
笹ゆり日記2014
平成26年1月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート110)
○ ベランダの百合たち
ベランダでの種まきは175粒で、植え替えでは育苗箱に1個の球根に声もなくただただ、種まきの年度の名札を見
ながら、残り10個の育苗箱を眺める智榮子さんですが、6月の笹ゆり展の企画検討で気分転換を図っております。

助成金申請の返答がまだ届かず、毎日郵便屋さんのバイクの音をドキドキしながら聞いていますが。もう決まっているだろ
うに俎板の鯉とは体に良くないですね。
平成26年2月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート111)
○ ベランダーの作業はまさかの追い込み作業です。
2月1日(午後1時〜5時)と2月2日(午前2時間と午後3時間)で終了予定でしたが、2ミリ球根発見(5袋とひと箱)・・
・・・ではなく忘れていました。
2月3日と2月9日と2月10日で2ミリ球根の植えつけを完了させました。
2月15日上牧中学校と上牧幼稚園から持ち帰った、コケとともにはがした土を振るい、出てきた5ミリ球根30球を植
栽いたしました・・・上牧産の名札を付けました
○ 管理作業(2月12日)
上牧中学校と上牧幼稚園に新しい土をもって、コケのついた土をはがしに参りました。たくさんの球根が元気にしてい
ました。上牧幼稚園では1センチ以上に育った球根を園長先生と確認いたしました。
○ 笹ゆりの萌芽
2月3日馬場さんから電話です。冬のさなか1月下旬に萌芽したが他のメンバーから報告有りませんかとの問い合わ
せです。ベランダーではまだ葉をつけたままの球根がいましたので、あるがままにとお答えしましたが、上牧幼稚園で
もこの時期に葉をつけたままの球根がいました。
○ 助成事業の申し込み結果
2月24日待ちに待ったお知らせが来ました。・・・・・・・厳正なる審査の結果、残念ながら、貴団体からの助成要望に
つきましては、助成を見送らせていただくことになりましたので、お知らせいたします。・・・・・生け花のボランティアを始
めて30年、上牧2小では24年、あと1年で区切りの25年目になります。引退の時期を考えての申請でしたので、あぁ
無理をしなくてもいいという事だろうかと思いましたが、切り花花壇に植栽予定だった低木の明細表を、予算がなくとも
できるか否か、もう一度検討しようと思います・・・・
平成26年3月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート112)
○ 萌芽
「芽が出てきたよねぇ」「早くない」「いいえ、例年今頃から5月頃にかけて順次芽が出るよ」
○ 助成金
馬場さんからメンバーに提供した風蘭の代金を助成金として頂きました。活動力の落ちたことを認める代表に「他の
活動を縮小して笹ゆり一本で運営費を稼ぐように頑張れと」背中を押されますが、いまひとつエンジンがかかりません。
○ 新年度企画案
商業施設での笹ゆり展の提案についてまちづくり推進課から連絡がありません。メンバーからは笹ゆりルームは、会
場としては人目のつかない所にあり、広すぎるから、従来通り庁舎にて開催しようとの声が多いので再検討です。メン
バーの育てている笹ゆりと学校・幼稚園・笹ゆり花壇の写真を展示する方向性で検討します。
○ 学校訪問
校長先生・教頭先生の移動が決まる時期です。上牧小学校の笹ゆり担当である教頭先生の移動情報の確認が取
れ次第伺うことになりそうです。
○ ハウスの管理作業
2小のハウスの亀甲網の修繕と下牧のハウスの管理作業を来月早々に始めなければなりません。
平成26年4月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート113)
