうあるべきか、子ども達ひとりひとりが町長になって構想し、現在の今中町長さんへ提言するため、
広い範囲の学びを2学期間に亘ってするそうなのですが、子ども目線のすばらしい提案がされるだろうと楽しみです。
なお、第3小学校の周囲には笹ゆりの育成場所として相応しい所があるのです。しかし、管理する人材の掘り起こ
しが出来なかったので、この機会に庁舎前で管理をしている大きなプランター3個を、子ども達の近くに置けるよう検
討中です。
○ 朝市(参加者7名)
笹ゆりの里親さんにも苗の提供をお願いし、メンバー提供の苗を並べ、とし子さんにいたっては出品した苗が売れ
切れ、家に苗を取りに帰るなどの取り組みの結果、平城京遷都1300年祭交流館出展の為の交通費の目標額達
成です。
○ 上牧中学校の参画
朝市の会場にアサガオの行燈仕立ての鉢を運んで下さった、米山自治会副会長さんに、「実は上牧中学校の寒
桜の咲く場所に笹ゆりを育てたいのですが、公園での取り組みにもう一か所ふやすことはできませんでしょうか」「メ
ンバーもいる事ですから出来ると思いますよ」
教育委員会の爲本課長さんに学校との連絡を取っていただき、米山台フラワークラブの方々と学校に伺い、植栽
地の寸法を測り秋までに土をいれて整備する事になりました。お陰様で町内5校が町花笹ゆりとの関わりを持つ事
が出来ました。
○ 笹ゆりギャザリング実行委員会
奈良笹ゆりギャザリングは花と緑の会主催予定で進めておりましたが、今後の展開を考え、笹ゆりギャザリングin
かんまきと改め、笹ゆりギャザリング実行委員会主催とすることを決め、町内の4団体へ参画の検討をお願い致しま
した。
平成21年8月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート57)
各花壇の土の量の計算を終えて見積もりの手配、展示用の笹ゆりを育成して下さる方達への取り組みを済ませ、いよ
いよ9月からの実施にあたり11月までの日程表づくりを完成させます。よりどころの心のポケットに立ち戻り、自我を出さ
ないよう頑張りましょう。
○ 8月8日(参加者11名)
ペガサスフェスのバザーに出展する作品等ついて、笹ゆりの植栽地改良の日程について、新規植栽地への協力
について、笹ゆりギャザリングinかんまきでの花と緑の会の担当部署について、笹ゆり展と育成する鉢数について
の協議が済んだところで、庁舎前の鉢カバーの状態がお客様を迎えるには余りにも痛みすぎているという事で、見
積もりを取り可能な金額であれば実施する事を決めました。
※ 見積もりの金額が5万円に少し切れることから、地域活性課と会計さんに連絡をとり決済致しました。
○ 8月20日
健康上牧21計画推進委員会成人グループの運営委員の皆様に、笹ゆりギャザリングinかんまきの実行委員会
への参画と、ささゆりウオーキング実施の依頼に、恵さんと二人伺い、一番決めかねている参加目標人数を問われ、
覚悟を促されて帰りました。
○ 8月24日
二中ささゆり会
朝早くから康村町会議員(ボランティア)と、クラブ活動の集合時間より早く登校した生徒達の協力により、校庭の
あちらこちらに散らばっていた古タイヤ60個余りが花壇予定地に集められました。タイヤで鶴や亀を形づくる案が出
ましたが、直径120p〜100pのタイヤを三分の一埋め70p〜50pのタイヤを3〜5個配置する案や、ドリルで
水抜き穴を開ける事を、9月に3時間、10月に3時間でタイヤを配置しながら花壇を完成させる事と日程が決まりま
した。
○ 8月27日
笹ゆりギャザリング実行委員会
新メンバーの意見を聴かせていただき目から鱗です。「花に興味がないからこの企画でしたら私は参加しません。
行ってみようと思う楽しいものが必要ではないですか」・・・花に興味がある人にも楽しくなければ・・・会場から移動
して食事して戻るには1時間必要な上牧の状況に、「柿の葉寿司の準備をしたらどうですか、価格も手ごろですよ」
・・・・奈良名産柿の葉寿司を忘れていましたよ・・・・・「1週間前に確実に雨が降るだろうと言う予報が出たら日程
変更ありますか」・・・・6月6日に咲き終わる花壇もあろうことに気が付きました・・・・・
気が付けば必ず足りない所を誰かが補ってくれる環境に、導かれるままに安心して進めば良いのではないかと
