あっちもこっちも「吉外村」だ。正論には異論を、暴論こそ正論だ。病床に臥せる「ニッポン村」と現代社会を撃つ!(ご注意:学問の「社会学」ではありません。「社会時評」系です。)
「吉外井戸のある村」の話をご存知でしょうか。こんな物語です。
ある村に権兵衛という男がおりましたが、権兵衛の畑のそばには村人が毎日使う井戸がありました。
権兵衛はいつものように畑仕事をしていたある日のことです。仕事の手を休めて、ふと目を上げると、何者かが井戸に何かを放り込んで走り去っていく姿が見えました。
その日からです。村人のようすがそれまでとすっかり違ってまいりました。権兵衛にはさっぱりわけのわからないことを村人たちが話し合うようになったのです。言葉はわかるのですが、話していることがどうも吉外かなにかのようにしか権兵衛には思えませんでした。
「権兵衛はどうもおかしい。吉外ではないか」こんなことを村人たちが話し合っているのを権兵衛は聞きました。権兵衛はびっくりしてしまいました。おかしいのはお前たちの方じゃないのかと。
権兵衛は村人たちによって捕らえられ、とうとう牢屋に入れられました。牢屋では何もすることがなく、そこで出されるものを食べては寝て過ごしました。ついに権兵衛は言いました。「やっと正気に戻った」と。
牢屋から出されるとき、村人は言いました。「権兵衛よ、薬が効いたようだな。お前が飲んでいた井戸の中にだれかが毒を入れていたんだ」
さて、権兵衛と村人、どちらが吉外だったのでしょうか。私たちの社会はなにかこの村に似ていないでしょうか。この「吉外井戸のある村」は、そんな村についての物語です。
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mansonge の「ニッポン民俗学」 mansonge の「ものぐさ本舗」
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■表層の「反日」、深層の「侮日」―「東アジア共同体」の幻想■ 2005.11.23 mki-070
中国や韓国の反日運動はなぜ沈静化しないのか。なぜ戦後すぐではなく、いま盛り上がっているのか。伝統とナショナリズムの関係。
■2004年11月、ケリー大統領候補は誰に敗れたのか―米大統領選と民主主義、大衆が示した一般意志■ 2004.11.07 mki-069
総取り方式や勝利宣言に込められたアメリカのデモクラシー、またケリー氏を落選させた米大衆のあり方から思うこと。
■「年金未納問題」に見る日本人の見識■ 2004.05.16 mki-068
年金未納が「問題」なのか。本末転倒の議論のあり方を、議員・マスコミ・国民に問い、「世論」という化け物を批判する。
■ああ「疲れる国」ニッポン―イラクの日本人人質解放後■ 2004.04.26 mki-067
問題は「自己責任」ではなく、家族や弁護士たちの「責任転嫁」だろう。これをネタにし続けたマスコミも同罪である。
■イラク日本人人質事件の展開―事件は狂言か■ 2004.04.12 mki-066
あっさりと人質解放声明が届いた。その真意は? 狂言ではないのかとの疑念が起こる。その不自然な点を検討する。
■イラク人質事件について−あなたはどっち?■ 2004.04.10 mki-065
日本人人質の救出か、それとも自衛隊による復興支援の継続か。待ったなしのジレンマに宙づりにされた日本人へ。
■日本人は「道徳」によって何をめざすのか■ 2004.02.01 mki-064
古賀潤一郎議員の学歴詐称問題などの報道に潜む、日本を覆う形式的なだけの「道徳教育キャンペーン」にもの申す。
■なぜ人を殺してはいけないのか―道徳と倫理の根底■ 2004.01.18 mki-063
重刑罰が待っているから、あるいは自分も殺されてしまうからいけないのか。道徳とは何か、そして根底にある自我から問い直す。
■映画『ラストサムライ』についての追記―その批評は日本人のためのものであるか■ 2004.01.11 mki-062-2
前号の追記。『ラストサムライ』を鮮やかに分析した批評が現れた。しかしそれは何のためのものであるのか、あえて疑問を付す。
■映画『ラストサムライ』を斬る―これは「サムライ」についてのアメリカ人による一解釈にすぎない■ 2003.12.31 mki-062
わが日本を舞台にした傑作映画と評判の高いハリウッド映画を真一文字に斬る。外から内を見て感動する矛盾を腑分けする。
■「トロイの木馬」ー北朝鮮の策謀が始まった■ 2003.08.03 mki-061
突然舞い込んだ、北朝鮮が「6か国協議」を受け容れ、「北朝鮮が拉致被害者の家族を帰す」という報道。その真意を問う。
■日本人の試金石としての「タマちゃん」■ 2003.05.01 mki-060
何かにつけ話題になるタマちゃん。実は日本人に突き付けられた爆弾だ。動物観・自然観まで視野に入れ、最終解決を提案する。
■アッラー神に雷撃されたスペースシャトル・コロンビア号■ 2003.03.19 mki-059
大気圏再突入時に起こった事故について、奇っ怪な噂が世界を飛び交っている。コロンビア号の秘められたミッションとは?