○ 4月14日
ベランダの植え替えることで出た古い土の中から、笹ゆりの萌芽があるではないですか、確か例年は土を2度振るう
のですが、1度で済ませた結果でしょう。頑張って13ケース分振るいなおした結果30球出てきました。
○ 4月15日
落葉樹の若葉も繁ってきましたので、ベランダに寒冷紗かけ、家の周りで保管していた土18ケース分もやり直すと、
28球出てきて、なんと1p以上の球根まであるではないですか。
「いくらなんでも、・・・・・・」とは息子と娘から賜った言葉ですが、反論のしようがありません。
○ 4月21日
2中の万葉花壇の笹ゆりが葉の中から蕾を出しました。
○ 4月23日
決算書のコピーと笹ゆり展の予定と、今年度の検討会の案内文を町内21か所配布、残りの2件は明日渡します。
冨美子さんの笹ゆりの育成状況を見せてもらった後、郁子さんのお薬でもある笹ゆりたちを見学して、新たに増え
た公園の管理場所に出かけると1年生から7年生まで育成状況が分かるよう植栽されていました。
○ 4月30日(参加者8名)
笹ゆり展の内容の説明と、ペガサスフェスタ、朝市への参加等について協議
○ 笹ゆり展について
日 時:6月2日(月)〜6月6日(金)
6月2日(月) 12時〜4時
6月3日(火)〜6月5日(木) 9時〜4時
6月6日(金) 9時〜3時
会 場:上牧町役場1階正面玄関
展示内容:里親さんの笹ゆりの鉢花
小学校3校と中学校2校と幼稚園等での育成中の笹ゆりの写真の展示
平成26年5月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート114)
○ 5月2日
素敵な訪問者
午前11時から午後1時まで奈良市からの訪問者、篠原氏を郁子さん宅にご案内です。あやめ池小学校で笹ゆり
の取り組みをしようとの提案があり、伊賀市、桜井市の大神神社等を尋ねましたが、上牧町でも取り組まれている
という事で、笹ゆり展前にお話を聞きたいとお尋ねになったのです。御年73歳これから10年頑張ってみますには、
同年代の郁子さんに大きな影響を及ぼすのではと期待しております。・・・・25日に他のメンバーさんに説明するう
えで写真が必要と再度郁代さん宅を訪問されました。あやめ池周辺は上牧と同じで50年から60年前には笹ゆり
がたくさん咲いていたところです。種の供給に協力することを約束しました。
下牧ハウスの草刈
午後1時半から午後3時まで千恵子さんと2人で、草抜きではなく草刈を致しました。今年は5本開花しそうな状況
に「ほ・・・」です。5枚葉があって、1枚葉もあって「ほほ・・」です。
○ 5月3日
冨美子さんから連絡です。米山台の種から育った笹ゆりが、5枚葉〜7枚葉の子たちが何本も育ってくれていますか
ら見に来てください。
「どちらかというと、あの放任状態の子たちが・・・」
○ 5月15日
深野ササユリ保存会「第7回ササユリ鑑賞会」について
開催日時:6月15日(日)午前10時受付
午前10時半開始 〜 午後3時半頃まで
集合場所:宇陀市室生深野 神明神社まえ(集落の中央にあります)
催し内容:ササユリ保存地区現地案内
地元食材での昼食・懇親 地元野菜の販売
茅葺き古民家見学
希望者によるササユリ記念移植、有料(約10本程度)
参加費 :1,000円/1人
問合せ先:6月5日までに深野ササユリ保存会 北森義卿󠄁氏
Tel&Fax:0745−92−3629
○ 5月25日
5月3日にオルトランをまいたのですが1回では不足だったようです。下牧のハウスの蕾が虫食いで1本のみ開花予
定と、千恵子さんに報告したら返事がきました。
「泣かないでねぇ」
○ 5月26日
小雨の中展示会準備のため12か所の写真を取りに回りました。表示の仕方を検討しなければなりません。しかし、
