町花・笹ゆり

笹ゆり日記

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笹ゆり日記2006



平成18年1月の花遊び

☆ 智栄子さんと笹ゆり(パート14)


      ① 笹ゆりの種の選別が進む中、まず智栄子さん宅のベランダの育苗箱に3,000粒の種蒔きが済み、上牧第2小の園
      芸クラブに育苗箱10個分の土と不足分の育苗箱1個と3,000粒を届けました。23日には花遊び隊6名(土谷さん・篠
      原さん・池田さん・筒井さん・國井さん・智栄子さん)で2ヶ所3,850粒の種蒔き、25日には花遊び隊8名(武田さん・青
      木さん・濱岡さん・土谷さん・篠原さん・筒井さん・國井さん・智栄子さん)で2ヶ所3,600粒、26日に花遊び隊5名(山本
      さん・篠原さん・土屋さん・國井さん・智栄子さん)で1ヶ所415粒の種蒔きでほぼ完了です。花咲か爺さんならぬ花咲か
      おばさん達の5年目の種蒔きが終わりました。

      ② 笹ゆりクラブの会員が18名(4月からの新規参加者4名含む)と里親5名での6年目の取り組みの始まりです。笹ゆ
      り展の準備として、奈良県のイベントの冊子への掲載依頼、販売用の笹ゆり(3年目の球根)の準備を終えた処です。




平成18年2月の花遊び

☆ 智栄子さんと笹ゆり(パート15)


       智栄子さんは自然食研究会第13回味噌作りの日にメンバーに声を掛けたところ、笹ゆりクラブの里親会員が2名増え
      ました。6月の我が家のオンリーワンとして咲いてくれますようにと、早速ベランダから4鉢届けました。それから、庁舎前
      で管理している笹ゆりの種は今年初めて萌芽する予定です。何球萌芽するのか気にしながら草抜きをしました。




平成18年3月の花遊び

☆ 智栄子さんと笹ゆり(パート16)


       3月25日育苗箱に笹ゆりの芽を発見しました。5年目の取り組みの始まりです。メンバーにも変化がありました。笹ゆ
      りクラブ会員16名、笹ゆり里親8名、計24名になりました。会費制で花遊びの詩の願いにこめた我が家のオンリーワン
      として動き出したのです。花と緑のオンリーワン活動は個の活動を組織化することを願いとしています。ひとりひとりの花
      遊びが世界に広がることが夢なのです。この一歩を大切に歩きたいと思っています。感謝の心で4月~6月の間の3圃
      場の管理、ハウスの管理、笹ゆり展などのスケジュールを決め準備に取り掛かります。

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平成18年4月の花遊び

☆ 智栄子さんと笹ゆり(パート17)


     1.上牧第二小のハウス

          育苗箱に猫の足跡がたくさんついているでは有りませんか! よく見るとハウスの1ヶ所で埋めてあるはずのビニ
         ールが浮いています。その場は物を置くことで対処しましたが、鳥対策も併せて考えることにしました。校長会で笹
         ゆりの取り組みに手を上げて引き受けられた校長先生と教頭先生の転勤がありましたが、新たに着任された校長
         先生、教頭先生にお願いして両サイドにネットを張ることにしました。少し過保護な状態が改善されて、初年度の種
         の育成状況から見て幾倍の成果が見られますので、ぜひ子どもたちの蒔いた種から育った笹ゆりを、遷都1300
         年祭に出展出来たらと思います。

     2.笹ゆりクラブ

          今年度より正式に笹ゆりクラブとして活動を始めました。里親さん(我が家の6月のオンリーワン・笹ゆり)も有料
         としました。早速3圃場の杭打ちとロープ張りを、地域活性課のスタッフ4名と会員7名で行いました。昨年は蔓が
         巻きついてネットに穴が開き、鳩が侵入した下牧のハウスの草刈も済ませましたが、寒冷紗の張り直しが必要で、
         梅雨前に済ませたいと思います。笹ゆりの育成状況は背丈が50センチのものから今から萌芽するものがあり、今
         年も笹ゆり展の会期を決めるのは5月の中頃になりそうです。運営費のために会期中に笹ゆりと手作り作品の販
         売をしますので、作品作りのボランティアの日を2日間(各2時間)予定しています。

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     3.活動について

          あらためて活動の出欠について言及しないことの確認を促しました。会を発足する時の1番目の取り決めを忘れ
         てしまうメンバーがいます。会の事を思って言ってくれるのだと思いますが、このことは会の継続に不可欠な取り
         決めです。時々確認しなければならないと思いを新たにしました。