いう、確信めいたものが生まれつつある今日この頃です。
平成21年9月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート58)
○ バイオセンター中津へ(参加者5名)
中津まで出掛ける主要目的は3点でした。実行委員の田中さんからの岐阜の笹ゆりサミット、三重県の笹ゆり交
流会の情報から、次なる笹ゆりギャザリングの候補地は和歌山にないだろうかという思いと、育成地の見学、球根
の出荷状況についてのお願いの為でした。あらためて秋期の水の管理の大切さを確認したのですが、中津地区支
配人の西氏のメダカの話はある意味ショックでした。「川にいるメダカを増殖すべく、家で育てて川に戻しても殖えな
い」育成状況や環境に合った復活作業とはなんと難しいものだろう、いいや復活させるのではなく新たな枠組みを
作ってやらなくてはならないと、本当に片道3時間以上かけてお尋ねした意味がここにあったと思いました。それか
ら中津でも笹ゆりの減少の大きな理由は動物でした。
○ 体力はいいから知恵貸して
里親の実枝さんと郁子さんにお願いして、実枝さんの御主人の車で新規に取り組む3か所を回っていただきまし
た。植栽地と植栽方法と混植予定の植物と笹ゆりの相性について「体力はいいから知恵を貸して」本当に心強い
メンバーがいてくれます。
○ 笹ゆりギャザリング実行委員会(参加者12名)
プログラムが決まれば、其々の担当が創造していくだろうという段階ですが、言葉では語っていても腹に落ちてい
ない事を、田中氏の指摘で明確になりました。花と緑の会の10年の取り組みは笹ゆりの復活活動、これからの5
年間は町花笹ゆりをシンボルにした地域づくり、そして、いかに世代交代して行くかという事です。他のメンバーは
理解していて、委員長もどきが理解していなかったというお粗末な話ですが、頭でっかちになっていた事に気が付
いたので良かったです。力強いメンバー達がいるのですから、種としての働きに精進します。
○ 花壇づくり始まる
♪ 上牧二中ささゆり会(参加者16名)
集合時間に出かけると「あなたの言うように古タイヤを立てる事は出来ない、ユンボでもあれば出来るが、こ
のメンバーの体力では無理、まして計画した時点で分かっていない」と5〜6名の男性に囲まれて、万葉植物
を1年通して楽しめる様、子ども達の学びの場になればと企画した事業は始まりました。教頭先生よりPTAの
広報で万葉植物の提供を記事にしていただいてはいるのですが、計画していた寄せ植えの計画は根底から
見直しです。腕や腰の痛みは3日後に明日痛くなれば若い証拠と古タイヤ54個土に半分埋まりました。花壇
が花壇らしく成長するのに4〜5年かかりますが、草取りを心配する用務員さんの心配を聞きながら、会の副
会長さんに月1回の集まりの時に5分〜10分草取りを組み入れていただくよう囁いております。
♪ 緑ヶ丘自治会
グリーンサポートの管理地とオープンガーデンの植栽打ち合わせが終わりました。グリーンサポート委員会
とオープンガーデンはお友達の協力を得て球根入荷の時期までに植栽地の準備に入ります。
♪ 2000年会館
予定日の29日朝7時ごろから雨で中止です。8時過ぎ恵さんから電話で倉庫の中で土のブレンドを済ませ
ませんかとの連絡、明日の作業が進み午後からの上牧中学校に顔を出せると、送り迎え付きで作業開始で
す。もうひとりいたらいいねぇで、千恵子さんも参加しました。
♪ 新町自治会
2000年会館の土323gのブレンドが済み、新町自治会用の土817gのブレンドですが、作業の進め方に
各自の性格が良くあらわれて、ワイワイと賑やかな事です。雨が降りそうにないからと恵さん宅で昼食を提供
いただき、90センチ×3メートル、深さ30センチの畝3本を作ろうと言う事になりましたが、朝の雨でいくらかは
土が柔らかくなり作業が楽かと思いきや、スコップに全体重をかけて少しずつ削るのがやっとで、掘り上げた土
とのブレンドの作業まではとても進まず、ブレンドした土を運びこんで終了です。明日の作業の体力が残ってい
るかは不明、他のメンバーに期待します。
30日朝から雨で順延の案内をFAXしたにも関わらず、純子さんも参加して4人で畦波シートを花壇の周囲に