上牧の種を蒔いた上牧小学校、上牧中学校、上牧幼稚園の育成状況の違いは、置き場所・風・光・土のブレンドどれ
なのでしょう。幼稚園で4年目に蕾が付けた1本がいるのです。
平成26年6月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート115)
○ 6月2日〜6日
2日午前中上牧町役場正面玄関にて展示会準備
2日午後から6日まで、上牧町役場正面玄関で笹ゆりの鉢花42鉢の展示会開催
2日午後2時過ぎ、町づくり推進課から要請の訪問者への対応
2日午後6時 谷さん宅の初めての蕾に感動
○ 6月3日
上牧幼稚園の園長さんから開花にともなう報告がありました。
○ 6月4日
9時過ぎに会場入りしたため、あやめ池の篠原氏とは行き違いでお会いできませんでした。馬場氏と2時間余り笹
ゆり談義の中で、陽楽の森にて草丈6p程度までに育った笹ゆり確認情報を得ました。2o球根を植えた所のよう
で、種を蒔いたところの確認はまだとれておりません。また、無選別で300粒1袋の種を受け取った後、郁子さんは
蒔くときに種をエリートとそうでないものに選別するということから、馬場さんはひとさやから取れる種の数は100粒
くらいが理想らしいというのですが、今後そのようなひとさやに出会うのでしょうか・・・・かなり難しいことと思います
し、選別班の千恵子さんや美佐子さんにはお願いできませんねぇ。
○ 6月15日
深野地区のササユリ鑑賞会参加報告
今年の開花状況は102本で2年前より多く鑑賞できたとのことでした。
ササユリに被害を与える動物等(参考資料から)
猪:冬場、食料がないころ球根を掘り起こして食べる。球根を食べるため絶滅する
・・・・上牧町には猪はいません
鹿:春になり、ササユリが成長したころ食べる。球根まで食べないので翌年にも芽がでる
・・・・上牧町には鹿はいません
猿:ササユリの蕾がピンクに色づいたころ、蕾を中心に食害する。ユリの軸を持って引き抜くので、
球根まで被害を及ぼすことがある
・・・・上牧町に2匹ほどいるらしい
虫:青虫。尺取虫。そして、ユリクビナガムシ(幼虫が蕾の中に入り花粉等を食害)蕾が残っても花
の変形がある。2年前から異常繁殖。今年消毒を実施した。百合の種類にしか付かない害虫。
高砂百合の異常繁殖の影響か?
・・・・上牧町でも観察が必要です
人:言わずもがない!!最も知的レベルが高いため対応困難
・ ・・・・取り組みを始めて10年間は毎年どこかで盗掘されましたが、ここ数年取り組み環境が
静かになったのと、地域の方に見守っていただける状況が出てきているように感じています。
○ 6月28日
篠原氏より笹ゆりの咲く各方面を訪ね歩かれた報告がありました。おのずと道が開かれてゆく様が見え、13年前を
思い出します。
平成26年7月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート116)
○ 後継者問題
活動の後継者問題を抱え、ここ数年模索中でしたが、心に決着を付けました。私と同じようにいつか笹ゆりを町花に
決めて方の心を尋ねる方がきっとあらわれるだろうから、ケセラセラと参ろうと思い始めたのです。季節感楽しむ自分
なりのオンリーワンを飾ることが原点なのですから。
○ 7月16日
下牧のハウスに何故か足が向かず、ハウスの草刈ハウスの草刈と念仏のようにささやきながら、やっと作業開始で
す。今回も「マムシに気を付けて」と声を掛けられたのが原因ではないのですが、馬場さんや、冨美子さんや、郁子さ
んのように毎日笹ゆりを見にゆかないと気になることを思えば、相当の反省が必要です。
○ スパルタと過保護
千恵子さんが笹ゆりの水やりの難しさにため息です。スパルタにしてもダメ、甘やかしてもダメ、本当に難しい・・・・・