平成18年5月の花遊び

☆ 智栄子さんと笹ゆり(パート18)


     ① 大問題発生

          マップの校正ミスです。脱字2ヶ所に誤字1字とは分かっていましたが、役場の電話の局番が違っておりました。
         それも奈良新聞さんに指摘されるまで誰も気が付かなかったのです。それも違った番号が西和消防署ではありま
         せんか。教えて下さったのが植物観察会でお世話になっている新井さんでした。「奈良新聞を見て電話したら消防
         署にかかったわよ・・・」、マップをお友達にも見せたいとの事なので、花遊びの心が拡大すべく配布用よろしく電話
         番号を訂正して10部贈りました。新井さん宅の山に咲く笹ゆりに関する素敵な絵手紙が届きました。送料としての
         切手が同封されていたので贈ったのではなく送った事になってしまいましたが、さあ、1万部の訂正にどう知恵を絞
         るかです。小学校では校長先生と教務の先生に知恵をかり、役場と話し合う中で印刷所に無理を聞いてもらいまし
         た。順次、訂正ヶ所の貼り付け用紙が届く事になりましたので、手分けをして笹ゆり展で配布できるよう貼り付けま
         す。
          ・・・もうひとつあるのです。これは校正の時に気が付いていたのですが、抜けていることを伝えなかったのです。
         花遊びの詩のところで<金子みすゞの蜂と神様より>が記載されていないのです。手遅れですが自分の甘さに猛
         省です。しかし、花遊びの詩の心を拡大する取り組みに、心を失う様な失敗に猛省で済むのかと言うことなのです
         が、今後の活動のなかで金子みすゞさんの心を大切にしてゆくことで許していただけるよう取り組んでゆきます。

     ② 5月8日鉢作り

          笹ゆりの活動の運営費に当てるため、笹ゆり展会場で笹ゆりを数鉢と鉢植えの植物を販売します。今までの着
         色料の赤色と黒色に加え、貞子さんに調達してもらった青色と黄色を使って、予定の30個と瓦に土手を作りまし
         た。参加者7名残った材料で各自の作品作りをして2時間の予定時間内に終了出来ました。時間通り作業が進
         んだのは初めてかもしれません。今後も時間通り運ぶ事で気持ちよく終わりたいものです。

     ③ 5月17日鉢への植付け

          大人の泥んこ遊びになるのかなあと言いながら、ケト土、赤玉土、ミズゴケを練り合わせ土作りです。雨の中持
         ち寄った植物を鉢とのバランスを考えながら寄せ植えにしました。瓦に付けた土手が数枚取れてがっかりでした
         が、参加者5名ひとりひとりの感性で作品45点の出来上がりです。今回は予定2時間オーバーでしたが篠原さ
         んの手作りケーキを頂いて終了しました。

     ④ 笹ゆり展の日程は

          今日は5月の17日ですがまだ日程が決まっていません。こんなに雨がよく降り何時までも寒いこの状況では、
         昨年どおりの日程でと予定していますが本当に花が咲くのでしょうか。今年もまた笹ゆりに聞いてくださいといい
         ながら決めなければなりません。5月24日今年も善博さんに「そちらは何時ごろ咲きそうですか」と電話です。山
         の樹木、草花の開花状況を聞きながら昨年より5日又は7日会期を遅らすかアドバイスを求め、間に合わす方法
         など伝授いただきました。

                    第4回笹ゆり展


            会 期  6月7日午後1時~6月11日午後3時まで
            会 場  上牧町2000年会館ロビー&圃場3箇所

     ⑤ 笹ゆりセミナーに参加

          荒井先生にメールでアブラムシと蜘蛛についてお尋ねしていたら、セミナーに参加しなさいと返事が来ました。
         参加者が60名余りで大阪からの参加者もありました。バイオの球根に関しては病気等の問題から避けるようア
         ドバイスされていたのですが、球根を購入して咲かせる期間と、種から花が咲く育成期間を考えて、予算の面か
         ら浄安寺以外はバイオの球根でここ2年取り組んでいたところへ、先生の話がバイオと生態系の話になり、笹ゆ
         りの種は売ってはいないが自然に取り組むのが大切と話されたのです。かなり落ち込んで帰りました。マップに
         続いての反省材料ですが、なぜかめげずに頑張る智栄子さんです。

