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ファッションじゃない、スタイルなんだ!
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人生航路


2002年11月1日
 昨日、帰って参りました。また日曜日から3日ほど行きますが。
今回の出張先は東海地方だったので、ズッポリと東名高速の集中工事と重なりました。 行きは日曜日だったので工事はしていなかったのですが、絶好の行楽日和だったので行楽客&工事を避けて移動する人の所為で少し渋滞気味程度でした。帰りは工事中でしたが、工事日程の後半の夜間だったので、工事区間で渋滞は有りましたが既にパイロン撤去作業中の箇所も有り、結構空いてました。 おまけにコンボイ軍団の間に挟まれてしまい名古屋から吹田までずっと120キロ〜150キロ(下り)巡航だったので早かったです。
最近のトラックって速いのね、オービスの位置も熟知しとる見たいだし安心して走れました。(除く後続車の車間距離)
でも、間に俺が割り込んだら後のトラックはスリップが効かんかったのでは?
 
しかし今回の出張において、東名集中工事の最大の影響を受けたのは実は行き帰りの移動ではなく、ホテルだった。
工事関係者が付近のビジネスホテルを軒並み押さえており何処も満室、空きが有っても連泊が出来なかったので、毎日違うホテルでした、現場から遠いし最悪。
で、最初に泊まったホテルで事件が。
このホテルは現場に一番近いホテルなので、その会社に行く時は何時も使っているホテルなのです。しかし、ビジネスホテルではなく○○観光ホテルと言う名前からも分る通り、風光明媚な景勝地に立地していて付近の環境は良いのですが、初めて泊まった時の印象は、かなり古臭い&旅館ぽっくて恐い でした。
その日泊まった部屋はビジネス部屋が満室だったのでかなり広い家族向けの続部屋でした。入って直ぐが洋室でベッドが二つ、奥に8畳くらいの和室に部屋風呂付き。このくらい広ければ寝ていても全く圧迫感も無いし、これで朝食付き6500円は安いなぁ〜っと喜んでいました。
チェックイン後、食事に出てからホテルへの帰りにビールを買いこんで、私の部屋で同行していた上司と奥の和室でTVを見ながらビールを飲んでいた時に、最初の現象が。 
以下、上司との会話を再現。

上司:『結構広い部屋やけど、なんや広すぎても恐いなぁ』
私  :『そうですかぁ? 狭い広いよりもこのホテル自体が恐い雰囲気かと』
上司:『そう言えば昔、広島で泊まったホテルでこんな事が有ってなぁ〜
    今みたいにチェックインしてから外へ飯を食いに出て、ビール買って
    ○○君の部屋で飲もうと言う事になって部屋に入って見ると、消えてた
    筈のTVが点いとってん。俺、恐なってその場で右手挙げて『じゃ!』と
    言うて、そそくさと部屋出てん』

最後の『出てん』の『ん』を言い終わるか終わらないその瞬間に部屋のTVが
プツンッと切れやがった。 ゾッとして思わず二人で顔を見合わせましたわ。

うろたえながらも
私  :『ま、まぁ、もしかしたらさっき知らんとオフタイマーのボタンを押したかも
   知らんし』
上司:『そ、そやな。これでTVが勝手に点いたら”ほんまもん”やけどな。ハ、ハハ
    ほな、俺そろそろ寝るから』 と言ってそそくさと部屋を出る上司。

その後私は酔いも回ってきて、ベッドで横になりました。夜中の11時半頃に目が覚めたので屋上露天風呂に行こうと思い、着替えを置いてある奥の和室に入り、金庫に貴重品を入れようとTVの前を通ったその瞬間、突然勝手にTVが点きやがりました。
”ほんまもん”ですやん!!!

心の声:『大丈夫、落ち付け!これは全てプラズマで説明できるんだ、きっと』
     『これは全てプラズマで説明出来ます』
     『これは全てプラズマで説明出来ます』
     『これは全てプラズマで説明出来ます』
大槻教授の顔を思い浮かべながら数回心の中で唱えて見る。少し落ち着いた。

心の声:『しかし、この勝手に点いてしまったTVをどうした物だろうか? 
      慌てて消したら何だが負けた見たいだから、平然とこのまま暫く
     見てやろう、だってプラズマの所為だもん』
そう思って10分ほど見つづけてからTVを点けっぱなしのまま屋上露天風呂に
出掛けた。んで帰って来るとTVが消えてた。

心の声:『これもきっとプラズマだ』

そう思ってから念の為TVのコンセントを抜いて寝たのでありました。
あー恐かった。


10月10日
 上の日記で書いた出張で納入した機械ですが、未だトラブル続きで上手く動いていない状態。
これもやっぱりプラズマの所為なのだろうか?
あ、上の日記を書いてから今日までの間にも一度同じ所へ出張に出掛けたのです。えぇ、同じホテルに宿泊しました。
んで、その時も事件が。
今度の出張は全員で4人でした、私と前回登場した上司、他2名です。
私と上司は前回の事が有るので、チェックインして部屋のキーを受け取るまで『前と同じ部屋だったらどうしよう?』と言う不安で一杯でした。
いざチェックインしてキーを4本出されたのですが、その中に何となく見覚えの有る番号が! 私は速攻で明らかに違うフロアであろう部屋番号のキーをGETしたのですが、上司は前と同じ様な部屋番号になってしまいました。その上司は恐れ戦いていたのですが、よくよく確認して見ると、全く別の部屋でした。別の部屋というよりも、棟自体が別で、部屋番号だけが近いだけ。
そりゃそうだ、前回はビジネス部屋が東名集中工事の所為で満室だったので仕方なくファミリーユース向けの少し高い部屋だったのだが、今回はビジネス部屋と同じ料金の部屋だったのだから。
上司はホッと胸を撫で下ろしたのだが、その夜何かが起こる事など当然知るよしもなかった。
以下、続く。