■21世紀前期における日本国家のあり方■ 2003.03.09 mki-058
ポスト冷戦時代を「現在」として世界の構図を展望し、「独立国家」日本の軍事・エネルギー・食糧自給・経済・教育を点検する。
■ポスト北朝鮮こそが北朝鮮問題の本質■ 2003.02.09 mki-057
拉致問題が膠着している。それにしても、北朝鮮・金正日政権の急速な崩壊を日本以外のどの国が望んでいるのだろうか。
■「吉外井戸」の水を飲み続ける、神のような「ジャーナリスト」たち■ 2002.11.23 mki-056
北朝鮮による拉致事件をめぐり、妖気漂う怪気炎を吐き続ける「ジャーナリスト」たち。頭脳の「正常化」を是非ともお願いしたい。
■「北朝鮮を核攻撃せよ!」---日朝「首脳」会談が終わって■ 2002.09.23 mki-055
金正日の「悔悛」と「8人死亡」とはいかなることか。隠された意味と、最終解決に向けての日本政府と朝日新聞の役割を説く。
■小泉首相の訪朝はいかなる結末を見るか■ 2002.09.16 mki-054
明日の日朝首脳会談の結果と結末を大胆に予想。国交は「正常化」するが、拉致被害者の大半は「行方不明者」のまま帰ってこない。
■「大衆」意識批判---「マンション住民」による日本国家論■ 2002.06.09 mki-053
Wカップで浮かれる日本人への直球! いまの国家意識はあたかも「マンション住民」だ。サッカーのように政治は語れない。
■(参考)原子炉とニッポン仏教の因縁話(「ものぐさ本舗」に所収) 2002.06.04
「ふげん」と「もんじゅ」とは何か。そう命名した日本人の深層心理と仏教の関係を探る。また、両原発の運命を語ろう。
■在中国・日本総領事館への北朝鮮人駆け込み騒動について■ 2002.05.30 mki-052
侃侃諤諤の「日本総領事館問題」を斬る。「明白」な映像によって、かえって日本人の眼に隠されていったものについて考察する。
■現代日本における宗教--心理・経済および社会〈学〉的一省察(2)■ 2002.04.06 mki-051
続編。経済および社会〈学〉的省察。「修行」の定価などの問題から、宗教・世俗次元が交錯する現状を批判し、その分離を提唱する。
■現代日本における宗教--心理・経済および社会〈学〉的一省察(1)■ 2002.03.31 mki-050
とある「告発」に刺激されて、改めて「宗教」について考えてみた。ひとまず、心理〈学〉的(あるいは宗教〈学〉的)考察をお送りする。
■日本の「民主主義」とは「どっちの政治ショー」か■ 2002.02.09 mki-049
「小泉首相の田中外相更迭判断は正しかったか。さあ、いまの気分はどっち?」など、「支持率」という「どっちの政治ショー」。
■VOA(ボイス・オブ・アフガン)■ 2001.11.20 mki-048
カブールが「陥落」した。しかし果たしてその「喜び」はアフガンに満ちるものであり、望まれていた「贈り物」なのだろうか。
■これは21世紀「新世界秩序」建設のための米国の戦争である---「衰退する日本」付き■ 2001.11.10 mki-047
アフガン「戦争」の意味を21世紀の「新世界秩序」と「文明」という言葉から考える。また、「新世界秩序」の中の日本を想う。
■アメリカの「正義の戦争」は誰に対する誰のための戦争か■ 2001.09.30 mki-046
映画の「文体」から、国際テロ集団の殲滅を大義とした初の「世界戦争」を始めようとする「陰謀としてのアメリカ」を解剖する。
■2001年9月11日の「ジハード」■ 2001.09.13 mki-045
ニューヨークのWTCセンタービル2棟が、無用な「大仏」と決めつけられたのではない。アメリカそのものが偶像とされたのである。
■靖国神社参拝問題の周辺と日本人■ 2001.08.13 mki-044
