最新情報

2005.11.23
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.070 表層の「反日」、深層の「侮日」―「東アジア共同体」の幻想
     中国や韓国の反日運動はなぜ沈静化しないのか。なぜ戦後すぐではなく、いま盛り上がっているのか。伝統とナショナリズムの関係。

    2005.02.20
  • ニッポン民俗学を更新。 No.086 日本近代史の中の日本民俗学−柳田国男小論
     構想・執筆三か月。今も続く近代のアポリアを視野に入れてつつ、柳田国男の生涯と学問を近現代日本史の中に再定位する論考。

    2004.11.07
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.069 2004年11月、ケリー大統領候補は誰に敗れたのか―米大統領選と民主主義、大衆が示した一般意志
     総取り方式や勝利宣言に込められたアメリカのデモクラシー、またケリー氏を落選させた米大衆のあり方から思うこと。

    2004.05.16
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.068 「年金未納問題」に見る日本人の見識
     年金未納が「問題」なのか。本末転倒の議論のあり方を、議員・マスコミ・国民に問い、「世論」という化け物を批判する。

    2004.04.26
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.067 ああ「疲れる国」ニッポン―イラクの日本人人質解放後
     問題は「自己責任」ではなく、家族や弁護士たちの「責任転嫁」論だろう。これをネタにし続けたマスコミも同罪である。

    2004.04.12
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.066 イラク日本人人質事件の展開―事件は狂言か
     あっさりと人質解放声明が届いた。その真意は? 狂言ではないのかとの疑念が起こる。その不自然な点を検討する。

    2004.04.10
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.065 イラク人質事件について−あなたはどっち?
     日本人人質の救出か、それとも自衛隊による復興支援の継続か。待ったなしのジレンマに宙づりにされた日本人へ。

    2004.02.01
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.064 日本人は「道徳」によって何をめざすのか
     古賀潤一郎議員の学歴詐称問題などの報道に潜む、日本を覆う形式的なだけの「道徳教育キャンペーン」にもの申す。

    2004.01.18
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.063 なぜ人を殺してはいけないのか―道徳と倫理の根底
     重刑罰が待っているから、あるいは自分も殺されてしまうからいけないのか。道徳とは何か、そして根底にある自我から問い直す。

    2004.01.11
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.062-2 映画『ラストサムライ』についての追記―その批評は日本人のためのものであるか
     前号の追記。『ラストサムライ』を鮮やかに分析した批評が現れた。しかしそれは何のためのものであるのか、あえて疑問を付す。

    2003.12.31
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.062 映画『ラストサムライ』を斬る―これは「サムライ」についてのアメリカ人による一解釈にすぎない
     わが日本を舞台にした傑作映画と評判の高いハリウッド映画を真一文字に斬る。外から内を見て感動する矛盾を腑分けする。

    2003.09.24
  • ニッポン民俗学を更新。 No.085 1万年の叡智―宗教とは何か
     宗教的思考についての一考察。無神論の現代社会における宗教の存在意義を検討する。救いは有限の中の人間と宗教にある。

    2003.09.20
  • ものぐさ本舗を更新。 No.020 アインシュタインによる「私と宮沢賢治」
     ちょっと気が向いて、こんなものを書いてみました。相対性理論のアインシュタインが語る宮沢賢治です。

    2003.08.03
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.061 「トロイの木馬」ー北朝鮮の策謀が始まった
     突然舞い込んだ、北朝鮮が「6か国協議」を受け容れ、「北朝鮮が拉致被害者の家族を帰す」という報道。その真意を問う。

    2003.08.02
  • ニッポン民俗学を更新。 No.084 日本神話の深層についての一考察「地の王・天の王」―天孫たちはなぜ海神の娘と結婚したのか、あるいは天照大神はなぜ女神なのか
     ユングに導かれながら、日本神話の地下水脈を探る。大地母神としてのアマテラス、母子神アルとしての聖母マリアと出会う精神の旅。

    2003.07.19
  • ニッポン民俗学を更新。 No.083 水神の話:「河童駒引」をめぐる動物考―馬・牛・猿(その3)
    (その3)水神としての猿が馬を病から守る不思議。日光東照宮の三猿と庚申信仰。さらに石川五右衛門と夏目漱石、そして乗馬猿。

    2003.07.13
  • ニッポン民俗学を更新。 No.082 水神の話:「河童駒引」をめぐる動物考―馬・牛・猿(その2)
    (その2)古い神としてのポセイドンとスサノヲ。「死と再生」を司る月の魔力、大地の「母なる力」。南北中国の統合としての竜など。

    2003.07.06
  • ニッポン民俗学を更新。 No.081 水神の話:「河童駒引」をめぐる動物考―馬・牛・猿
    (その1)河童は水神の日本的変態である。まず、水神である馬、馬の家畜化、そしてミノタウロスからポセイドンへの変貌について。

    2003.05.28
  • ものぐさ本舗を更新。 No.019 世界内存在としての人間による自然の科学
     佐藤文隆京大名誉教授のヒントから認めた一文。かの湯川秀樹も、相対性理論と量子力学の破綻を探究していたそうで…。

    2003.05.01
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.060 日本人の試金石としての「タマちゃん」
     何かにつけ話題になるタマちゃん。実は日本人に突き付けられた爆弾だ。動物観・自然観まで視野に入れ、最終解決を提案する。