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平成18年6月の花遊び

☆ 智栄子さんと笹ゆり(パート19)


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     ① 笹ゆり展

          朝から娘に注意されました。ベランダから20鉢以上の笹ゆりの出展が出来ることから、「我が家にこれだけ有る
         ということは笹ゆり展大丈夫だよね」の一言に「メンバーの方たちの協力があってこそ、笹ゆり展が出来るのでしょ
         う」ごもっともです。

          土谷さんの軽トラックで展示会用の備品と、メンバー8人の笹ゆりが会場に運び込まれ展示会の準備開始です。
         他のメンバーもそれぞれに丹精込めた笹ゆりを運び込みます。全部で90鉢です。

          自動ドアと自動ドアの間に香りの小部屋を作りました。香りを小さな空間に閉じ込めることで、見学者に香りの
         シャワーを提供したいという思いからでした。笹ゆり姫と笹ゆり3鉢グットアイデアでした。

          濱岡さんの鉢には今年も13年度産の種から育った笹ゆりが花を付けて展示されました。その足元には来年花
         をつけるだろう笹ゆりたちが6本育っています。黒川さんの鉢にも2本育っていますから少しだけほっとしています。

          塩田さんの笹ゆりは6個の蕾を付けています。6個の蕾全部無事に咲くのか心配です。そんな心配を知ってかど
         うか会期中に蕾の付いた軸が伸びてきました。本当に無事に咲いて欲しいと願うばかりでした。展示会後塩田さ
         ん宅の玄関で道行く人に香りと美しさと強さを魅せてカメラの中にも収まったようです。

          鹿島さんは今年1鉢も出展出来ませんでした。前年の笹ゆりも、新しい7球も全滅でした。原因は分かりませんが
         これも自然のなした事と、会の2鉢(蕾)を展示会終了後届けました。

          奈良新聞を見て奈良市、吉野町、斑鳩町、三郷町からご夫妻で見学された方たちと笹ゆり談義をしました。40
         年ほど前は探さなくても笹ゆりを見ることが出来たのに、今は探さなくては見ることが出来ない、今後が心配だと
         話されたのは吉野からみえたご夫妻でした。今後真の復活に向けて取り組めたら幸いです。

          笹ゆりの蕾が付いた鉢、4年目の笹ゆり、メタセコイヤの篭、苔玉などの販売収益は、約1万7千円でしたので
         20球ほど球根を購入できると考えている耳元に、来年は笹ゆり展5周年ですかとささやく地域活性課の課長。
         庁舎前の池の端、上牧小、上牧第2小の小さな笹ゆり園の来年への不安、来年は50鉢展示できるかどうかの
         不安を抱え落ち込んでいるのにね。頑張れコールと受けて立ちましょう。

     ② 笹ゆりの庭

          メンバー9名笹ゆりの庭へ出かけました。笹ゆりが大好きな新人ふたりにとって百聞は一見に如かず良い研修に
         なったと思います。昨年1本、今年1本、来年には数本この庭で生まれた種が花をつけるのです。このような庭が数
         軒生まれたら大成功と思って始めた取り組みも、上牧のオンリーワンのシンボルとして位置づけ、花遊びの詩の心
         の種蒔きを始めたいと思っています。

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     ③ ハウスとプランターの草刈と育苗箱の草取り

          前回ハウスもプランターも草丈が笹ゆりを隠して良かったのですが、ハウスでは一雨また一雨で草丈が伸びすぎ
         です。草を抜くことで種も一緒に抜けてはいけませんので、20センチまで刈り込みました。プランターでは猫よけの
         金網に取り付けた寒冷紗から草が顔を出していましたので、ここは8センチまで刈り込みました。2階のベランダに
         も草の種が良く飛んできますので、草引きが時々必要です。




平成18年7月の花遊び

☆ 智栄子さんと笹ゆり(パート20)


     ○ 野生の笹ゆり

          7月8日の天気は週間予報でも雨、前日の予報でも雨、しかし、お天気人「篠原さん」のお陰で曇り空、片道1時
         間半かけて野生の笹ゆりを見に行きました。朝から笹ゆりがみんなの来るのを待ちきれず3日前に散ってしまった
         との連絡があったのですが、咲いていたのです。朝に開花したであろう笹ゆりや蕾の笹ゆりに出会いました。訪ね
         来る人のいない場所で、誰かに見てもらうために装うのではなく、美しい笹ゆりたちが、間伐された森の入り口で
         待っていてくれました。