確かにスパルタで頑張れと言っても成績はよくありませんね。実感がため息になるのです。
平成26年8月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート117)
○ 8月18日
ペガサスフェスタ参加の材料集めは、軽自動車に乗り換えたため、3人で出かけました。材料は予定の倍近くにな
りましたが、作品にする段階で取捨選択されるでしょう。
帰宅途中に役場にペガサスフェスタ参加の書類提出です。昨年までは町づくり推進課が担当でしたが、今年から
政策調整課に代わりました。
花と緑の会も笹ゆりも担当部署は4回変わりました。担当者もかわりました。変化に対応する元気があるやなしとい
うところです。
○ 8月22日
朝8時28分冨美子さんからのお誘いです。球根を堀上植え替える準備をしますから見に来てください。千恵子さん
も済ませたそうですが、誰かにみてもらわないと少し不安なのでお呼び出ししましたとのこと。
雨の影響からか、鉢の水捌けの状況が悪く、ラブマットの下をかさ上げしようと、ブロックを買ったのですが、ベランダ
にこれ以上負荷をかけてはいけないだろうという意見にたいして、冨美子さんの育苗箱を下敷きにする意見を採用す
ることにしました。
○ 8月23日
上牧第二小学校の新任の先生の夏休みの課題のひとつである、町花笹ゆりについてのお手伝いで、2000年会
館・米山台フラワークラブ管理の公園、郁子さん宅、片岡城址の4か所を案内しました。城跡には草をかき分けて、
マムシに気を付けての服装ではありませんでしたので上りませんでしたが、笹ゆりの種を蒔きたい場所で唯一実践
していない所です。
郁子さん宅でも雨水の処理としてプランターを斜めに管理されていました。上牧幼稚園の植え替え作業については
もう1年先に延ばしたほうが良いとの提案を受け、秋に肥料分と覆土をすることを決めました。
○ 8月27日
上牧第三小学校では先生方が当番でお花のお世話をされているという情報に、笹ゆりの鉢の移動と土の補充に
早く伺わねばと反省しております。
平成26年9月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート118)
○ 9月8日
ペガサスフェスタの参加申込書を提出。
○ 9月19日
ハウスの草刈作業は充電式の草刈機はバッテリー1個追加注文したので、4m×6mのハウスの中と周辺を刈るこ
とが出来ました。
○ 笹ゆりの種
種親さんから種の増量についてお問合せです。あやめ池小学校の分を考量なさっての事ですが、「今まで通りで融
通しますので増量せずとも結構です」とお返事しましたところ、庭に蒔くとのお返事でした。
○ 9月29日
笹ゆりの球根の販売状況は10月中旬に分かることを確認して、ペガサスフェスタへの参加協力依頼と球根の申込
受付の案内書の配布。
○ 9月30日(参加者2名)
千恵子さんと恵さんの畑の枝豆とさつま芋の収穫時期の確認です。枝豆は朝市で、さつま芋は石焼き芋にしてペガ
サスフェスタで販売します。
平成26年10月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート119)
○ 10月3日(参加者2名)
朝市に出す黒豆の枝豆を収穫です。はさみでひと鞘、ひと鞘の収穫作業でした。まだ早いのか200グラム13袋と
生姜5袋でした。
○ 10月10日(参加者4名)
ペガサスフェスタで売る焼き芋にする、さつま芋の堀上作業を行いました。
○ 10月14日
ペガサスフェスタの会場図が届いたのですが、3個並んだテントの真ん中では、どのように考えても苗の販売に無理
がありますので、場所を端にできないか変更のお願いしたところ、隣のテントは参加されないから大丈夫とのことでひ