    2003.04.19
  • ニッポン民俗学を更新。 No.080 梅雨空を泳いだ鯉のぼり――「二つの暦」の話
     端午の節句は男子の祭りでも鯉のぼりを揚げる日でもない。「太陰=月」と「太陽」の暦であった太陰太陽暦からの梅雨の話。

    2003.04.12
  • ニッポン民俗学を更新。 No.079 ケガレからハレ、そしてカミへ――賽銭の弁証法
     賽銭を手がかりに「貨幣」の秘密に迫る。そこから、ケガレからハレへの逆説的な弁証法を、さらにカミの誕生を説く神学の論理学。

    2003.04.06
  • ニッポン民俗学を更新。 No.078 ひな人形はなぜ早く片付けなければならないのか
     ひな祭りとは何か。季節の節目の祭りである上巳の節句の意味、ヒトガタとニンギョウが交錯する日本人の記憶を解き明かす。

    2003.03.23
  • ニッポン民俗学を更新。 No.077 天皇の信仰に見る日本人と仏教
     天皇の信仰は神道のみにあると現代日本人は思い込みがちである。天皇のありのままの仏教信仰を通じて、日本人の信仰を探る。

    2003.03.19
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.059 アッラー神に雷撃されたスペースシャトル・コロンビア号
     大気圏再突入時に起こった事故について、奇っ怪な噂が世界を飛び交っている。コロンビア号の秘められたミッションとは?

    2003.03.16
  • ニッポン民俗学を更新。 No.076 靖国神社問題と日本人の「宗教」
     靖国神社問題の解決は、明治・戦後と二度の「宗教改革」に翻弄されてきた日本人の「宗教」意識の言挙げにかかっている。

    2003.03.09
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.058 21世紀前期における日本国家のあり方
     ポスト冷戦時代を「現在」として世界の構図を展望し、「独立国家」日本の軍事・エネルギー・食糧自給・経済・教育を点検する。

    2003.02.15
  • ニッポン民俗学を更新。 No.075 大津皇子「悲劇の皇子」伝説の解剖
     二上山上の墓に大津皇子は眠っていなかった? 彼は本当に「悲劇の皇子」だったのか? 日本人の「歴史=物語」観に迫る。

    2003.02.09
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.057 ポスト北朝鮮こそが北朝鮮問題の本質
     拉致問題が膠着している。それにしても、北朝鮮・金正日政権の急速な崩壊を日本以外のどの国が望んでいるのだろうか。

    2003.02.02
  • ものぐさ本舗を更新。 No.018 河合隼雄『中年クライシス』朝日文芸文庫
     読書ノート。ただし、書評というよりは読後エッセイ。題して「禅師としての河合隼雄」。中年のご同輩はご一読を。

    2003.01.01
  • ホット・ニュース!!
     「ニッポン民俗学」の No.022「かごめかごめ、あるいは東天紅における転回」が「天と地が滑り替わる恐怖の暗示」と題して、PHP研究所 刊の『「童謡」の摩訶不思議』に収録されました。

    2002.11.23
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.056 「吉外井戸」の水を飲み続ける、神のような「ジャーナリスト」たち
     北朝鮮による拉致事件をめぐり、妖気漂う怪気炎を吐き続ける「ジャーナリスト」たち。頭脳の「正常化」を是非ともお願いしたい。

    2002.11.05
  • ニッポン民俗学を更新。 No.074 法隆寺をめぐる近代日本人のアイデンティティー
     あなたは法隆寺と聞いて何を思い浮かべますか。ギリシャ風のエンタシスの柱? 偉大なる日本人・聖徳太子のオリジナリティー?

    2002.10.25
  • ものぐさ本舗を更新。 No.017 北一輝『支那革命外史 抄』中公文庫 BIBLIO 20世紀
     読書ノート。二・二六事件で処刑された北一輝の中国革命論。孫文を批判し、日中同盟を提唱する。

    2002.10.08
  • 緒川たまき in 「真夏の夜の事」」をオープン!

    2002.09.23
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.055 「北朝鮮を核攻撃せよ!」---日朝「首脳」会談が終わって
     金正日の「悔悛」と「8人死亡」とはいかなることか。隠された意味と、最終解決に向けての日本政府と朝日新聞の役割を説く。

    2002.09.16
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.054 小泉首相の訪朝はいかなる結末を見るか
     明日の日朝首脳会談の結果と結末を大胆に予想。国交は「正常化」するが、拉致被害者の大半は「行方不明者」のまま帰ってこない。

    2002.06.28
  • ニッポン民俗学を更新。 No.073 龍と鳳凰、そして蛇---大陸の北と南からニッポンへ来た文明
     中華文明のシンボル、龍と鳳凰。それぞれの生い立ちと成長、そして確執。また、気候と文明の興亡、ニッポンとの関わりを述べる。

    2002.06.09
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.053 「大衆」意識批判---「マンション住民」による日本国家論
     Wカップで浮かれる日本人への直球! いまの国家意識はあたかも「マンション住民」だ。サッカーのように政治は語れない。

    2002.06.04
  • ものぐさ本舗を更新。 No.016 原子炉とニッポン仏教の因縁話
     「ふげん」と「もんじゅ」とは何か。そう命名した日本人の深層心理と仏教の関係を探る。また、両原発の運命を語ろう。