入れるべく穴掘りですが、期待したほど雨水が浸み込んでいません。小雨の中バケツで水を運び2pほど深く
掘れたと言いながら頑張った結果、溝の底から上げた土が靴底につき、その重さにふらつきながら何とか畦波
シートを収めましたが、明日の道具に木づちと板が追加になりました。・・・「明日は椅子を持って行き監督しま
しょう」「いいえいいえ、期待していますよ」・・・・・
♪ 上牧中学校
ここは若干の問題を抱えています。体育館の耐震工事が来年の夏休みにするかも、資材置き場になるかも
と、そのため種蒔きは見合わせ、球根の植え替えも予測しての取り組みです。地域と学校を結ぶ恰好の場所
ですので場所変更はしないで、地域の米山台自治会のフラワークラブが中心になって10月10日に作業予定
でしたが、9月30日2時から生徒さんと学校ボランティアの方々も参加されるという連絡が28日に入りました。
手順よくできるかこうご期待・・・30日雨で中止、日程については学校ボランティアの方からの連絡待ちです。
平成21年10月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート59)
○ 花壇づくり
♪ 2000年会館(参加者8名)・・・・・準備完了
♪ 新町自治会(参加者8名)・・・・準備完了
原風景に溶け込むよう吉兆草やノカンゾウなどの植え付が始まりました。
♪ 米山台自治会・・・・・準備完了
フラワークラブと自治会の協働作業で花壇の作り替えが着々と進んでおります。
♪ 庁舎前・・・・・・準備完了
♪ 上牧小学校・・・・・準備完了
♪ 上牧中学校・・・・・・準備完了
参加者11名に地域活性課の3名も加わり、上記3か所は予定変更でせっせと直径50p程の穴掘りです。
泥棒さんギャザリングが済むまで手を出さないでと看板を立てようかと、現実性の無い話をしています。
♪ 上牧二中ささゆり会(参加者16名)
先ずは古タイヤがあり、笹ゆりの取り組みがあり、笹ゆりだけでは面白みがないから、万葉植物の花壇にし
ましょう。子ども達が万葉の歌を学ぶ機会にもなり、思春期の時にこそ素敵な恋心を知ることになりませんか、
しかし、現実は古タイヤ1個に対し4袋の土を準備しましたが、タイヤを寝かせたため一輪車6杯分必要にな
り、昨年から作っている腐葉土をブレンドしても土が足りません。畝作りを取り止めた花壇から余った土を移動
させることと、腐葉土の準備をしなければなりません。無料の粗い腐葉土や細目を通した25g100円で譲っ
てくれる所があるそうなので日程の調整中です。
この会は本当刺激的です、貴重なる意見がありました。
○ 保護者に呼び掛けても、
いまの時代万葉植物を庭に植えて楽しんでいる人が果たしているかぁ、・・・・・・ううう・・・・
○ 笹ゆりは見るだけのものですか、食べられますか
・・・・・地域活性化の経済面を突かれましたが、ソフト面を整える過程の中から、地に足が着い
たハード面が生まれると信じていますと、うまく伝えられないのだよねぇ・・・・・
♪ 下牧ハウス(参加者5名)・・・・・準備完了
寒冷紗を取り付けてもらったはずが寒冷紗でなく、何千粒の種、何百粒の小さな球根達の成長した姿も無く、
心機一転やり直しです。畝を作り替え上牧第二小学校と代表宅の球根育成地として心新たに取り組みます。
♪ 上牧第二小学校
球根の植え替えは10月31日、花壇づくりは11月4日午前中です。
♪ 上牧第三小学校・・・・・11月
♪ 虹の湯・・・・・11月
笹ゆりギャザリングinかんまきへの協力をお願いに上がった時、蝶々効果については最近の若い子には通じ
ないですよと話された事が、宿題になっております。
♪ 浄安寺・・・・・11月
♪ 緑ヶ丘自治会・・・・・準備完了
♪ 笹ゆりギャザリングinかんまき参画者への配布・・・11月6日
○ 笹ゆりのラブレター作戦
笹ゆりをシンボルにしている市町村と市町村合併前までシンボルにしていた支所に対して、笹ゆりギャザリングin
かんまきへのご案内と、取り組み団体への紹介のお願いと、取り組みの願いをまとめて発送の準備をしています。
常日頃言っていることをまとめた原文が、池内地域活性課課長始め9名の意見集約の結果です。林プロデューサー