と安心です。
○ 10月16日
事前に予約を入れてはいたのですが、15日締め切りで集計した結果20個以上追加になりましたが、大丈夫とのこ
とで球根の発注完了です。
○ 10月17日(参加者2名)
朝市へ出す黒豆の枝豆に予約が入りました。前回との売り上げで新町の花壇の笹ゆりの代金を稼ぎました。次回の
11月3日ではもう枝豆として出荷は無理と、あとは黒豆の収穫を持つことにしました。里芋の出荷依頼が来ましたの
で、第3小学校の笹ゆりの代金が稼げそうです。
○ 町内で猪を見たという情報有り
メンバーさんから滝川の川の中で猪を見たのだけど、その後どのようになったかは知らないそうで、上牧町は大きな
山や森とつながっていないだけに、夜中に町の中を通って来たとか考えられない話です。
平成26年11月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート120)
○ 11月1日(参加者5名)
裕子さんが頂いてきた45リットル袋一杯の茄子を分け、これまた頂いた小なすの、からしづけ作りから始まりましたよ。
小なす300〜400g、酒粕200g、砂糖140g、塩30g、粉からし60g、茄子の塩もみ用は別で、ミョウバン少々・・・・
美味でございました・・・・
石焼き芋の道具の点検、綿の実のブーケづくり等々ペガサスフェスタの準備追い込みです。
○ 11月2日
活動の心をポスターに仕上げました。
町木・町花の選考委員会の心をつなぐ町づくり
上牧町史発行1977年12月1日
植物(492ページ〜526ページ) 調査期間1974年〜1975年
植物目録(511ページ〜526ページ) 調査期間1974年〜1976年
町内で植物137科目926種を確認 そのうち栽培栽植植物294種
マキ科のラカンマキとイヌマキとユリ科のオニユリとテッポウユリの植栽を確認
町木 槇 1981年2月告示
この木は、マキ科の常緑樹で、一般に庭木として多く植えられています。幹は、まっすぐ伸び、高さ5〜20m
の大木となり、けっして下を向かないといわれています。この木のとおり、人のこころもまっすぐで、太陽に向かっ
てすばらしく住みよい町民生活の前進と向上の指針とする木として選ばれました。
町花 ゆり 1982年5月告示
この花は、清楚、貞節、純潔を意味し町内の山野に多く自生し家庭にも栽培されています。
茎は高さ1〜1.5m位で、まっすぐしなやかに伸びて、葉は小舟のような形をして、花弁は青く澄みきった空
に舞うチョウの姿に似て優雅な香りをもっています。この花のような清く美しい心もち、家庭生活に、心のやすら
ぎを覚える花として選ばれました。
牧野富太郎著 『新日本植物図鑑』より
ラカンマキ
イヌマキに比べると、葉が短く密生し上向きになり、決して下向きにならないことで区別される・・・・
ささゆり
日本名笹百合は葉の感じが、ササの葉的印象があるという。また、別名サユリは早く咲くユリとい
う意味か、または、サツキ(5月)ユリの意味があろう。
・・・ら・かんまき・笹ゆりの思い・・・
ラカンマキはラ・上牧となり広い視野に立って地域創造を図り、笹ゆりは万葉の時代以前からこの上牧で昭和
の中ごろまで、多く見ることが出来たのに、本当にこのままでいいのだろうか、守るべきは守ろうというシンボル
として選ばれたのではないでしょうか、この心にたどり着いたとき、植物はわたし達の一番身近にある芸術品で、
ひとりひとりが季節感あふれる植物を飾ることから、素敵な町づくりが創造できるのではないかと、日々活動をし
ています。
○ 11月3日(参加者16名)
朝一番にやることが、笹ゆりの球根販売、川上村の火打ち餅、石焼き芋、流木の寄せ植え、提供された苗、花茄子、
綿の実のブーケ、裕子さんの小豆、美佐子さんの草木染め襟巻などを、テーブル3本に日当たりなどを考えながら配