    2002.05.30
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.052 在中国・日本総領事館への北朝鮮人駆け込み騒動について
     侃侃諤諤の「日本総領事館問題」を斬る。「明白」な映像によって、かえって日本人の眼に隠されていったものについて考察する。

    2002.05.09
  • ニッポン民俗学を更新。 No.072 鳥居論---ニッポン人の鳥信仰とその出自
     鳥居とは何か。中国南部から朝鮮、そして日本へ飛んでいく「鳥」! 悪霊を辟邪する結界門から、天の神を導く「柱」という宇宙まで。

    2002.04.29
  • 田村隆一詩集」を更新。
     『四千の日と夜』『言葉のない世界』『緑の思想』『新年の手紙』『死語』等、第一期予定・110詩編のアップを完了!

    2002.04.20
  • 田村隆一詩集」をオープン!
     先年逝去した田村隆一氏は萬遜樹が畏敬し、唯一お会いできた詩人である。その詩編を網羅する予定。

    2002.04.20
  • ニッポン民俗学を更新。 No.071 神使としての動物--昔話への一視角
     奈良・春日社のシカは神の使わしめである。昔話「花咲爺さん」の「ポチ」もそうではないか。熊野の八咫烏による牛王分析付き。

    2002.04.13
  • ニッポン民俗学を更新。 No.070 月にはなぜウサギが棲んでいるのか--古代中国の太陽と月
     「金烏玉兎」(きんうぎょくと)という言葉をご存知だろうか。これは三本足のカラスとウサギとヒキガエルの物語である。

    2002.04.06
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.051 現代日本における宗教--心理・経済および社会〈学〉的一省察(2)
     続編。経済および社会〈学〉的省察。「修行」の定価などの問題から、宗教・世俗次元が交錯する現状を批判し、その分離を提唱する。

    2002.03.31
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.050 現代日本における宗教--心理・経済および社会〈学〉的一省察(1)
     とある「告発」に刺激されて、改めて「宗教」について考えてみた。ひとまず、心理〈学〉的(あるいは宗教〈学〉的)考察をお送りする。

    2002.03.23
  • ニッポン民俗学を更新。 No.069 遠山史観による日本古代史(その4)
     完結編。復位した斉明天皇から、白村江戦の「戦後」の天智天皇、壬申の乱を戦う天武天皇、初の平和生前譲位する持統天皇まで。

    2002.03.17
  • ニッポン民俗学を更新。 No.068 遠山史観による日本古代史(その3)
     山背大兄王殺害から「乙巳の変」へという生前譲位プロジェクト。また「大化改新」という書紀の「物語」、など。

    2002.03.11
  • ニッポン民俗学を更新。 No.067 遠山史観による日本古代史(その2)
     前編を承け、継体・欽明天皇の即位、神仏紛争とされる蘇我氏対物部氏の対立、聖徳太子の真実などを白日のもとに晒す。

    2002.03.02
  • ニッポン民俗学を更新。 No.066 遠山史観による日本古代史(その1)
     遠山美都男氏による古代史を語ろう。前編は、「卑弥呼」と何か、「日本書紀」の神武から武烈天皇紀までの意味を読み解く。

    2002.02.09
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.049 日本の「民主主義」とは「どっちの政治ショー」か
     「小泉首相の田中外相更迭判断は正しかったか。さあ、いまの気分はどっち?」など、「支持率」という「どっちの政治ショー」。

    2002.01.20
  • 萬遜樹の本だな(mansonge's bookshelf)をオープン!
     萬遜樹のメルマガを生み出す元ネタがここにある。萬遜樹が推薦する本だけをテーマ別に責任陳列。萬年工事中!

    2002.01.01
  • ものぐさ本舗を更新。 No.015 春日若宮御祭参向記---日本人の「夜」について
     「天神祭とだんじり」所収の「春日若宮御祭(おんまつり)・雑考」の舞台裏と日本人の「夜」について。

    2001.12.23
  • 天神祭とだんじりを更新。 春日若宮御祭(おんまつり)・雑考
     まもなくご生誕1000年を迎える若宮様を奉斎する大和第一の大祭、春日若宮御祭の起源・意義・構造などを考察する。

    2001.12.02
  • ニッポン民俗学を更新。 No.065 太陽の道---アマテラスとオホアナムチ
     常世に通じる「大穴」で、死と再生を繰り返す「太陽=アマテラス」は、奈良盆地南部を東西に貫く「太陽の道」を天がけていた。

    2001.11.10
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.048 VOA(ボイス・オブ・アフガン)
     カブールが「陥落」した。しかし果たしてその「喜び」はアフガンに満ちるものであり、望まれていた「贈り物」なのだろうか。

    2001.11.10
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.047 これは21世紀「新世界秩序」建設のための米国の戦争である---「衰退する日本」付き
     アフガン「戦争」の意味を21世紀の「新世界秩序」と「文明」という言葉から考える。また、「新世界秩序」の中の日本を想う。

    2001.09.30
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.046 アメリカの「正義の戦争」は誰に対する誰のための戦争か
     映画の「文体」から、国際テロ集団の殲滅を大義とした初の「世界戦争」を始めようとする「陰謀としてのアメリカ」を解剖する。