の一言からここまで広がったという感動と虚無感が交錯しています。
笹ゆりのラブレター
私たちの願い
私たちの町は丘陵地帯が広がり、以前は笹ゆりが至る所に咲いていました。ところが、都市開発が進み、里山が
消え、いつしか笹ゆりの姿は「探さないと見られない」さらには「いくら探しても見つからない」町に変わってしまい
ました。
何とか笹ゆりの姿を町に復活させようと、上牧の地で懸命に取り組んでいます。その甲斐あって素人集団では無
謀とも言われながらも、9年の歳月の間、失敗と学習を積み重ね、今年初めて種から育てた15本の花を開花させ
ました。
この可憐な笹ゆりの姿を多くの人に味わっていただきたく、町の花『笹ゆり』をシンボルにして一年を通じて季節
感あふれる花を町中に飾り、道行く人たちに楽しんでいただこうと提案しています。
日本は四季があり、風光明媚で美的感覚の優れた人々が住む美しい国です。東洋文明(唯心)と西洋文明(唯
物)が交わり、東西文明の融和を成し得る国とも言われています。そこで、この国を世界のオアシス、世界の公園
の中の公園としての国づくりが出来ないかと大きな夢を持ち、そのことをイベントを通して皆さんにお伝えしたいと
思っています。
私たちのこの大きな志は、アマゾンの奥地に住む蝶々の羽ばたきが数週間から数カ月後にシカゴに雨を降らす
という“蝶々効果”にヒントを得て思いつきました。
日本というオアシスの片隅にある小さな町の笹ゆりを愛する運動が、いつしか海を越え、花も緑も無い、夢も希望
も無い戦地に何時しか希望の花と緑をよみがえらせ、一人でも多くの人が幸せになるようにと願い、『笹ゆりギャザ
リングinかんまき』を開催いたします。
万葉植物で、気品漂う姿と和みの香りを持つ日本原産の笹ゆりをシンボルにされている、あるいはシンボルにさ
れていた地域の皆さまからメッセージを頂けましたら幸いです。
この上牧での活動が、「笹ゆりギャザリングin○○○○」にと、つなげられる事を願っています。
『笹ゆりギャザリングinかんまき』
実行委員会
平成21年11月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート60)
○ 上牧第二小学校
笹ゆりの植え替え作業(参加者5名)
14年度から毎年3,000粒の種蒔きの結果は14〜16年度産は全滅で、代表宅から移動した16年度産と17〜
18年度産の植え替えの結果は大小合わせて1,846球。内100球は下牧のハウスへ移植しました。土のブレンド
と植え替え作業に一日半、1年生の子ども達に「校長先生のハウスで何をしているのですか」との可愛い問いかけに
元気をもらいながらも、お互いに大丈夫と声をかけながら作業終了です。・・・・めげないで頑張っています・・本当に!
花壇づくり(参加者7名と3名)
3か所を1か所に縮小して土の改良作業3時間、雨の降るのを待って球根の植え付け作業終了すれども・・・・・初
夏に9本咲いた笹ゆりの軸も球根も残っていない状況に不安な気持ちがぬぐえません。
○ 「笹ゆりギャザリングinかんまき」への住民参加
土のブレンド(11月3日・参加者9名)
鉢植えと配布(11月6日・参加者14名)
鉢植えと配布と花壇4か所への植え付け(11月8日・参加者13名)
展示会への参加と、町の花笹ゆりを初夏の我が家のシンボルとして楽しむ営みへの参加者は最終152世帯にな
りました。その中の1名は小学生の男の子で心から歓迎しました。なお、笹ゆりウォーキングの亀谷さん、上牧二中
ささゆり会の美馬さん、フラワークラブ米山台代表さんの参加者への呼び掛けや配送の御尽力に対して深く感謝い
たします。
しかし・・・・・花壇の植え付け中里親さんに笹ゆりを家の中に入れるのですかと、問い掛けたメンバーさんがいたこ
とから、是非とも講習会の開催が必要と提案された事といい、9年間の取り組みの状況は毎年総会で説明してきた
つもりだったのに、取り組みの基本が全く理解されていなかった事も分かり、いささかショックを受けています・・・
○ 笹ゆりのラブレター67通発送
メールで発信すれば費用がかからない代わりに、プリントされずに処理される可能性が大きいと、封書にて笹ゆり
をシンボルにしている、シンボルにしていた市町村等に67通発送いたしました。次回は6月6日の日程表の最終案