置します。各々の価格付けに何ともにぎやかです。
石焼き芋の現場では火おこしから始まり、恵さんのちょっと大きめのさつま芋と、智榮子さんの子ども向けの小ぶり・
中ぶりのさつま芋と安納芋の焼き作業が始まります。
今年も恵さんのお孫さんとそのお友達が焼き芋売りに頑張ってくれました。お友達はぜひ参加させてほしいとお弁
当持ちで参加してくれました。
おばあちゃん提供のさつま芋を孫が売り子で、息子さんが差し入れで、お嫁さんが焼き芋を買って、苗を提供するメ
ンバーにそれを買うメンバー、そんな会です。
笹ゆりの種親さんからの笹ゆりの種の提供式があったり、お友達の植平さんが川上村から見学に来てくださり、売り
上げにも協力いただいたり、掲示板の下に置かれたハヤトウリを笹ゆりの球根かと尋ねる人があって驚いたり、昼食の
ちょっと冷たいカレーにも我慢をしてみんな頑張ってくれました。
○ 11月5日
上牧3小の笹ゆりのプランターの作業は、土の改良と上牧二中の万葉花壇から移植した笹と球根の植え込みをしま
した。
2中の万葉花壇にも追加の笹ゆりの球根を植え込みました。
○ 11月6日(参加者3名)
庁舎前、上牧小学校、新町の笹ゆり花壇の管理作業は、まず草刈から始まり、笹ゆりの球根の植え込みで終わりま
した。新町では恵さんの育てた笹ゆり3鉢も移植されました。
○ 11月25日
上牧2小のハウスに寒冷紗を冬場外すか、一部切り取るか検討し、来月早々上牧小学校と上牧中学校のプランター
の土の改良の準備を進めなくてはなりません。上牧幼稚園では7枚葉が多く出ているのに、両校とも1枚葉のままな
のです。
○ 種について
@ 種を蒔く人の申し込みが少なくなりましたので、いよいよ陽楽の森での育成場所を考えなくてはならないのでしょうか
A 種は取り組まないと宣言していた馬場氏から種の上に土をどの程度かけるかの問い合わせです・・・フフフ・・・
B あやめ池小学校の篠原氏より電話連絡
種のお願いをしていましたが、知人の持山に笹ゆりがたくさん咲くという事で、今日頂いてきましたので結構なの
ですが、育成等については今後もお願いしますと事でした。
C 上牧町内自生地の草刈を済ませた、町づくり推進課のスタッフからの電話で、種の収穫が0との報告がありました。
恵さんによれば6月に花が少なかったとの報告にあわせ、10年前と比べ自生地の環境が変わり、笹ゆりのために何
かできないかと思ってはみるも、最初に自生地には一切かかわらないと決めたことは守るべきだし、会として活動の体
力が落ちてきているだけに。発言は控えるべきと自らに言い聞かせています。
○ 朝市
恵さんの畑の黒豆の枝豆、生姜、里芋2種類を、10月に3回収穫作業して得た代金は、新町、庁舎前等花壇に
植えつける笹ゆりの代金として使わせていただきます。
平成26年12月の花遊び
☆ 町花笹ゆり(パート121)
○ 植え替え作業の手続き
上牧幼稚園の開花状況から、土のブレンドの違う上牧小学校と上牧中学校の置き場所、寒冷紗等の事から、各学
校の教頭先生を訪問し、植え替えの日程調整を行いました。上牧中学校はクラブ活動があることから、土日に作業す
ることに決まり、小学校は追って連絡するという事で決まりました。
○ 12月3日
笹ゆりのハウスの寒冷紗と鳥や猫除けのネットに思案を重ねた結果、ネットぎりぎりまで寒冷紗を切り詰めることで
妥協をして、切断とハウスに止める処理に3時間かかりましたが、風通しと遮光が随分改良したと思います。
○ 12月3日
自生地の管理に大きな問題が発生です。タラノ木の退治はあきらめるか、只々根気よく根を掘り続けるしかないこと
と、草刈を担当する町づくり推進課の担当者が忙しくて、正直なところ継続に不透明感が漂っています。
○ 12月10日(参加者3名)