    2001.09.24
  • ものぐさ本舗を更新。 No.014 鶏林望見(第五回)
     第五章「朝鮮の近代、あるいは近代の中の朝鮮」、第六章「言葉足らずの終章」で最終回です。ふう。

    2001.09.13
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.045 2001年9月11日の「ジハード」
     ニューヨークのWTCセンタービル2棟が、無用な「大仏」と決めつけられたのではない。アメリカそのものが偶像とされたのである。

    2001.09.08
  • ものぐさ本舗を更新。 No.013 鶏林望見(第四回)
     五百余年続いた李氏朝鮮王朝の青年期について、文治主義・中央集権体制、儒者の党争、倭人と胡人の襲来を採り上げる。

    2001.09.02
  • ものぐさ本舗を更新。 No.012 鶏林望見(第三回)
     三国を統一した新羅、これを承けた高麗と朝鮮の王朝。それは再統合と外寇と党争、そして民衆の涙史であった。

    2001.09.01
  • ものぐさ本舗を更新。 No.011 鶏林望見(第二回)
     「朝鮮民族」の「始まり」について。檀君の「古朝鮮」の意味や、「朝鮮」と「韓」という二つの源を考える。

    2001.08.29
  • ものぐさ本舗を更新。 No.010 鶏林望見(第一回)
     「歴史教科書」問題から浮かんだ問題意識から、「韓国」あるいは「朝鮮」の歴史についていろいろ考えてみようという連作エッセイ。

    2001.08.13
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.044 靖国神社参拝問題の周辺と日本人
     靖国神社参拝問題は、果たして小泉首相だけが「熟慮」し、決断しなければならない問題なのか。問題の周辺を考える。

    2001.07.21
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.043 環境保護運動とは人間の人間による人間のための茶番である
     諫早湾干拓のギロチン堰、柏崎刈羽原発の住民投票否決、京都議定書、と環境問題が再び喧しい。鉄槌を一つ落としておこう。

    2001.07.17
  • ものぐさ本舗を更新。 No.009 インターネット時代の著作権---デジタル複製技術と「オリジナル」の運命
     ベンヤミンが評価したアナログ複製技術はいまやデジタル複製技術へと跳躍し、それはポストモダンの扉を開いた。

    2001.06.17
  • ニッポン民俗学を更新。 No.064 かぐや姫考---『竹取物語』の出生をめぐる物語
     かぐや姫はどこからわがニッポンに舞い降りたのか。隼人の水先案内で竹の舟に乗って太洋に漕ぎ出す汎アジアへの旅へ。

    2001.06.03
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.042 「記者クラブ」---大メディア・カルテル・ファシズム
     私たちは、情報カルテルによって操作されたニュースを押し付けられている。「記者クラブ」というタカリとそのファシズム。

    2001.05.20
  • ニッポン民俗学を更新。 No.063 『古事記』とは何か---和銅年間に挿入された「近代日本の聖典」
     『古事記』は712年の勅撰書なぞではない。『古事記』とは何かという問うことは、「日本人とは何か」という封印された問いを問うことである。

    2001.05.05
  • ニッポン民俗学を更新。 No.062 和漢二重複線言語・日本語の歴史
     日本語の探究・序説。列島の無文字時代から形成・完成・普及期を辿る。さらに日本語の持つ和漢二重性の意味とその陥穽に言及する。

    2001.04.28
  • ニッポン民俗学を更新。 No.061 「日本」という国名の読み方について
     「ニッポン」か「ニホン」か。しかしどちらしても音読み(中国語系の読み)である。「ニホン」という言葉の物語。

    2001.04.22
  • ニッポン民俗学を更新。 No.060 数詞からニッポン人を考える
     「1・2・3・…」の読み方に「イチ・ニ・サン・…」と「ひ・ふ・み・…」の二通りがあることは特異なことなのである。

    2001.04.21
  • ニッポン民俗学を更新。 No.059 「ニッポンの始まり」について---「中国」を軸に「朝鮮」を回廊にして(その5)
     第三章「中国を軸にした古代朝鮮と日本」。箕子「朝鮮」から、卑弥呼への「親魏倭王」授与と「魏志倭人伝」の秘密まで。
     第四章「日本語論へ」。半島と列島に満ちた中国人と中国語を確認し、「起承転結」を「序破急」に切り替え、後論に譲る。

    2001.04.14
  • ニッポン民俗学を更新。 No.058 「ニッポンの始まり」について---「中国」を軸に「朝鮮」を回廊にして(その4)
     第二章「倭国への道」。魏の都・洛陽から燕、遼東、半島の楽浪郡や帯方郡を経て、倭国へと続く道をたどる。

    2001.04.07
  • ニッポン民俗学を更新。 No.057 「ニッポンの始まり」について---「中国」を軸に「朝鮮」を回廊にして(その3)
     同章、後編。その後から現代に至る「中国人」の歴史。明治日本という「国民国家」が「中国」を作ったのであった。

    2001.03.31
  • ニッポン民俗学を更新。 No.056 「ニッポンの始まり」について---「中国」を軸に「朝鮮」を回廊にして(その2)
     同章、続き。「中国人」の歴史を、まず夏から元まで概観して、諸民族ブレンドとしての「中国人」を露わにする。