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     ○ 雨で育苗箱がプール状態

          強い雨足に連日育苗箱がプール状態です。ただすべも無く眺めるだけで、先のことは考えたくないこの頃です。
         そして、命が豊かであることを願うだけです。

     ○ 笹ゆりに魅せられた人たち

          和歌山の耕す王国酋長北さん・曽爾村での復活に取り組む田中さん・大和郡山で取り組む小原さん・葛城市で
         取り組む待田さん・それぞれ自分の年令と相談しながらの長い取り組みです。




平成18年8月の花遊び

☆ 智栄子さんと笹ゆり(パート21)


     ○ 笹ゆりクラブ実験圃場調査とロープ張替え

        参加者:8名(欠席の連絡1名)
          3つの小さな笹ゆり園の調査をしました。種の付いた笹ゆりは83本、種をつけていない軸だけの笹ゆり27本あ
         りました。夏の厳しい暑さから少しでも守りたいので、目に付く大きい草のみ刈り取り、ロープを補修して終えまし
         た。後日花どろぼう対策として、種の収穫についての注意事項のメッセージを掛けました。

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     ○ ハウスの草刈と寒冷紗直し

        実験圃場調査からの移動6名
          ハウスに着いてびっくり! 寒冷紗が外れてひらひらしています。まずは、去年困ったハウスに絡まって延びるツ
         タクサの処理から始めました。周囲は土谷さんの草刈り機、ハウスの中は鋏で草刈、花遊び隊は指示待ち隊では
         ありません。本当に良く自主的に働きますから、仕事がはかどります。寒冷紗を掛けなおしてみんながその温度差
         を実感しました。

     ○ 笹ゆりの球根と種

          無償里親から有償里親に変更したことで、庭に植えるメンバーが増えそうです。里親への配布(笹ゆり展等の補
         充)、実験圃場への補充プラス個人用として注文済みの球根の行き先がほぼ決まりました。すでに笹ゆりの咲く
         庭造りに取り組んでいる2名に5名増えて7名です。それぞれに種からの取り組みもしていますので、ゆったりとし
         た心で取り組んで欲しいと思っています。




平成18年9月の花遊び

☆ 智栄子さんと笹ゆり(パート22)


     ○ 育苗箱

          笹ゆりの小さな葉が4月~5月頃には育苗箱に次から次へと増えるのですが、7月にはいると段々と数が減って
         ゆきます。水遣りしながら残った葉に頑張れと声をかけてしまいます。2小の校長先生は初めての経験で育苗箱に
         笹ゆりの葉が1本も無くなって不安そうです。ベランダの育苗箱一個に多くて5本残っている状況ですから同じなの
         ですが、こちらは育苗箱の中でどれだけ大きくなっているか不安なのです。5号鉢50個買って植え替えの準備を始
         めたのですが、まあ、なる様にしかなりませんね。

     ○ カタクリ

          笹ゆりは種から6年から7年で開花するのですが、それよりも1年多い7年から8年かかるのがカタクリだそうです。
         共に年々自生地が減少しています。生活のリズムが速くなったことで失われてゆくのであれば、立ち止まって考え
         る時かもしれませんね。




平成18年10月の花遊び

☆ 智栄子さんと笹ゆり(パート23)


      庁舎前ボランティアと笹ゆりクラブと植物観察会の運営費は会費のみで賄えません。総会で目標金額を設定してバ
        ザーで売る作品を考えて準備します。流木の寄せ植え、苔玉、手造り鉢につづき今年も遊びました。11月3日9時~
        3時上牧町ペガサスフェスタのバザー会場で販売いたします。協力の程宜しくお願い致します。

         ① 華炭
               煙で喉がかすれるほど頑張って作りました。1かご500円で販売します。売れ残っても値下げはせずメ
              ンバーが持って帰ることに決めました。

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         ② 鷹の爪の魔よけ
               ワラを打ち、縄を作り鷹の爪を20個ほどリボンで巻きつけ、台所の魔よけの飾りとして50個作りました
              が、魔除けで家内安全のような効能書をみんなの推薦で伊東さんが考え中です。

         ③ ハンギング
               室内用植物にマクラメを作ってハンギングとして楽しんでもらおうと、山本さん、國井さん、筒井さん、篠
              原さんがせっせと作品作りしています。

         ④ 多肉植物
               ネオコールなる土を使って多肉植物を植え付けました。ネオコールの特徴は空気の浄化、水の浄化、無
              菌で清潔、植物の手入れが簡単、マイナスイオン効果があって、環境にやさしいエコ商品とか。窓辺に小
              さな植物も良いのではないでしょうか。