靖国神社参拝問題は、果たして小泉首相だけが「熟慮」し、決断しなければならない問題なのか。問題の周辺を考える。
■環境保護運動とは人間の人間による人間のための茶番である■ 2001.07.21 mki-043
諫早湾干拓のギロチン堰、柏崎刈羽原発の住民投票否決、京都議定書、と環境問題が再び喧しい。鉄槌を一つ落としておこう。
■「記者クラブ」---大メディア・カルテル・ファシズム■ 2001.06.03 mki-042
私たちは、情報カルテルによって操作されたニュースを押し付けられている。「記者クラブ」というタカリとそのファシズム。
■ニッポン「低能礼賛論」を批判する■ 2001.03.23 mki-041
「低能」が礼賛される時代である。しかし分かりよい単純さで、世界を読み取れるはずがない。フィクションを見る力を問う。
■タリバーンの仏教遺跡破壊に思う---「歴史」と「反歴史」との闘争■ 2001.03.20 mki-040
タリバーンの行為は確かに「蛮行」だろう。しかしその「野蛮」とは何であり、非難者たちが依拠する「文明」とは何なのか。
■「森降ろし」劇に思う---21世紀は衆愚政治の世紀か■ 2001.03.18 mki-039
マスコミによる「森降ろし」はいかなる「国民」を代表しているのか。衆愚政治への道をリードするマスコミの欺瞞を問う。
■アメリカ大統領選挙の本質と秘密■ 2000.12.31 mki-038
ブッシュ氏かゴア氏かという争いは茶番であることを明白にしたのが20世紀最後の米大統領選であった。その本当の意味を説き明かそう。
■ニッポン政治とニッポン人への一診断書■ 2000.11.23 mki-037
ご存知、加藤紘一氏の「十一月の乱」を劇に見立て、そのニッポン性を暴くとともに、これを観劇するニッポン人の政治的自己矛盾を突く。
■「ヴィジョン」なき国ニッポン■ 2000.11.12 mki-036
日本には「ヴィジョン」がないと言うが、むしろそれを必要としなかった国と言うべきではないか。逆転の思考のすすめ?
■21世紀は「人民裁判」の時代か■ 2000.10.08 mki-035
ユーゴのミロシェビッチ政権崩壊の報に疑いもなく歓喜する、日本人の「多数派の正義」と「ゼロサム・ゲーム」思考を憂う。
■バカをする自由はありやなしや■ 2000.09.16 mki-034
逸脱するものを「異物」と決め付ける私たちとは何者なのか。異物混入食品問題から「ウロボロス」の旅(?)へのご招待。
■「アキレスと亀」のパラドックスとしての現代欲望論■ 2000.08.24 mki-033
資本主義によってコントロールされた現代の欲望は、人間の生きる時間を無限に分割し、ついには人間を動けなくしてしまう。
■「無縁」の思想と「輪廻」の思想■ 2000.08.17 mki-032
少年少女から大人までの「世紀末」犯罪発生の淵源を「無縁」の思想と捉え、これに「あの世」感覚、「輪廻」の思想を対置した。
■ニッポン的「言霊」習合論■ 2000.05.08 mki-031
自民党長期政権を一撃で倒した小沢一郎氏の言霊から説き起こし、ニッポンを徘徊する、「ハゲ」から最強の「民主主義」まで、本邦言霊案内。
■「17歳」凶悪犯たちの過去は現在を語りうるか■ 2000.05.06 mki-030
事件の動機を何とか過去に探ろうとする私たちの「解明」の姿勢に誤りはないか。事件解明というもう一つの「犯罪」を究明する。
■「日の丸・君が代」問題とは何か■ 2000.04.30 mki-029
日の丸は犯罪旗か。「英語第二公用語」論を援用して、そのウチ・ソトの転倒思考を斬る。日本人は国内問題を対外問題と考えている。
■現代日本における公共空間論■ 2000.02.28 mki-028
日本人の「公共」空間は死んだ。「世間」は「私」空間に圧殺された。「民主主義」は早い者勝ちの「自由」を教えただけではないか。