    2001.03.24
  • ニッポン民俗学を更新。 No.055 「ニッポンの始まり」について---「中国」を軸に「朝鮮」を回廊にして(その1)
     第一章「中国」とは何か、の前編。「中国」という自明性を問い壊す意味と、EUあるいはアメリカとしての中国。

    2001.03.23
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.041 ニッポン「低能礼賛論」を批判する
     「低能」が礼賛される時代である。しかし分かりよい単純さで、世界を読み取れるはずがない。フィクションを見る力を問う。

    2001.03.20
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.040 タリバーンの仏教遺跡破壊に思う---「歴史」と「反歴史」との闘争
     タリバーンの行為は確かに「蛮行」だろう。しかしその「野蛮」とは何であり、非難者たちが依拠する「文明」とは何なのか。

    2001.03.18
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.039 「森降ろし」劇に思う---21世紀は衆愚政治の世紀か
     マスコミによる「森降ろし」はいかなる「国民」を代表しているのか。衆愚政治への道をリードするマスコミの欺瞞を問う。

    2001.02.18
  • ニッポン民俗学を更新。 No.054 ニッポンとは「梅干し」か、それとも「ラッキョウ」か
     素っ頓狂な題名に反して、大マジメな渾身の「ニッポン・日本」論! 萬遜樹ファン必読の一品と自薦いたします。反「日本」論!

    2001.01.29
  • ニッポン民俗学を更新。 No.053 複合王朝としてのヤマト王権---葛城氏の正体
     大豪族の葛城氏とは「倭人」の王族であった。天皇家と対等な氏族たちの「連合」としてヤマト王権はあったのだ。

    2001.01.16
  • ニッポン民俗学を更新。 No.052 古代朝鮮・韓民族の形成とニッポン
     南北分裂は古代朝鮮の姿である。韓民族とは何であり、どこから来た者であるのか。「倭人」の秘密の一端にも触れよう。

    2001.01.06
  • ものぐさ本舗を更新。 No.008 永竹由幸『オペラと歌舞伎』丸善ライブラリー
     読書ノートから。双子の国民的享楽「オペラと歌舞伎」の誕生と半生。そして、その「芸」にエネルギーを蕩尽した国家の運命。

    2000.12.31
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.038 アメリカ大統領選挙の本質と秘密
     ブッシュ氏かゴア氏かという争いは茶番であることを明白にしたのが20世紀最後の米大統領選であった。その本当の意味を説き明かそう。

    2000.12.25
  • ニッポン民俗学を更新。 No.051 宇佐八幡神は新羅の神だった
     新羅から飛来した八幡神はニッポンの神となった。ただしその神は始めから習合宗教神であった。深くニッポン人の心に流れ込んだ神を見よ!

    2000.11.28
  • ニッポン民俗学を更新。 No.050 「あま」駈ける「海人」---「南洋」南島語族とニッポン人
     ニッポン人の基底を流れる「海人」の血を探る。モンゴロイドの南島語族ポリネシア人の神話とニッポン紀記神話の親近性を見よ。

    2000.11.23
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.037 ニッポン政治とニッポン人への一診断書
     ご存知、加藤紘一氏の「十一月の乱」を劇に見立て、そのニッポン性を暴くとともに、これを観劇するニッポン人の政治的自己矛盾を突く。

    2000.11.12
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.036 「ヴィジョン」なき国ニッポン
     日本には「ヴィジョン」がないと言うが、むしろそれを必要としなかった国と言うべきではないか。逆転の思考のすすめ?

    2000.11.04
  • ニッポン民俗学を更新。 No.043-044 日本人および日本の誕生に、〈付属年表〉を作成・添付!

    2000.10.29
  • ニッポン民俗学を更新。 No.049 「日本人の脳」とニッポン人の〈原始のしっぽ〉
     ニッポン人の特異性を脳科学に探る。日本語によって日本人となった私たちの脳には〈原始のしっぽ〉がついていた。

    2000.10.08
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.035 21世紀は「人民裁判」の時代か
     ユーゴのミロシェビッチ政権崩壊の報に疑いもなく歓喜する、日本人の「多数派の正義」と「ゼロサム・ゲーム」思考を憂う。

    2000.09.30
  • ニッポン民俗学を更新。 No.048 歌舞伎「勧進帳」に「天皇制」を読む
     弁慶とは何者なのか。富樫とは何者なのか。そして義経とは何者なのか。日本人の「心の形」としての「天皇制」を読む。

    2000.09.24
  • ものぐさ本舗を更新。 No.006 インテルメッツォ
     「ニッポン民俗学」の余録。シドニー・オリンピックの日本サッカー敗退を受けての一省察。

    2000.09.19
  • ニッポン民俗学を更新。 No.047 日本人と神事としてのオリンピック
     2000年ちょうどのシドニー・オリンピックが始まった。オリンピックを通して、日本人にとっての「スポーツ大会」の意味を考える。

    2000.09.16
  • ものぐさ本舗を更新。 No.005 こんな晩に…
     コワイお話です。ここから何が飛び出すかは、これからのお楽しみに…。

    2000.09.16
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.034 バカをする自由はありやなしや
     逸脱するものを「異物」と決め付ける私たちとは何者なのか。異物混入食品問題から「ウロボロス」の旅(?)へのご招待。