11月15日
 あー金曜の夜。 世界中の幸せは全て俺の物の様な気分ですな。
さて、上の日記の続き。フロントで分れた我々はそれぞれの部屋でそれぞれの過ごし方をしていた。
既に食事は近くの河原でmy七輪による焼肉(ま、豊川入りですわ)で済ましているので、外出する必要も無く、私は自室で姉より借りた発売間も無いハリーポッター、炎のゴブレットを読んで居りました。何時ごろだったか、突然携帯電話が鳴り私の読書は中断されました。
電話に出る前にチラッと時間を確認すると11時過ぎでした。
電話に出ると上司であった。
『部屋の電気が切れるねん〜』
『恐い〜』
『2回目やねん〜』
と仰っておりました。
前回、私の部屋で勝手にTVが消えた時には『じゃ、そろそろ寝るから』と冷たく対処されたのを思い出したので、その仕返しに
『あ、そうですか〜 大変ですな〜』と言って電話を切ってやりました。(笑)
後日に詳しい話しを聞いたのですが、電灯が消えた原因はブレーカーが落ちたのが原因だったとの事。
しかし、なぁ〜んだ。とは言う無かれ。本当に恐いのはこれからの話しなんですわ。
つづく


11月17日
 上の日記の続きですが、今日はお休み。
明日は定例の高速帰省の日。それにそなえて今日はマーチのOIL交換とエアエレメント交換をしてきた。 OIL交換をするとメカノイズが減って気持ち良い。エアエレメントもエアダクトの所為か走行距離の割に汚れて居た。エアエレメントを新品にすると発進時とかの音が変わる。苦しそうに咽び泣いている様な音(吸気音?)からスヤスヤと寝ている寝息の様に変わって、スイスイと走る。あー気持ち良い。
普段は自分でOIL交換をしているのだけど今回はイエロー、HOT!HOT!で行った。RSとマーチのOILは同一のブランドを使用している。んで買うのは4L缶で買うのでOILエレメントを交換しない場合でそれぞれ1L強余る。マーチとRSのOIL交換を1回行うと、最低でも2L余るので1L缶だけを買えば余裕でもう1回交換できる様になるので経済的だ。今日も余ったOILはちゃっかり貰って帰りました。もっと大人数でこれをやれば更に経済的なんだろうな。


11月21日
 マーチでの高速帰省、無事に終了しました。3名乗車だったのでやっぱり少し燃費が悪かった。16km/lくらい。 燃費よりも3名乗車で気になるのはハンドリング、やっぱりタルイですわ。
 
 今日はあの日です、解禁日。と言うわけで


ぼぉじょれぬーぼー で、コタツ。 今日はいつもより少し高いのを買った所為か妙に旨い。あー、毎年この日は色々考えてしまうのだー。
怪談の続きは明日必ず。(酔っ払ったのさ)


11月24日
 すんまそん、日記落としました。
んで、怪談の続き。
後から上司から聞いた話し。部屋でTVを見ていると突然、電気&TVがプツッと消えてしまった。その日は上司と同じフロアに他にもう一名関係者が宿泊していたので、慌てふためいて彼はその人に『出たー!!』と言いに、常夜灯も消えてしまった真っ暗の部屋から出た。 廊下にでると、廊下の電灯も消えており真っ暗だったのでその時に、『もしかして、これは単にブレーカーが落ちただけかも?』と思ったそうだ。
しかしながら一旦廊下に出た事もあり、彼は同じフロアに居る人の部屋をノックした。
コンコンッ コンコン。 
再三ノックを繰り返すが、中々返事が無い。
またまた、少し不安になって今度はかなり激しくドアをノックしたところ、今度はカチャっとドアが開き、不審そうな顔をしたステテコ姿の同僚が出てきたそうだ。
(後の話しで上司は、彼はこの時、エロビデオを見ていたので直ぐに出て来れなかったのでは?と言っていた)
早速、さっき自分の部屋で起こった事を話して同意を求めたところ、やっぱり彼のところでも電灯が消えたとの事。 しかし何故かその時、上司はその部屋に違和感を覚えたそうだ。(上司は後に気付いたのだが、彼の部屋も電灯は点いていなかったが仄かに明るかった
のである。TVだけは消えていなかったのだ)
 
電話は使えたので、二人でフロントへ電話を掛け、確認をしてもらうと上司の予想通り、ブレーカーが落ちていたとの事。 ブレーカーを入れ直してもらって1件落着のはずだった。
つづく


11月26日 25:20
 明日から3泊4日の出張。行先は上の日記の怪談話の所ですが、今回は流石に懲りたので少し遠いが違うホテルを予約しました。
やっぱパンツは4枚だな。


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