         ⑤ 焼き芋
               花と緑にこだわりながら、何故か今年は焼き芋も販売します。一斗缶と籾殻を使っての2階の練習で決
              まったのが一斗缶で作る石焼芋です。1本100円で200本程を予定していて、土谷さんと高木君の育て
              たサツマイモを近々お天気と相談しながら掘りあげます。当日芋焼き部隊(土谷さん、筒井さん、篠原さん、
              國井さん)と売り手のチームワークで完売を目指します。

         ⑥ 帽子と小枝のクラフト
               國井さんと篠原さんが編んだ毛糸の帽子が届きました。1個300円で販売しますが、桜の小枝で作っ
              た鉛筆や動物のクラフトをつけると50円~100円追加になります。他に足立さんのアクリルタワシがあ
              ります。

         ⑦ 苗
               メンバー各自の持ち寄りですが、幻の月見草もありますよ。

     ○ 笹ゆりの球根の植え付け

          20日と22日に昨年植え替えた2,000粒の笹ゆりの植え替えをしました。一喜一憂しながらの植え替えの結果
         は、1球植えの5号鉢が22個、3球植えの5号鉢が16個、30球植えの育苗箱10個、50球植えの育苗箱1個の
         420球でした。1万粒が420球ですが、裕子さんにそれでも出来た子に感謝と諭されています。15年度産の初め
         ての植え替えも11月の初旬に済ませたいと思っています。

     ○ 小さな笹ゆり園の草刈

          笹ゆりの球根が昨年より半月も早く入荷しました。荒井先生から、からだを支える根の発育のためには少しでも
         早く植え付けることが望ましいと聞いていましたので、笹ゆりクラブのメンバーに球根配布の連絡をしました。朝の
         9時から昼まで庁舎のホールか池の端と連絡したのは、雨の場合を考えてですが、雨のち晴れでしたので小さな
         笹ゆり園の草刈をしながら、球根配布をしました。草刈りは池田さんと武田さんの二人の参加のお陰で、球根の
         植付けも済ませることが出来ました。まだ緑色の笹ゆりの種を4本も誤って刈り取ってしまったのは智栄子さんで
         した。

     ○ 第二小学校の球根の植え替え

          花の生けこみのとき教頭先生に、28日学校に不審者との連絡が有ればそれは笹ゆりクラブのメンバーですか
         らとお断りを済ませて、初めての笹ゆりの球根の植え替えです。初年度の笹ゆりの種3,000粒は全滅だったか
         らです。土手の植え込み、種の確認には参加していたのですが、みんな第2小学校の笹ゆりのハウスは初めて
         なのです。そこで、学校の正門10時集合の連絡をして池田さん、篠原さん、筒井さん、國井さんの5人で期待し
         ながら、ハウス内の草取りに始まり、育苗箱11個の植え替えを始めました。結果は荒井先生から頂いて植付け、
         届けた育苗箱1個から3球植えの5号鉢が10個と5球植えの5号鉢2個。そして3,000粒の種から、20球の小
         さな球根たちを1個の育苗箱に植え替え、水不足で干からびた球根の中から奇跡があるかも知れないと150球
         余りの球根を植付け、来年、再来年に植え替える21個の育苗箱に不安を覚えながら、どうサポートすれば良い
         か思案中です。とにかく水遣りの説明から始め、4月の萌芽の状況をみてから考えます。




平成18年11月の花遊び

☆ 智栄子さんと笹ゆり(パート24)


     ①種が届きました

          善博さんから今年も種が届きました。天候のせいで不作のうえ核のある種が少ないとの事、2週間余り乾燥して、
         乾いた朔果を3等分して種の選別スタッフ3名にお願いしました。ヘットルーペを購入して選別をした千恵子さんか
         ら300粒の包みで7個余りと美佐子さんからは6個届きました。第2小の3,000粒とハウス用と曽爾村で取り組
         む田中氏の分は確保できたようです。