    2000.09.10
  • ニッポン民俗学を更新。 No.046 神の坐す風景の中のニッポン的都市文明
     古代ニッポンの「文明」化の鍵は、総合テクノロジーとしての仏教が握っていた。ニッポン人は文明化に成功したのかどうか。

    2000.09.09
  • ものぐさ本舗を更新。 No.004 フォレスト・カーター『リトル・トリー』めるくまーる
     読書ノートから。本当にインスピレーション豊かな書物とは、書評をどこまでもすり抜けてゆく。たとえば、この本がそうだ。

    2000.09.03
  • ものぐさ本舗を更新。 No.003 富岡幸一郎『使徒的人間--カール・バルト』講談社
     読書ノートから。「20世紀の落雷」カール・バルトとは何者か。その形容しがたい衝撃を詩の形に記してみた。

    2000.09.01
  • ものぐさ本舗を更新。 ★会員制ML[マンソンンジュくらぶ]開設
     萬遜樹ワールド・ファンのためのメーリング・リストを、ついにオープン!(メルマガ「ものぐさ本舗」購読者限定)

    2000.08.30
  • ニッポン民俗学を更新。 No.045 日本人の「ふるさと」と和心(やまとごころ)
     日本人の「ふるさと」の原風景とは? そこで生まれた和心(やまとごころ)とは? やさしくやわらかく…。

    2000.08.27
  • ものぐさ本舗を更新。 No.002 松浦寛『ユダヤ陰謀説の正体』ちくま新書
     読書ノートから。「ユダヤ」は「グローバル・スタンダード」の陰謀だった。裏のまた裏を読んで、日本のナショナリズムを守る?

    2000.08.24
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.033 「アキレスと亀」のパラドックスとしての現代欲望論
     資本主義によってコントロールされた現代の欲望は、人間の生きる時間を無限に分割し、ついには人間を動けなくしてしまう。

    2000.08.20
  • ものぐさ本舗を更新。 No.001 一橋文哉『オウム帝国の正体』新潮社
     読書ノートから。オウムは一つの「客」にすぎなかった。現代日本の暗黒「ビジネス」の構造を学ぼう。

    2000.08.17
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.032 「無縁」の思想と「輪廻」の思想
     少年少女から大人までの「世紀末」犯罪発生の淵源を「無縁」の思想と捉え、これに「あの世」感覚、「輪廻」の思想を対置した。

    2000.07.31
  • ニッポン民俗学を更新。 No.043-044 日本人および日本の誕生
     日本人および日本がいかに形成されたのか、モンゴロイドや日本列島の始まりから律令国家の成立までを一気呵成に描破する。

    2000.07.01
  • ニッポン民俗学を更新。 No.042 クマノ・マジカル・ミステリー・ツアー(その5)
     紀記神話との熊野の関わり、特に出雲神話の影を読む。「神代」ならぬ「常世」の神としてのスサノヲ、イザナギ、イザナミの姿。

    2000.07.01
  • ニッポン民俗学を更新。 No.041 クマノ・マジカル・ミステリー・ツアー(その4)
     補陀落渡海の船出を見送り、熊野川をさかのぼろう。本宮の神の正体を見届け、熊野三社権現の成立を説く。そして再び、始源へ。

    2000.07.01
  • ニッポン民俗学を更新。 No.040 クマノ・マジカル・ミステリー・ツアー(その3)
     旅は海べりの辺路をたどり、那智・妙法山へ向かう。法華行者の誦経の声が大滝にこだまし、観音の化身・飛瀧権現が姿を現して…。

    2000.06.24
  • ニッポン民俗学を更新。 No.039 クマノ・マジカル・ミステリー・ツアー(その2)
     まずは新宮の熊野速玉神の秘密から明かそうか。常世の波が寄せる熊野灘には巨岩が立ち並ぶ。熊野川河口には、神倉社と阿須賀社が…。

    2000.06.24
  • ニッポン民俗学を更新。 No.038 クマノ・マジカル・ミステリー・ツアー(その1)
     聖地かそれとも魔境か、熊野への参入行。(その1)は熊野までの道案内。先達は修験の宇多法皇。後醍醐天皇の異形もすばらしい。

    2000.06.17
  • ものぐさ本舗をリニューアル!
     「吉外井戸のある村」「ニッポン民俗学」に続く、3つ目のメルマガ「ものぐさ本舗」を発刊します。萬遜樹ファン(?)のための「その他いろいろ」系の話題が満載です。ぜひともご併読をお願い申し上げます。

    2000.06.10
  • ニッポン民俗学を更新。 No.037 天王寺・天王、八王子・王子、そして権現
     天王寺には四天王がすむ。牛頭天王の子どもは八王子。そして熊野の王子とは何か。地名の中につながりを探り、山に分け入る。

    2000.06.02
  • ニッポン民俗学を更新。 No.036 「ルネッサンス人」秀吉と吉田神道
     豊国大明神として祀られた秀吉の朝鮮出兵の秘密を、世界史のうねりから、そして吉田兼倶の超日本主義神道神学から解く。

    2000.05.08
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.031 ニッポン的「言霊」習合論
     自民党長期政権を一撃で倒した小沢一郎氏の言霊から説き起こし、ニッポンを徘徊する、「ハゲ」から最強の「民主主義」まで、本邦言霊案内。