上牧小学校の植え替え作業は見学予定の馬場氏を助っ人に2時間の予定が3時間かかりました。1枚葉のままの
球根たちに不安な気持ちで作業を始めると、なんと1pからの球根が出てくるではありませんか、これだったら開花さ
せて子供たちに見てもらえるかもと安堵しましたが、なんと2o球根もたくさんいました。土の改良とプランターの3分
の1を発泡スチロールに変える作業の後「自分たちも植えよ」という馬場氏にプランター3個すべて植えつけてもらい、
水やりと残土を外の笹ゆり花壇まで運ぶ作業を2人で行い終了です。作業する横で校長先生も池の魚たちのために
ネットを張る作業中でしたが、我々3人の掛け合いにさぞや驚かれたのではないでしょうか、
「しかし、この状況でここまで育ってくれたなんて、なんてたくましい子たちでしょう」
「強くたくましく育てなくては」
「しかし、放任はあかんぞう」
「馬場さんみたいに毎日見てられません。そんなこと言っていたら、
1週間に1回学校に来なくてはならないでしょう。無理です」
「用務員さんが水やりについて馬場さんに質問なさっていたから、今度4月にお邪魔しましょう」
・・・上牧小学校の門を出た後の会話・・・
「春まで水やりは必要なさそうですね」
「教頭先生は植物に興味はないようよ。校長先生は上牧の種の説明あたりから、重そうでしたよ」
「開花するまではお付き合い願いましょう。
そのあとの継続については、学校側にお任せしようと思っている」
○ 種まき
笹ゆりの種まきに6年先の年齢を考え辞退する人のある中で、冨美子さん600粒、千恵子さん600粒、純子さん
600粒、郁子さんは自前での種まきが始まりました。
○ 12月13日 (参加者3名)
遷都1300年祭にむけ、町内でもここが笹ゆりの育成に最高であろうと植栽をしたのに、学校の体育館建て替えの
資材置き場になるかもと、開花前に掘り上げることになり、「笹ゆりが可哀想だったと」馬場氏は不参加ですので、足
に痛みを抱えた恵さんにお願いし、プランター3個の育成状況の違いにわいわい言いながら堀り上げ、プランターの移
動はテニス部の先生にお手伝いをお願いし、土を振るいブレンドをし直し、鉢底に発泡スチロールを敷き排水状況を格
段に変化させました。植え替えを済ませ高齢者2人で、プランターの移動を途中4回ほど休みながら運びましたが、や
はりあと2個は無理と、テニス部の男子生徒にお願いしたところ、4名の子たちが快く引き受けてくれました。軽々運
ぶ若さに感動です。バケツと上呂で30gの水を運び、1個に10g給水して作業終了です。
○ 12月20日(参加者3名)
爆弾低気圧予報に18日の里芋掘りを中止、予備日の21日1時からを10時に変更して、里芋を掘り水洗いをして
(車のドアに挟んだ指も冷たさに痛みません)、メンバーさんに届け笹ゆり1球分稼ぎました。
○ 12月21日
上牧第2小学校のハウスの笹ゆりたちに覆土と、2012年度の深播きをした笹ゆりの萌芽状況から、再度900粒
の種を蒔きました。
○ 12月23日
美佐子さんから種の選別が終わり届きましたので、今年度の取り組みの種の総数が出ました。6,769粒です。こ
の子たちが開花球に育つとき私は郁子さんの年になるのです。弱音は吐けませんね。
○ 12月24日
上牧幼稚園に伺い、笹ゆりのプランターからネットと寒冷紗を外し、雑草を取り覆土をして、鳥と猫除けのネットを掛
けて管理作業終了です。4月には萌芽も始まりますのでネットは外し、寒冷紗は掛けないでいこうと思っております。
○ 6月の笹ゆり展の概要について
公的な場所に3鉢展示で、あとは町内のメンバー宅での展示を、個人名ではなく自治会名でご案内する方向です。
都市部の近くで見ることが出来る笹ゆりに魅力があるという事ですが、蕾が膨らんで色が抜けてゆく様を眺めるに
勝るものなしですよ。