■鏡を持たない日本人とマレビトとしての文法の神■ 2000.02.22 mki-026
「グローバル・スタンダード」に従順する日本人とは何か。経済から「氷山」「文法」へ。そして外来の神としての「標準」。
■2000年問題と21世紀問題---「両替」できない価値■ 2000.01.21 mki-026
馬鹿らしい「2000年問題」は終わったが、「21世紀問題」とも言うべき根本問題が始まっている。貨幣による価値独占を徹底批判する。
■「わかる」ことしかわかろうとしない時代■ 99.11.19 mki-025
すべてが「わかる」ことはすばらしいことか。「ホンモノ」こそ安っぽい作り物ではないか。逆説的、かつ皮肉たっぷりに現代批判を。
■死ねない脳とクローン牛肉を食べること■ 99.09.24 mki-024
「脳死」は、皮肉なことに「脳生」(死ねない脳)をきっと生むであろう。そしてその脳はクローン牛肉を食べはじめる…?
■覚醒剤逮捕の槇原敬之は「悪人」か---道徳まで「お上」に依存するニッポン人を嗤うべし■ 99.09.03 mki-023
法律と道徳の違い、罪人と悪人の違い、そして官と公、民と私の混同など、ニッポン人の公私感覚をスルドク解析してみよう。
■宗教の成立と政教分離■ 99.08.26 mki-022
西欧における「宗教」の成立を中世から説き起こし、西欧流の「政教分離」の意味を解明する。さらには日本の孤独が…。
■聖職について■ 99.08.16 mki-021
かつて聖職と呼ばれた教師、医師…。聖職者とは生かす者であるとともに殺す者でもある。現代における聖性の喪失を申し述べよう。
■人間の特権化を進める「こころの教育」の不自然さ■ 99.08.02 mki-020
子どもたちに「こころの教育」を、という議論がさかんだ。が、何が「こころの教育」なのか、よーく考えてみる必要がありそうだ。
■日本人は果たして「本音」を話すことができるか■ 99.06.08 mki-019
日本の公私は入れ子構造になっている。それを弥生時代にまで遡る。そこで失われた「郷里」や「私」は再び取り戻せるか。
■日本の脳死臓器移植を再考する■ 99.03.14 mki-018
「脳死は人の死か」は、問題を矮小化する問い方ではないか。日本人にとっての「臓器移植」の意味を再考する。
■「異形」として近代「日本」---日本の「公私」混同■ 99.02.28 mki-017
明治維新とは一つの「隠蔽」であった。それは欧米近代国家の「言葉」に、自らをなぞらえることであった。日本の宗教、そして政治…。
■「自明性の喪失」、そして「努力の時代の終焉」■ 99.02.23 mki-016
作家とは狂わない狂者である。世の中の「当たり前」という自明性を疑いながら生きることはできるか。
■保谷市「ジーパン市議」騒動から私たちの思考の落とし穴を見つめる■ 99.02.14 mki-015
自由な服装を願う市会議員がいる。彼の「なぜ自由な服ではいけないのか」は「なぜ人を殺してはいけないのか」に直結している。
■日本の危機を放置するニュースを疑え!■ 99.02.07 mki-014
日米安保「ガイドライン」、北朝鮮テポドン騒動、「ノ…しゃぶ2」、地域振興券、五輪招致疑惑、2000年問題等、まとめて撃つ。
■報道の中立神話の欺瞞を撃つ■ 99.02.06 mki-013
お台場事件の後日談に関する朝日新聞の報道には、時代錯誤と傲慢、それに主客転倒(目的と手段の転倒)がある。
■普通の国と特殊な国■ 99.01.16 mki-012
自由党・小沢党首の言う「普通の国」とは何か。むしろ「特殊な国」日本をめざすべきではないのか。
■「護憲」とは何か■ 99.01.11 mki-011
日本国憲法はすばらしいものであるが、そこに安住することが「思考」であろうか。護憲思想の言論封殺性を問う。