    2000.05.06
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.030 「17歳」凶悪犯たちの過去は現在を語りうるか
     事件の動機を何とか過去に探ろうとする私たちの「解明」の姿勢に誤りはないか。事件解明というもう一つの「犯罪」を究明する。

    2000.04.30
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.029 「日の丸・君が代」問題とは何か
     日の丸は犯罪旗か。「英語第二公用語」論を援用して、そのウチ・ソトの転倒思考を斬る。日本人は国内問題を対外問題と考えている。

    2000.04.03
  • ニッポン民俗学を更新。 No.035 山岳「ニッポン教」と修二会「悔過」の謎
     「修二会シリーズ三連作」完結編!「ニッポン教」の素描、春日社や興福寺の秘密解明もあります。

    2000.03.20
  • ニッポン民俗学を更新。 No.034 日本人にとっての仏教とは何か・序説
     仏教はインド起源の一宗教であるという「偏見」を廃し、実態としての日本人にとっての仏教を「ニッポン教」として明示する。

    2000.03.08
  • ニッポン民俗学を更新。 No.033 お水取り(修二会)の舞台、すなわち東大寺二月堂の半歴史的考察
     力作! 謎だらけの修二会を「東大寺二月堂」という舞台から解明する、お水取りシリーズ第2弾。観音様や光明皇太后が大活躍?

    2000.02.28
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.028 現代日本における公共空間
     日本人の「公共」空間は死んだ。「世間」は「私」空間に圧殺された。「民主主義」は早い者勝ちの「自由」を教えただけではないか。

    2000.02.22
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.027 鏡を持たない日本人とマレビトとしての文法の神
     「グローバル・スタンダード」に従順する日本人とは何か。経済から「氷山」「文法」へ。そして外来の神としての「標準」。

    2000.02.10
  • ニッポン民俗学を更新。 No.032 『歎異抄』と誤解された親鸞
     「聖徳太子の生まれ変わり」親鸞は『歎異抄』に正しく伝えられているのか。近代人によって勝手に誤解されている親鸞を救う試み。

    2000.01.21
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.026 2000年問題と21世紀問題---「両替」できない価値
     馬鹿らしい「2000年問題」は終わったが、「21世紀問題」とも言うべき根本問題が始まっている。貨幣による価値独占を徹底批判する。

    2000.01.05
  • ニッポン民俗学を更新。 No.031 「日本の祭り」としての「忠臣蔵」
     歳末の「風物詩」とも言える「忠臣蔵」の重層構造を「日本の祭り」として解く。それは初春の祭りでもあったりして…。

    99.12.15
  • ニッポン民俗学を更新。 No.030 ニッポン的霊性
     何かと話題の「宗教」だが、日本人にとっての「宗教」とは何か。日本人にとって「宗教」よりも基底的な「霊性」を合わせて考える。

    99.11.19
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.025 「わかる」ことしかわかろうとしない時代
     すべてが「わかる」ことはすばらしいことか。「ホンモノ」こそ安っぽい作り物ではないか。逆説的、かつ皮肉たっぷりに現代批判を。

    99.11.13
  • ニッポン民俗学を更新。 No.029 奇数の文化と偶数の文化
     和歌の「五・七・五・七・七」や「三・三・七拍子」など、の日本文化は「奇数」で出来ている!? では「新二千円札」の発行とは何なのか。

    99.10.23
  • ニッポン民俗学を更新。 No.028 和歌あるいは花札としての日本
     和歌は「日本」そのものである。「百人一首」の言葉を絵に置き換えたものが「花札」である。天皇制と和歌(=花札)というテーマ。

    99.10.13
  • ニッポン民俗学を更新。 No.027 エヴァンゲリオン・生命の海・祖霊
     なぜ『エヴァンゲリオン』は、日本で制作され、しかもたいへんなブームを巻き起こしたのか。日本人の深層の心を語る物語として解明する。

    99.09.24
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.024 死ねない脳とクローン牛肉を食べること
     「脳死」は、皮肉なことに「脳生」(死ねない脳)をきっと生むであろう。そしてその脳はクローン牛肉を食べはじめる…?

    99.09.23
  • ニッポン民俗学を更新。 No.026 『リング』とケガレ意識---日本の潜在文化としてのケガレ
     おなじみ「ケガレ」を流行りの『リング』を通して考える。この呪いはいまも私たちの中に生き続ける「ケガレ・ウイルス」だ。

    99.09.11
  • ニッポン民俗学を更新。 No.025 二人のハツクニ-シラス-スメラミコト---邪馬台国と大和朝廷
     二人の「初国知らす天皇」神武・崇神天皇、二人をつなぐ「欠史八代」、そして邪馬台国と大和朝廷。すべて解いてしまおう。

    99.09.03
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.023 覚醒剤逮捕の槇原敬之は「悪人」か---道徳まで「お上」に依存するニッポン人を嗤うべし
     法律と道徳の違い、罪人と悪人の違い、そして官と公、民と私の混同など、ニッポン人の公私感覚をスルドク解析してみよう。

    99.08.26
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.022 宗教の成立と政教分離
     西欧における「宗教」の成立を中世から説き起こし、西欧流の「政教分離」の意味を解明する。さらには日本の孤独が…。