が出来上がったところでメールでの発信予定ですが、その前に町長さんとの面談で笹ゆりと笹ゆり姫物語をどのよ
うに活かしきるかというはっきりとした課題を頂きました。
○ 上牧二中ささゆり会
花壇づくり(参加者14名)
地域活性課のスタッフには、土が足りないだろうからと他の花壇の土の移動や、腐葉土25g100円で販売して
いるところがあるからと、土のう袋持ち込みで運搬していただく等の力仕事をお願いして準備を整え、笹ゆりの球根
の植込みは終わりましたが、古タイヤへの土の入れ方がまだまだ不十分であることが今後の課題であり、万葉植
物の提供者を募るための植え付け配置予定図の完成と町の広報紙への原稿作りが未着手です(・・・・・笹ゆりの
球根の植え替えが済むまで待って下さい・・・・・)
○ 上牧第三小学校
本校にも町の花笹ゆりをという要望にこたえる事が出来ました。地域活性課のスタッフに都市計画課に交渉して
頂いた鉢4個と土を前もって運んでいただき、メンバー4名で球根と猫対策のチキンネット(萌芽の時点で取り外し)
を持参して、風の流れを気にしつつもプランターの設置と球根の植込み終了です。
○ 下牧のハウス
平成14年からハウスにかかっていて、途中から小学校の分まで加わって、かなりの傷みの為取り換える事になっ
た寒冷紗、土を運んでもらった農協の職員さんから「これ、寒冷紗と違いますよ!」はっきりと50%の白の寒冷紗を
取り付けて下さいとお願いし、相手は仮にもプロ・・・それなのに何故遮光率70%〜90%の○○シートなのですか
・・・・ハウス2基の育成状況の大きな原因が見つかったと喜ぶべきなのか、やはりそうだった若干の不安はあった、
そのままにしていた私が悪いのか・・・・・・過ぎてしまったことは取り返しがつきません・・・前を向いて花遊びを楽し
みましょう。
○ 笹ゆりの種
種親さんから今年は例年より不作で、核のあるものが少ないかもしれないと、頂いてきた笹ゆりの種は、例年通り
4名で選別にかかります。数を読み終えたところで、花壇への配分を検討致します。
恵さんは収穫した笹ゆりの種を蒔き燻炭で覆う事を取り組んでみるそうです。千春さんは笹ゆりのお気に入りの置
き場所が収穫した種の育成で満杯です。失敗に懲りることもなく継続する事が大切と、種からの育成に取り組むメン
バー9名頑張っています。
○ 森の仲間のサロン
森の仲間のサロンという森林に関する異業種交流勉強会の御案内を頂きました。出来るだけ長生きして30〜40
年後どのような世の中になっているか見てみたい、植物の美しさを楽しむ事は美術館や音楽会に行く事に優るとも
劣らないと思う私に参加資格があるかもしれないと、笹ゆりの取り組みは参加資格になるだろうか、子ども達の植物
観察会開催の取り止めを決めたが大丈夫だろうか、・・・・・只今思案中・・・
平成21年12月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート61)
○ 種の選別
今年も4名で種の選別作業が始まりました。総数を見て配分予定ですが直播の計画に黄色信号です。直播の予
定地が増えたのに種が昨年より少ない様子です。しかし、種親さんから5年協力いただくと言う事は、11年継続す
ることになるのですが、メンバーは気が付いているでしょうか・・・・・・まだ気が付いていない・・・・種から元気を頂い
たら何とかなるでしょう・・・・
○ ササユリ組合
黒滝村・天川村のササユリ組合担当である、南部農林振興事務所の花尾氏からササユリの播種のお誘いと組合
総会への出席のご案内を頂き、実行委員3名と里親1名が参加致しました。土のブランド、液肥の与え方等々に当
然違いがありましたが、迷っていた植え替えの時期にヒントをもらいました。そして、黒滝村の種を育てる事になり、
天川村のメンバーさんから笹ゆりギャザリングに参加していただける事を伺い黒滝村森林組合を後にしました。
○ 朝市(参加者8名)
19日朝8時現地集合で販売準備にかかります。恵さんと冨美子さんの寒ギクの切り花があっという間に売り切れ
です。コツコツと稼いで目標の75%でしたが有ると無いでは培違います。来年度の活動費として大切に使わせても
らいます。