■世紀末1999年の日本と世界■ 99.01.06 mki-010
「吉外井戸のある村」での生き方。デラシネ(根無し草)の日本人から脱却する、新「転向」のすすめ。
■日本のニヒリズム---日本人の精神の一つの末路■ 98.12.21 mki-009
奈落に落ちた林真須美容疑者の姿は、他人事ではなく、もしかしたら私たち日本人の精神の一つの末路ではないのか。
■中国は何をめざすのか■ 98.12.12 mki-008
中国の江沢民国家主席が来日した。これは日中交流史上、初のことである。しかしながら、その手土産は「歴史問題」だった。
■NHK大河ドラマの近代イデオロギー■ 98.12.05 mki-007
大河ドラマにはあるモチーフが隠されている。それは、初めは日本人を自己肯定するものだが、しだいに自己否定するものへと変わってゆく。
■日本における「ケガレ」という差別■ 98.11.28 mki-006
日本においては死や罪は当人ひとりにはとどまらない。「ケガレ」という拡がりをもつ。なぜなのだろうか? 日本人の人間観にまで探る。
■因果な日本の行くべき道---「世界標準」を越えて■ 98.11.21 mki-005
黄色人種として初めて近代化した日本。最新種の不況化にある日本。経済、不況をどう捉え、日本はどこへ進むべきか。
■臓器移植問題の本質は何か■ 98.11.14 mki-004
「まずドナーカードありき」かのような問題設定の本末転倒を突く。臓器移植問題とは「脳死」問題ではなく、第一に生者の倫理問題なのだ。
■国際陰謀論、再び。---日本は餌食となるのか■ 98.11.07 mki-003
「カジノ資本主義」のハリケーンが吹き荒れるいま、国際エスタブリッシュメントたちの次なる標的は日本と決まった?!
■ギャンブルと日本人---ギャンブルで「自己責任」を学べるか■ 98.10.18 mki-002
「サッカーくじで自己責任が学べる」という何ともうまい話がある。アガリは入るわ、国民教育にはなるわ、こりゃ一石二鳥だ!?
■「劇場社会」の愚かしさ---和歌山市保険金詐欺疑惑事件の報道から■ 98.10.06 mki-001
マスコミ十八番の「犯罪の一部始終と犯罪者の日常生活と意見」ウオッチング。大入り立ち見の観客はもちろん私たちあなたたち。
■アメリカと日本では違う「政教分離」■ 98.08.27
「政教分離」って言うけれど、日本と欧米では少し違うみたいだ。いったいどうなっているのだ。
■アメリカ世界帝国のお有難い「自民総裁選」指導■ 98.08.26
今回の自民総裁選では、何とアメリカが直々のご指導だ。なにせ、ビッグ・バン後の日本市場がかかっちゃっているからね。
■飛んで火に入る夏の虫---朝日新聞の反省■ 98.08.15
朝日新聞の独善ぶりは大したものだ。戦中の朝日新聞縮刷版の一見を乞う。
■7月12日参院選に思う■ 98.07.13
大方の予想を裏切った選挙結果。投票率が高くなったわけを少しく考察する。
■「青少年問題」とは社会道徳の問題か■ 98.07.07
いつの世も若者が問題になる。道徳の退廃はいまに始まったことではないのだが。
■「地球にやさしい」人は生きていけるか■ 98.06.29
我慢ならない言葉に、この「地球にやさしい」がある。その偽善性を暴く!
■サッカーWカップの敗戦分析に注目しよう■ 98.06.28
敗戦分析ってのは、国民性が現れるらしい。「分析合戦」もじっくりと観戦しようではないか。
■混雑した電車内での諸々の鬱憤■ 97.10.07
気になれば何でも気になり出す。毎日の通勤電車の中での言えぬ憤懣を少々トロします。
■なぜ駅構内の喫煙ルールを守らないのか■ 97.09.29
「バカヤロー」小論。
■なぜ夜に自転車のライトを点けないのか■ 97.09.04
なんでもないことのようだが、私には非常に気になって仕方がないのだ。若者たちの意識変化を自転車の点灯に探る。