     ②笹ゆりの球根の植え替え

          ハウス管理ノートを確認してベランダで管理している種の数の訂正です。
             13年度は62粒・14年度は7,200粒・15年度は4,200粒・16年度は5,100粒
             17年度は3,000粒
          17年度の植え替えで7262粒が約2,000球で27.5パーセントになり今年の植え替えで625球でしたが、昨
         年実験圃場3箇所とハウスに球根を移植したのが500球あるので11.4パーセントの育成状況です。15年度の
         4,200粒は604球で14パーセントでした。育苗箱の乾き具合を見ながら15年度の球根を植え替えましたが、
         今年の2ミリ球根は3球と少なかったのですが、育苗箱がプール状態の日が多く心配した結果が出ました。現在
         のベランダの状況は13,14年度産の1球植えの鉢が22個、3球植えの鉢が21個、30球以上植えた育苗箱が
         16個(540球)、15年度産の育苗箱8個(365球)、16年、17年の27箱と18年度用の育苗箱10個が準備を
         済ませ種の乾燥待ちです。なお、上牧産の15年度の球根6球植えの鉢18個は笹ゆりクラブのメンバーに届け、
         131球はハウスに植えました。

     ③ハウスの草刈とモグラ

          ハウスの草は小さな球根と種を蒔いてあるため、鎌ではなく鋏で刈ります。2日に分けて作業をしていると、通り
         がかりの男性から「6月に笹ゆりが咲いているのを見て感動しました」と声をかけられて手の痛みも消えます。しか
         し、球根の植え付けで気がついたモグラのトンネルがあちこちにあることです。盛り上がってふかふかの所を上か
         ら細いシャベルでトンネルを壊しましたが、ペットボトルの風車を立ててみようと考えています。

     ④第3小学校からの要望

          生き生き対策課のスタッフから地域活性課のスタッフへ連絡が入り、「第3小の校長先生がわが校にも笹ゆりを
         咲かせて欲しいとの事ですが、球根ありますか」残念ながら球根は3球か残っていませんし、どの程度のことを希
         望されているかサブリーダーの土谷さんに問合せてもらいました結果、先生方の移動で今までの経緯が伝わって
         いない事が分かり、上小、第2小に咲いている笹ゆりをわが校にもということで、お孫さんが通う土谷さんから何と
         かしてと頼まれては何とかせねばなりません。教育総務のスタッフと協議の結果笹ゆりの蕾が色づいた頃に、一
         鉢学校に届けて、子供たちに町花笹ゆりを見てもらうこと、そして後の取り組みについては新年度事業として検討
         することになりました。

     ⑤笹ゆりクラブと里親さんに新メンバー参加

          ペガサスフェスタでの申し込みは里親さんが2名のみで、笹ゆり展で希望されていた方と花仲間の方、恵美子
         さんのお友達と2年目の更新の確認などの結果を笹ゆりクラブ20名と笹ゆりの里親11名(町外1名)。町内29
         ヶ所で笹ゆりが見られることになりました。笹ゆりクラブ立ち上げ前の里親さんの所でも咲いている情報がありま
         すので、10年計画の6年目少しずつ拡大しています。




平成18年12月の花遊び

☆ 智栄子さんと笹ゆり(パート25)


       奈良テレビ放送の「いつも どこかで」の1月27日(土)12時~12時55分の放送が上牧町の番で、笹ゆりを取り組
      んでいる花と緑の会も推薦のひとつに加えましたのでその節は宜しくと、地域活性課の課長から話がありました。1月
      に第2小の園芸クラブの種蒔きがあるのですが生放送で学校が土曜日で休みでは、セットできないのです。録画放送
      されたらいいのですが、活動のどの部分を製作者が伝えたいかで決まるのでしょう。決定の案内が無いのに花遊びの
      整理を始めています。

     ○ 種まき

          12月8日9時~10時に間に2ヶ所の実験圃場で、実験圃場で出来た種と、千春さんのところで出来た種を選
         別しないで、メンバー9名草刈で踏みつけない場所を確認して笹ゆりの種をまきました。ベランダの3,000粒の
         種まきは23日にどうにか終了し、第二小には26日に3,000粒届けました。5日に校長先生と土のブレンドと種
         まきの予習をします。

     ○ 活動を2分で説明するとこうなります

          ワクワクドキドキすることが一番大事です。
            核は:花と緑の効用
                   (音楽を聴くように、絵を見るように、花一輪を楽しみましょう・・・)
            種は:蝶々効果・・・アマゾンの蝶々の羽ばたき・・・
                  日本は世界の公園・・・我が家も公園の一角・わが町も公園の一画
                      (四季があり、植物は豊富で、エネルギー資源、産業資源は無くとも観光資源は豊富)
            出会い:キラキラする様な人との出会い・・・荒井先生・善博さんなど
            実践:花遊びの詩・・・我が家のオンリーワン



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