    99.08.16
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.021 聖職について
     かつて聖職と呼ばれた教師、医師…。聖職者とは生かす者であるとともに殺す者でもある。現代における聖性の喪失を申し述べよう。

    99.08.02
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.020 人間の特権化を進める「こころの教育」の不自然さ
     子どもたちに「こころの教育」を、という議論がさかんだ。が、何が「こころの教育」なのか、よーく考えてみる必要がありそうだ。

    99.07.15
  • ニッポン民俗学を更新。 No.024 「助っ人」のニッポン神学
     野球界で活躍するガイジン「助っ人」選手たち。実は、これは日本的な発想なのだ。「勧請」の秘密と、その驚くべき業を考察する。

    99.07.08
  • ニッポン民俗学を更新。 No.023 ハレと祭りとカーニバル
     日本の正月も、リオのカーニバルも「ハレ」の祭りである。ハレとはいったい何なのか。祭りとは何なのか。円環的時間論の神話…。

    99.06.08
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.019 日本人は果たして「本音」を話すことができるか
     日本の公私は入れ子構造になっている。それを弥生時代にまで遡る。そこで失われた「郷里」や「私」は再び取り戻せるか。

    99.06.04
  • ニッポン民俗学を更新。 No.022 かごめかごめ、あるいは東天紅における転回
     童謡の「かごめかごめ」からの話。その「籠目」とは? また「夜明けの晩」とは何か。祭りは終わり、やがて鬼や幽霊も去り行く…。

    99.05.16
  • ニッポン民俗学を更新。 No.021 八十嶋祭と即位儀礼
     平安の即位儀礼の一つとして行われた「八十嶋祭」の起源を探る。紀記に記された「大八島国」という名の同盟、そしてその盟主はだれか。

    99.04.17
  • ニッポン民俗学を更新。 No.020 天皇の祭祀---収穫祭と大嘗祭と
     国家祭祀としての「新嘗祭」など一連の収穫祭から「大嘗祭」までを貫く「食」の秘儀。そして「大嘗祭」とは何かを解明する。

    99.04.10
  • ニッポン民俗学を更新。 No.019 「国つ神」葛城の神の没落
     古代の「宗教改革」によって、葛城の神は「国つ神」とされ、あげくは「流刑」される。その「葛城」とはどのような地であったのか。

    99.04.03
  • ニッポン民俗学を更新。 No.018 三輪山から伊勢へ
     三輪山の神は「大物主神」とされている。しかしこの三輪山にはかつて大王家の神が坐しました。三輪山にいかなることが起こったのか?

    99.03.28
  • ニッポン民俗学を更新。 No.017 「天皇」の誕生
     「大王」として壬申の乱を勝ち抜いた天武帝が「天皇」を初めて名のった。しかしその聖性の獲得は同時に脱政治性をはらむものであった。

    99.03.23
  • ニッポン民俗学を更新。 No.016 日本の祭り(祀り)の古形を求めて
     社は宮ではない。神が降りた神座の前で行なわれた祭りこそ古形である。そこを「やしろ」と言う。それは「ひもろぎ」である。三輪山は…。

    99.03.14
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.018 日本の脳死臓器移植を再考する
     「脳死は人の死か」は、問題を矮小化する問い方ではないか。日本人にとっての「臓器移植」の意味を再考する。

    99.03.13
  • 天神祭とだんじりを更新。 珍祭「へとまと」考
     長崎県・五島列島の珍祭と言われる「へとまと」を考察する。日本の正月と中国の春の結合、そして「火」祭り、「スス」のなぞ…。

    99.03.07
  • 天神祭とだんじりを更新。 天満宮の成立---御霊・崇り神から天神様へ(後編)
     道真公の怨霊出現! 平将門も登場! 日蔵道賢の冥界巡りとは? 「天満大自在天」の秘密とは? いよいよ、完結編。

    99.03.02
  • 天神祭とだんじりを更新。 天満宮の成立---御霊・崇り神から天神様へ(前編)
     「通りゃんせ」でおなじみの天神様だが、「天神」は本来、雷雨神だった。それと「牛」との結びつきを「祇園御霊会」を仲立ちに探る。

    99.02.28
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.017 「異形」として近代「日本」---日本の「公私」混同
     明治維新とは一つの「隠蔽」であった。それは欧米近代国家の「言葉」に、自らをなぞらえることであった。日本の宗教、そして政治…。

    99.02.23
  • 吉外井戸のある村を更新。 No.016 「自明性の喪失」、そして「努力の時代の終焉」
     作家とは狂わない狂者である。世の中の「当たり前」という自明性を疑いながら生きることはできるか。

    99.02.22
  • ニッポン民俗学を更新。 No.015 東大寺二月堂「修二会」に隠された「日本」
     「お水取り」で知られる東大寺二月堂修二会。この仏教法会は、実は日本的な正月行事でもある。他にもいろいろ取り混ぜての大サービス!

    99.02.19
  • 人間学研究所トップページを大改組!
     97年末に、異星人系バルタンりんくがブレイクしたが、98年秋からは社会時評系臨床社会学「吉外井戸のある村」 そして民俗・宗教系ニッポン民俗学に注力中である。無料メルマガも発行中デッス!

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